生産者: ベッドロック ワインズ
希望小売価格 8,500 円(税別)
ヴィンテージ | 2022年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | ジンファンデル 60% |
ブレンド品種 | カリニャン、ムールヴェードル、パロミノ、アリカンテ・ブーシェ、ミッションの混植。 |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | コントラ・コスタ・カウンティ/ Contra Costa County |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | エヴァンジェーロ・ヴィンヤード/ Evangelho Vineyard |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | モーガン・トウェイン・ピーターソン/ Morgan Twain-Peterson |
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醸造 | 開放式タンクで発酵 |
熟成 | 古樽熟成11ヵ月(主に300Lのパンチョンと2300Lのフードル) |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1BEDK42122 |
JAN | |
入数 | 12 |
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コメント
コントラ・コスタ・カウンティ
サンフランシスコがあるサン・パブロ湾東側に隣接する。イースト・ベイと呼ばれサンフランシスコへの近郊居住都市となっている(車で約1時間)。
乾燥した暖かい気候、冷たいサン・パブロ湾の影響を受ける。
多くの畑が、シャルドネ、カベルネに植え変えられる中で、ジンファンデルやローヌ系品種の古い樹も残る。
他の地区とブレンドされカリフォルニアAVAを名乗るケースが多い。
樹齢
1905年植樹の古樹(約120歳)が残り、驚きの樹齢を誇るエヴァンジェーロ・ヴィンヤード。
カリニャン、ムールヴェードル、パロミノ、アリカンテ・ブーシェ、ミッションなどが混植されている。
地中12mもある深い砂地の為、フィロキセラは生存出来ず、台木を使わず自根で育つ。
1890年代から植樹が始まり、2世代目フランク・エヴァンジェーロがポルトガル移民の父から畑を受け継いだ。
2017年、30%(4ha)をベッドロックが買収。
残りの70%(10ha)は電力会社のPG&Eが持ち、ベッドロックとリース契約を結んでいる。
古樹を守る為の英断である。
モーガンと深い親交のあったフランク・エヴァンジェーロは2017年に惜しまれつつ他界。
ベッドロックがフランクの意志を引き継いでいく。
栽培管理もベッドロック・チームが全て行っている。
周辺の畑が郊外開発の波に押されて次々と姿を消す中で、この特別な畑を守りたいという想いはますます強まっている。

深い砂地に自根で植わる/フィロキセラ無し
モーガン・トウェイン・ピーターソンによるテイスティング・コメント
2022年ヴィンテージは、エレガントで香り高いワインとなった。
ジンファンデルは果実味豊かで、例年に比べ穏やかな印象だった。一方、ムールヴェードルは深みと厳格さを備え、カリニャンはこれまでで最も凝縮感のある仕上がり。3種を組み合わせることで素晴らしい完成度のワインとなった。
ジンファンデル、ムールヴェードル、カリニャンが、この地域で100年以上にわたり「三位一体」として大切にされてきた理由を改めて思い起こさせる1本である。
エヴァンジェーロ・ヴィンヤード
2017年よりベッドロックの自社畑となる。
サクラメント-サン・ホアキン・リヴァー・デルタの南、マウント・ディアブロの東に位置する。
暑い地区と思われがちだが、この畑は、風が吹き込まない日が無いほどで暑さは緩和される。
レーヴェンスウッドのジョエル・ピーターソンを父に持ち、5歳から英才教育を受けた「モーガン・ピーターソンMW」が造る

Bedrock Wines ベッドロック・ワインズ


1981年生まれモーガン・ピーターソンは5歳からブラインド・テイスティングでメルロとジンファンデルをききわけ、デュジャックの全房醗酵に学びサンジャコモの葡萄でピノ・ノワールを造り有名レストランでオンリスト、大人になってもその多才ぶりは健在。満を持して自身のワイナリー「ベッドロック」を2007年に創業。2013ヴィンテージでパーカーポイント100点を獲得。2017年アメリカで数少ないマスター・オブ・ワインをワインメーカーとして初めて取得。ワイン・スペクテーター誌2018年TOP100の10位にザ・ベッドロック ヘリテージ・レッド・ワイン2016が選出。ジンファンデルを主体にカリフォルニアに現存する古樹を保全する活動を行いつつまだまだ進化は止まらない
新世代カリフォルニア「ジンファンデル」
1981年生まれ、5歳からワインのブラインド・テイスティングでメルロとジンファンデルをききわけ、ドメーヌ・デュジャックの全房醗酵に学びサンジャコモの葡萄でピノ・ノワールを造り有名レストランでオンリストされるという天才ぶりを示したモーガン・トウェイン・ピーターソン。
大人になってもその多才ぶりは健在、大学卒業後、ワイン・セールスをしっかりと経験し、満を持して自身のワイナリー「ベッドロック」を2007年に創業。
ベッドロックを順調に運営させながら、2017年、当時アメリカのワインメーカーとして初のマスター・オブ・ワインを取得。
「夢は大きく、でも生産量は少なく。」こだわりのワインを造り上げる。年毎に多種のワインを造るが、ジンファンデルを中心に限られたアイテムのみ日本へ紹介致します。
モーガンは、父のジョエルを監修に迎え、若手ワインメーカー、オーナーたちと非営利団体“Historic Vineyard Society”を主催し、カリフォルニアの古樹を守り伝える活動もしています。

ジンファンデルの古木

父ジョエル(左から2番目)&息子モーガン
コントラ・コスタはサン・パブロ湾の東に隣接する郡。樹齢100-130年。1890年代に植樹され、ポルトガル移民の父から譲り受けた2世代目フランク・エヴァンジェーロが栽培。風が強く暑さは緩和され、地表から12mもある深い砂地で自根で育つ。明るく華やかな味わいに、ピノ・ノワールのようなフィネスが存在し、飲みやすく、綺麗な酸が存在し、スパイシー。2017年貴重な古樹を守る為に自社畑として取得。自社管理するようになり更に個性が生き生きと現れている。