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ヴァシィーナ 2019

Vecina

生産者: ボンド

Bond

希望小売価格 135,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
備考 99P Wine Advocate April, 2023 by Joe Czerwinski

詳細データ MORE

ワインメーカー コーリー・エンプティング/ Cory Empting
醸造
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.5%
品番 1BO1M51119
JAN 無し
入数 3
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コメント

ボルドーに例えると圧倒的で華麗なるシャトー・ラフィット・ロートシルト

ワイン名はスペイン語で「隣人」。ボンド・ワイナリーのすぐ南東に位置し、文字通りお隣です。火山性砂岩土壌の段々畑はオークヴィル西の麓にあり、初ヴィンテージは1999年。黒系果実、ハーブ、森林のニュアンスが爆発するように現れ、タンニンはソフトでしなやかながら奥深く広がり、重いだけでなく複雑さが加わる。一つ格上に上がった感はヴァッシーナに使う区画の樹齢が高くなって来た為と思われる。

“ヴァシーナ/ Vecina”

美しい段々畑でオークヴィルの西の麓に位置し、朝日を享受する。
初ヴィンテージは1999年でボンドが初めてワインを発表した時、メルバリーと共に華々しいデビューを飾った。
ヴァシィーナの葡萄はどの年もゆっくりと時間をかけて熟し、常に豊潤なブラックベリー、森林のニュアンスを持ち、力強く魅力的なダークチョコのような旨味が特徴。

ヴィンテージ情報

2019年は、2012年の記録に並ぶ発芽の遅い年。
しかしこの畑では夏の終わりに通年に追いつき、非常に順調な生育が進み、葡萄の房も通年に優る良好な状態で、他の4つの畑より早い9月18日に収穫が始まり、10回に分けて収穫が行われ10月9日終了、素晴らしい葡萄を収穫できた。

テイスティング・コメント

2019年のヴァシィーナの味わいは肩幅が広いイメージを持ち、じっくりと完熟し、特徴であるベリー系の旨味と力強いタンニンのメリハリが際立つ。
樹齢の高い樹は地中に深く根を伸ばし、どのような気候であってもその特徴を華やかに描き出す。
口当たりは非常にしなやかで華やかなアロマが満ち溢れ、重厚なタンニンと凝縮した果実の旨味が口中隅々まで広がる。
その余韻は遥かな異次元にまで導いてくれるようだ。
ボルドーに例えると圧倒的で華麗なるシャトー・ラフィット・ロートシルト
99P Wine Advocate April, 2023 by Joe Czerwinski

畑情報

ヴァシィーナの畑は4.45ヘクタール、標高67-101m、東向き斜面、堅い岩盤の上に小石や粗い砂が混じる川が堆積物を運び積み重なった土壌。

畑全体の中でも標高の高い区画を毎年、ヴァシィーナ専用に使う。

ヴァシーナはスペイン語で「隣人」を意味する。

何故ならばこの畑はボンドのワイナリーやハーランの畑すぐ南東に位置し、まさに隣にある為。

BOND ボンド

ナパ・ヴァレーのグラン・クリュ・ワイン。究極のカベルネ・ソーヴィニヨンのテロワールをシングル・ヴィンヤードから表現

Oakville, Napa Valley

Bond ボンド

ボンドの経営者はビル・ハーラン、醸造責任者はボブ・レヴィー、ワインメーカーはコーリー・エンプティング。名実ともにハーランの兄弟ブランド。ハーランがオークヴィルの偉大なボルドー・クラシック・ブレンドのトップを目指し、ボンドはカベルネ・ソーヴィニヨンの単一畑でテロワールの個性を表現するブルゴーニュのグラン・クリュのスタイルを目指す。ナパ・ヴァレーのグラン・クリュに値すると言われる5つの畑は25年をかけて、80以上の畑から慎重に選び抜かれたもので、ハーランと同じ哲学、同じチーム、同じ水準で5つのワインはそれぞれにナパ・ヴァレーの素晴らしいテロワールを鮮明に描きだす。

ボンドは、ナパ・ヴァレーで栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨン品種で、様々なテロワールの違いを究極に表現したワインを造り出すことを目標に掲げています。
明確なヴィジョンを持ったオーナーのビル・ハーランが、ディレクターのボブ・レヴィーとともに、20年以上のリース契約を結んだ5つの畑からワインを造りつづけています。

