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ピノ・ノワール ペタルマ・ギャップ ソノマ・コースト 2021

Pinot Noir Petarma Gap Sonoma Coast

希望小売価格 14,500 円(税別)

ヴィンテージ 2021年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ピノ・ノワール100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ソノマ・コースト/ Sonoma Coast
ネステッドAVA、他 ペタルマ・ギャップ / Petaluma Gap
備考 在庫僅少

詳細データ MORE

ワインメーカー ラッセル・ビーヴァン/ Russell Bevan
醸造
熟成 仏産樽(フランソワ・フレール)伊産樽(ガンバ)等数種類のメーカーを使い熟成。ノンフィルター。
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.9%
品番 1BEVI22121
JAN 無し
入数 12
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コメント

ペタルマ・ギャップにある複数の畑のブレンド。涼しいペタルマ・ギャップの中でもやや東の地区の斜面にあり、日中に十分な日照を確保できる畑が中心。仏産樽熟成。自然に澱が落ちるのを待ち、無濾過、人工的な清澄は行わない為、ピノ・ノワールでも不透明な状態、旨味が削られない方法と信じて造っている。なめらかな口当たり、味わいは豪華で濃厚。タンニンはとてもしなやか。濃いブルー系ベリーと美しいオレンジの風味、印象的なスパイシー感と幾重にも重なる複雑味。

テクニカル情報

仏産樽(フランソワ・フレール、ガンバ等、数種類のメーカーを使う)で熟成。自然に澱が落ちるのを待ち、無濾過で瓶詰。

テイスティング・コメント

オーナーのラッセル曰く「2021年の特徴はその口当たりのなめらかさにある。味わいは豪華で濃厚。タンニンはとてもしなやかで、何度も杯を重ねて飲み続けてしまうほど。カレラ・クローンからの濃いブルー系ベリーと、美しいオレンジの風味、印象的なスパイシー感と幾重にも重なる複雑味があり、非常に魅惑的なピノ・ノワールに仕上がっている。」

畑情報

ペタルマ・ギャップ/ Petaluma Gap
ビーヴァン・セラーズではこれまでに複数の地区のシングル・ヴィンヤードでピノ・ノワールを造ってきた。ソノマだけでなくサンタ・リタ・ヒルズの畑からもリリースした。近年ではペタルマ・ギャップにある複数の畑のブレンドでリリースしている。ヴィンテージにより畑のセレクションは変わるが、基本的に涼しいペタルマ・ギャップの中でもやや東の地区の斜面にあり、日中に十分な日照を確保できる畑が中心となっている。

BEVAN CELLARS ビーヴァン・セラーズ

ワイン・マニアからパーカー100ポイントゲッターへの道は徹底したこだわりと先見の明、将来有望な畑の選定眼は驚異的

Bevan Cellars ビーヴァン・セラーズ

オーナー・ワインメーカーのラッセル・ビーヴァンは、情熱的なワイン・ラバーでウェブにワイン・コラムを書く取材でナパ・ヴァレー、ソノマを訪れ様々な醸造家達と出会う中、2004年にはソノマに移住しビーヴァン・セラーズを設立。自分のテイスティングを信じ、造りたいワインを強く念頭に置き、葡萄の調達から、醸造に至るまで徹底的にこだわることがポリシー。2013年のプレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得($75,000/120本)。その後むずかしい2011VTGにもかかわらず、パーカー・ポイント100点を獲得。現在では確定+暫定100点を13ワインで獲得するというワイン・マニアから自身で100点満点ワインを造る離れ業を達成し進化は止まらない。

プレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得

ソノマ生まれのラッセル・ビーヴァンは、1995年当時はアメリカ中西部に住みデンタルケア製品の会社に勤めていた。

その後、後に妻となる歯科衛生士のヴィクトリア・デ・クレシェンツォと出会った。

二人の共通の趣味はワインで、ブラインド・テイスティングを楽しんでいた。

その後、多くの情熱的なワイン・ラバーとインターネットを通じて知り合うことになり、趣味が高じてウェブにワイン・コラムを書いたり、その取材やオフ会などを兼ねてナパ・ヴァレー、ソノマへ定期的にツアーを組んでいた。

その結果、様々なワイナリーを訪問し、醸造家達と出会う機会が広がった。


フィリップ・トーニからはワイン造りにおける細部までの配慮を聞き、ボブ・フォーリーがどのようにして葡萄の収穫時期を見極めるのか(ラボに頼らず)を知り、グレッグ・ラフォレからはワイン造りにおいては些細なことでも慎重に検討しなければならないこと(それは例え小さな決定でも最終的にワインに多大なる影響を及ぼすから)を学んだ。


2004年にはソノマに移住し、自宅の庭にシラーを植樹した。その年にビーヴァン・セラーズを設立。

早速ナパ・ヴァレー、オークヴィルのショーケット・ヴィンヤード(後のピーター・マイケル自社畑オー・パルディス)のカル・ショーケットとの交流により葡萄を調達し、初めてのワイン造りをスタートした。

ラッセルは正式に醸造学校に行ったり、ワイナリーで研修したりすることもなく、自身のワインを造ることになったわけだ。

最初の葡萄が運びこまれた時に、ワイン仲間十数人に招集をかけ、素人の手作業で選果を16時間もかけて徹底的に未熟な葡萄の粒を取り除くことに注力した。

もう全員がヘトヘト状態になったその当時のことが今でもワイン造りの大事なポリシーになっている。

自分のテイスティングを信じ、造りたいワインを強く念頭に置き、葡萄の調達から醸造に至るまで徹底的にこだわることがビーヴァン・セラーズのポリシーであり、初ヴィンテージから現在に至るまで貫いている。


栽培家やワイナリーオーナーと密接な関係を築き、ヴィンテージ毎に畑を増やし、シングル・ヴィンヤード名ワインを中心に造り、数種のマルチ・ヴィンヤードのボルドー品種のレッド・ワインも造っている。

またソノマやサンタ・リタ・ヒルズからシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シラーも造っている。2013年のプレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得($75,000/120本)。

同じ年、むずかしい2011VTGにもかかわらず、遂にパーカー・ポイント100点を獲得した。

その後も現在の2019VTGまでに確定+暫定100点を11ワインで獲得するという素人から100点満点ワインを造り上げるという離れ業をやってのけた。

造るアイテムは多いが各生産量は非常に少ないため、日本へは限定アイテムのみ輸入がかなった。

オーナー・ワインメーカー/ラッセル・ビーヴァン&パートナー/ヴィクトリア・デ・クレシェンツォ