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カベルネ・ソーヴィニヨン テンチ・ヴィンヤード オークヴィル ナパ・ヴァレー 2019

Cabernet Sauvignon Tench Vineyard Oakville Napa Valley

希望小売価格 39,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 オークヴィル/ Oakville
備考 98P Parker Point, May 2022 by Joe Czerwinski

詳細データ MORE

ワインメーカー ラッセル・ビーヴァン/ Russell Bevan
醸造
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 15.1%
品番 1BEVM42119
JAN 無し
入数 12
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コメント

銘醸畑がひしめくオークヴィル西斜面、スクリーミング・イーグルの隣の畑。仏産新樽熟成、何度もテイスティングを続け、熟成期間、澱引き、瓶詰のタイミングを計る。テンチの典型ともいえる非常に力強く、生き生きとした躍動感が特徴。偉大なるオークヴィルの東丘陵の鉱物的要素が凝縮されている。フル・ボディで凝縮感が強く、鉱物的なニュアンスと生き生きとした長い余韻が続く。

テクニカル情報

醸造:除梗された葡萄は粒毎に非常に厳しく選果を行い、未熟・過熟の粒は全部より分ける。
フランス産新樽にて熟成(Darnajou, Taransaud)平均で2週に一回のペースでテイスティングを 続け、熟成期間、澱引き、瓶詰のタイミングを計る

テイスティング・コメント

テンチの典型ともいえる非常に力強く、まさにモンスターと言える程、筋肉質で濃厚さが特徴。
その大物さゆえに魅惑的で、他と違う驚きを一緒に楽しむ仲間と分かち合える。
偉大なるオークヴィルの東丘陵の鉱物的要素が凝縮されている。
深く濃い黒紫色、土っぽさ、赤味肉、血の香と深煎りしたモカ・コーヒー、プラム、クレーム・ド・カシスに、様々なスパイスボックス、ミンチした肉アロマが渾然一体となっている。
フル・ボディで凝縮感が強く、鉱物的なニュアンスと生き生きとした長い余韻が続く。

畑情報

テンチ・ヴィンヤード/ Tench Vineyard
銘醸畑がひしめくオークヴィル東斜面、スクリーミング・イーグルの隣

BEVAN CELLARS ビーヴァン・セラーズ

ワイン・マニアからパーカー100ポイントゲッターへの道は徹底したこだわりと先見の明、将来有望な畑の選定眼は驚異的

Bevan Cellars ビーヴァン・セラーズ

オーナー・ワインメーカーのラッセル・ビーヴァンは、情熱的なワイン・ラバーでウェブにワイン・コラムを書く取材でナパ・ヴァレー、ソノマを訪れ様々な醸造家達と出会う中、2004年にはソノマに移住しビーヴァン・セラーズを設立。自分のテイスティングを信じ、造りたいワインを強く念頭に置き、葡萄の調達から、醸造に至るまで徹底的にこだわることがポリシー。2013年のプレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得($75,000/120本)。その後むずかしい2011VTGにもかかわらず、パーカー・ポイント100点を獲得。現在では確定+暫定100点を13ワインで獲得するというワイン・マニアから自身で100点満点ワインを造る離れ業を達成し進化は止まらない。

プレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得

ソノマ生まれのラッセル・ビーヴァンは、1995年当時はアメリカ中西部に住みデンタルケア製品の会社に勤めていた。

その後、後に妻となる歯科衛生士のヴィクトリア・デ・クレシェンツォと出会った。

二人の共通の趣味はワインで、ブラインド・テイスティングを楽しんでいた。

その後、多くの情熱的なワイン・ラバーとインターネットを通じて知り合うことになり、趣味が高じてウェブにワイン・コラムを書いたり、その取材やオフ会などを兼ねてナパ・ヴァレー、ソノマへ定期的にツアーを組んでいた。

その結果、様々なワイナリーを訪問し、醸造家達と出会う機会が広がった。


フィリップ・トーニからはワイン造りにおける細部までの配慮を聞き、ボブ・フォーリーがどのようにして葡萄の収穫時期を見極めるのか(ラボに頼らず)を知り、グレッグ・ラフォレからはワイン造りにおいては些細なことでも慎重に検討しなければならないこと(それは例え小さな決定でも最終的にワインに多大なる影響を及ぼすから)を学んだ。


2004年にはソノマに移住し、自宅の庭にシラーを植樹した。その年にビーヴァン・セラーズを設立。

早速ナパ・ヴァレー、オークヴィルのショーケット・ヴィンヤード(後のピーター・マイケル自社畑オー・パルディス)のカル・ショーケットとの交流により葡萄を調達し、初めてのワイン造りをスタートした。

ラッセルは正式に醸造学校に行ったり、ワイナリーで研修したりすることもなく、自身のワインを造ることになったわけだ。

最初の葡萄が運びこまれた時に、ワイン仲間十数人に招集をかけ、素人の手作業で選果を16時間もかけて徹底的に未熟な葡萄の粒を取り除くことに注力した。

もう全員がヘトヘト状態になったその当時のことが今でもワイン造りの大事なポリシーになっている。

自分のテイスティングを信じ、造りたいワインを強く念頭に置き、葡萄の調達から醸造に至るまで徹底的にこだわることがビーヴァン・セラーズのポリシーであり、初ヴィンテージから現在に至るまで貫いている。


栽培家やワイナリーオーナーと密接な関係を築き、ヴィンテージ毎に畑を増やし、シングル・ヴィンヤード名ワインを中心に造り、数種のマルチ・ヴィンヤードのボルドー品種のレッド・ワインも造っている。

またソノマやサンタ・リタ・ヒルズからシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シラーも造っている。2013年のプレミア・ナパ・ヴァレー・オークションにてトップ・ロットを獲得($75,000/120本)。

同じ年、むずかしい2011VTGにもかかわらず、遂にパーカー・ポイント100点を獲得した。

その後も現在の2019VTGまでに確定+暫定100点を11ワインで獲得するという素人から100点満点ワインを造り上げるという離れ業をやってのけた。

造るアイテムは多いが各生産量は非常に少ないため、日本へは限定アイテムのみ輸入がかなった。

オーナー・ワインメーカー/ラッセル・ビーヴァン&パートナー/ヴィクトリア・デ・クレシェンツォ