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ソーヴィニヨン・ブラン ドライ・スタック・ヴィンヤード 2022

Sauvignon Blanc Dry Stack Vineyard

希望小売価格 7,900 円(税別)

ヴィンテージ 2022年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ソーヴィニヨン・ブラン100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ソノマ・カウンティ/ Sonoma County
ネステッドAVA、他 ベネット・ヴァレー/ Bennett Valley
ドライ・スタック・ヴィンヤード/ Dry Stack Vineyard
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー ラッセル・ビーヴァン/ Russell Bevan
醸造 ステンレス・タンク、仏産樽(フランソワ・フレール)で醗酵・熟成
熟成 ノンフィルター
土壌 海洋性のゴールドリッジ土壌、火山灰堆積土壌や礫が混在
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.8%
品番 1BEVA22122
JAN 無し
入数 12
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コメント

無濾過の為、靄がかかっています。ベネット・ヴァレー(ソノマ・マウンテンの北小高い丘に囲まれた2003年にAVA認定の小さな谷)、畑名は積み上げられた石垣から命名。冷たい風・霧が滞留、土壌はゴールドリッジ細かい白い砂に軽い火山灰堆積土壌や礫が混在。特別なイタリアン・クローンを低収量で栽培。驚くほどリッチで濃厚。独特な個性。

テクニカル情報

栽培・醸造:特別に皮の厚いイタリアン・クローンのソーヴィニヨン・ブランを低収量で栽培。
ステンレスタンクと仏産フランソワ・フレールの樽で醗酵・熟成。無濾過で瓶詰。ノン・フィルター(無濾過)の為、靄がかかったように見えます。うまみが削られていない証拠です。(フランスではコシュ・デュリ、カリフォルニアではオーベールによく見られる傾向です。ソーヴィニヨン・ブランでは珍しく、オレンジ・ワイン(果皮浸漬)ではなく、果皮が厚い独特のクローンを低収量で栽培、旨味を大切にした造り方故です。)

テイスティング・コメント

驚くほどリッチで濃厚。
キャラメリゼした柑橘類、スイカズラ、オレンジの花、ブリオッシュなどの華やかなブーケがあり、偉大なグラン・クリュの白が持つ質感。
他のソーヴィニヨン・ブランにはない独特な味わいが印象的、熟成も期待できる。

AVA:ベネット・ヴァレー

ソノマ・マウンテンの北から、サンタ・ローザの街に向かう小高い丘に囲まれた2003年にAVAに認定された小さな谷。
ペタルマ・ギャップから吹き込む冷たい風と霧が夜から朝にかけて谷に引き込まれるように入り、涼しく長い生育期間をもたらす。

畑情報

ピーター・ジョーンズ&マリー・ヤング夫妻が所有し小規模ワイナリーに葡萄を供給すると共に、親族で自分たちのブランド「Aesthete/アスティート」をリリース。

メジャー品種ではなく、シラー、グルナッシュ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールなどを栽培。

畑の名前は葡萄栽培をする前から西側の丘のテラス上になった土地に積み上げられた石垣があったことから命名。

ヴァレーの北西に位置し、特に冷たい風・霧が滞留する。

土壌は海洋性のゴールドリッジで細かい白い砂と粘土に、ソノマ・マウンテンからの軽い火山灰堆積土壌や礫が混在。

水はけと保水性のバランスが良く、涼しい年は酸が際立ち、暖かい年はリッチな果実となる。

BEVAN CELLARS ビーヴァン・セラーズ

ワイン・マニアからパーカー100ポイントゲッターへの道は徹底したこだわりと先見の明、将来有望な畑の選定眼は驚異的

Bevan Cellars ビーヴァン・セラーズ

オーナー・ワインメーカーのラッセル・ビーヴァンは、情熱的なワイン・ラバーでウェブにワイン・コラムを書く取材でナパ・ヴァレー、ソノマを訪れ様々な醸造家達と出会う中、2004年にはソノマに移住しビーヴァン・セラーズを設立。自分のテイスティングを信じ、造りたいワインを強く念頭に置き、葡萄の調達から、醸造に至るまで徹底的にこだわることがポリシー。2013年のプレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得($75,000/120本)。その後むずかしい2011VTGにもかかわらず、パーカー・ポイント100点を獲得。現在では確定+暫定100点を13ワインで獲得するというワイン・マニアから自身で100点満点ワインを造る離れ業を達成し進化は止まらない。

プレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得

ソノマ生まれのラッセル・ビーヴァンは、1995年当時はアメリカ中西部に住みデンタルケア製品の会社に勤めていた。

その後、後に妻となる歯科衛生士のヴィクトリア・デ・クレシェンツォと出会った。

二人の共通の趣味はワインで、ブラインド・テイスティングを楽しんでいた。

その後、多くの情熱的なワイン・ラバーとインターネットを通じて知り合うことになり、趣味が高じてウェブにワイン・コラムを書いたり、その取材やオフ会などを兼ねてナパ・ヴァレー、ソノマへ定期的にツアーを組んでいた。

その結果、様々なワイナリーを訪問し、醸造家達と出会う機会が広がった。


フィリップ・トーニからはワイン造りにおける細部までの配慮を聞き、ボブ・フォーリーがどのようにして葡萄の収穫時期を見極めるのか(ラボに頼らず)を知り、グレッグ・ラフォレからはワイン造りにおいては些細なことでも慎重に検討しなければならないこと(それは例え小さな決定でも最終的にワインに多大なる影響を及ぼすから)を学んだ。


2004年にはソノマに移住し、自宅の庭にシラーを植樹した。その年にビーヴァン・セラーズを設立。

早速ナパ・ヴァレー、オークヴィルのショーケット・ヴィンヤード(後のピーター・マイケル自社畑オー・パルディス)のカル・ショーケットとの交流により葡萄を調達し、初めてのワイン造りをスタートした。

ラッセルは正式に醸造学校に行ったり、ワイナリーで研修したりすることもなく、自身のワインを造ることになったわけだ。

最初の葡萄が運びこまれた時に、ワイン仲間十数人に招集をかけ、素人の手作業で選果を16時間もかけて徹底的に未熟な葡萄の粒を取り除くことに注力した。

もう全員がヘトヘト状態になったその当時のことが今でもワイン造りの大事なポリシーになっている。

自分のテイスティングを信じ、造りたいワインを強く念頭に置き、葡萄の調達から醸造に至るまで徹底的にこだわることがビーヴァン・セラーズのポリシーであり、初ヴィンテージから現在に至るまで貫いている。


栽培家やワイナリーオーナーと密接な関係を築き、ヴィンテージ毎に畑を増やし、シングル・ヴィンヤード名ワインを中心に造り、数種のマルチ・ヴィンヤードのボルドー品種のレッド・ワインも造っている。

またソノマやサンタ・リタ・ヒルズからシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シラーも造っている。2013年のプレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得($75,000/120本)。

同じ年、むずかしい2011VTGにもかかわらず、遂にパーカー・ポイント100点を獲得した。

その後も現在の2019VTGまでに確定+暫定100点を11ワインで獲得するという素人から100点満点ワインを造り上げるという離れ業をやってのけた。

造るアイテムは多いが各生産量は非常に少ないため、日本へは限定アイテムのみ輸入がかなった。

オーナー・ワインメーカー/ラッセル・ビーヴァン&パートナー/ヴィクトリア・デ・クレシェンツォ