この5つの畑は25年をかけて、80以上の畑から慎重に選び抜かれたものです。
ビル・ハーランが目指しているものはブルゴーニュのグラン・クリュ・ワインと同品質・価値のワインを、品種をカベルネ・ソーヴィニヨンにかえて、ナパ・ヴァレーで造ることです。

「ボンド」ブランドのもと、同じ哲学、同じチーム、同じ水準で5つのワインはそれぞれにナパ・ヴァレーの素晴らしいテロワールを鮮明に描きだしています。
各畑の所有者と時間をかけて信頼できる関係を築き、栽培管理に途方もない時間、労力、心血を注いでいます。
それぞれの畑の持ち味と特徴を解き明かし、栽培農家、チーム、顧客への信頼を担うことを今後の信念としております。

ボンドの女神のロゴに3つの言葉が描かれています。
FRIENDSHIP, CHARACTER, TRUST ボンドのラベルは19世紀の銀行証券を現代風にアレンジしています。

ウイリアム(ビル)・ハーラン/オーナー

オーナーのビル・ハーランは不動産業で成功を収めた後、1970年代に故ロバート・モンダヴィと5週間かけてヨーロッパのワイナリーを訪ねたことがきっかけとなり、ワイン造りを決意。

10年のリサーチの結果、最上のワインは斜面から生まれることに着目し、オークヴィルの森林を購入・開墾・植樹し、ボルドーが数世紀かけて作り上げたボルドーのグラン・ヴァンのクォリティを20年足らずでハーラン・エステート/レッド・ワインとして造り上げました。

ボンドはブルゴーニュのようにシングル・ヴィンヤードからのアプローチ(品種はカベルネ・ソーヴィニヨンですが)でグラン・クリュを目指します。

2021年、息子のウィルにトップの椅子を譲り、世代を継ぐ200年計画を見守ります。

ロバート(ボブ)・レヴィー/ワイン・ディレクター

栽培から醸造までの責任者テクニカル・ディレクター。

1976年にU.C.Davisを卒業し、キュヴェゾンとロンバウアーにて修行の後、ビル・ハーランがメリーヴェールを設立する時に乞われてワインメーカーに就任。

ビル・ハーランは同ワイナリーを後に売却。

ボブもハーランのプロジェクトに加わり、後にボンドでも重要な役割を担い、ボンドの5つの畑の選定に関わっています。

創業以来変わらずBONDを支え続ける影の立役者。

現在は統括ディレクターとしてコーリー・エンプティング、エリー・マクエルロイと共に、ボンドの品質・名声を引き上げることに邁進しています。

コーリー・エンプティング/ワインメーカー

「若い人にチャンスを与えたい」というビル・ハーランの考えの下、2010年にBONDのワインメーカーに就任。

醸造学校を出てHarlanとBONDに入社後8年にわたりボブ・レヴィーの下で薫陶を受け、HarlanとBONDで醸造経験を積んだ。

ボブ・レヴィーが自らの半身のように考える純粋培養のワインメーカーはボブ・レヴィーの絶大な信頼を受け、生半可な覚悟では引き受けることができないハーラン・グループのワインメーカーの地位を引き継ぐ。

ビル・ハーランの信任は篤く、「今後20年はコーリーがハーラン・グループのワインを造る。」と明言しています。

今後はウィルと共にグループを牽引し、若手を育てる責務を担う。

エリー・マクエルロイ/ヴィンヤード・マネージャー

30年以上に亘りナパ・ヴァレーの畑に関わり、2001年からHarlanとBONDの栽培管理を統括してきたメアリー・マー女史の指導の元、ナパ・ヴァレー生まれ、ナパ・ヴァレー育ちのエリー・マクエルロイは2007年から、ハーラン、ボンドのヴィンヤード・チームに加入。

地道なヴィンヤードでの努力とエンジニアであったキャリアを生かしたシステマティイクな才能が開花し、2013年よりボンドのヴィンヤード・チーム・トップになり、メアリー・マーの後を任され、ヴィンヤード・マネージャーに就任。

畑での時間と俯瞰した分析能力、栽培管理チームとのコミュニケーションに優れる。

ヴィンヤード情報

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