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【限定品】ヴァシィーナ 2021

Vecina

生産者: ボンド

Bond

希望小売価格 158,000 円(税別)

ヴィンテージ 2021年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 オークヴィル/ Oakville
ワイナリーのすぐ南東、オークヴィル西の麓に位置する
備考 99P JamesSuckling.com, January 2024

詳細データ MORE

ワインメーカー コーリー・エンプティング/ Cory Empting
醸造
熟成
土壌 火山性砂岩土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数
品番 1BO1M51121
JAN
入数 3
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コメント

ボルドーに例えると圧倒的で華麗なるシャトー・ラフィット・ロートシルト

ワイン名はスペイン語で「隣人」。ボンド・ワイナリーのすぐ南東に位置し、文字通りお隣。火山性砂岩土壌の段々畑はオークヴィル西の麓にあり、初ヴィンテージは1999年。黒系果実、ハーブ、森林のニュアンスが爆発するように現れ、タンニンはソフトでしなやかながら奥深く広がり、重いだけでなく複雑さが加わる。一つ格上に上がった感はヴァッシーナに使う区画の樹齢が高くなって来た為と思われる。

“ヴァシーナ/ Vecina”

美しい段々畑でオークヴィルの西の麓に位置し、朝日を享受する。
初ヴィンテージは1999年でボンドが初めてワインを発表した時、メルバリーと共に華々しいデビューを飾った。
ヴァシィーナの葡萄はどの年もゆっくりと時間をかけて熟し、常に豊潤なブラックベリー、森林のニュアンスを持ち、力強く魅力的なダークチョコのような旨味が特徴。

ヴィンテージ情報

2021年の乾燥した気候条件は、2020年と多くの点で酷似していた。そのためブドウ樹は早い段階で、自らの力を熟度と均整に向けて集中させた。しかし、その似たような状況がもたらした結果は、非常に異なるものであった。前のヴィンテージでは、静かで自信に満ちたレジリエンス(回復力)が見られ、それがまるで結晶のように透明感と優雅さを備えたワインを生んだ。対して2021年には、その精神がエネルギーの奔出となって花開き、構造、複雑さ、奥行きを備えた、より大胆で独立したワインが誕生した。

例年では5つのクリュの中で最後に収穫されることの多いヴァシィーナが、2021年は驚くべきことに最も早く収穫を終えた。収穫は8月30日に始まり、最終的に9月10日に完了した。

テイスティング・コメント

例年になく早い収穫を迎えたが、2021年もこの区画の揺るぎない個性をしっかりと示している。濃墨のような色調を湛え、完熟したブラックベリーとヨードの香りが漂う。力強い構成のワインで、口に含んだ瞬間から勢いよく立ち上がり、全てを充たすと滝のようになめらかに流れ落ち、静かな深淵へと溶け込んでいく。 重厚さは次第に和らぎ、波紋のように穏やかに広がりながら、優雅な余韻となる。

ジェームス・サックリンのコメント

クロスグリやブラックベリーに加え、森林や樹皮を思わせる香りが広がる。やがてグラファイトのニュアンスへと移ろう。タンニンは滑らかに丸みを帯びているが、引き締まって密度があり、上質なビロードのような質感をもたらしている。芯のあり、じっくりと向かい合いたくなるワイン。飲み頃は2028年以降。

99P James Suckling dated March 2023 by James Suckling

畑情報

ヴァシィーナの畑は4.45ヘクタール、標高67-101m、東向き斜面、堅い岩盤の上に小石や粗い砂が混じる川が堆積物を運び積み重なった土壌。

畑全体の中でも標高の高い区画を毎年、ヴァシィーナ専用に使う。

ヴァシーナはスペイン語で「隣人」を意味する。

何故ならばこの畑はボンドのワイナリーやハーランの畑すぐ南東に位置し、まさに隣にある為。

About the Producer

生産者情報