生産者: オーベール・ワインズ
希望小売価格 35,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2024年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 白ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | シャルドネ100% |
| ブレンド品種 | |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ソノマ・コースト/ Sonoma Coast |
| ネステッドAVA、他 | |
| 畑 | UV-SL ヴィンヤード/ UV-SL Vineyard |
| 備考 | 96P The Wine Palate by Lisa Perrotti-Brown, December 2025 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | マーク・オーベール/ Mark Aubert |
|---|---|
| 栽培・醸造 | 仏産樽(新樽率約80%)にて発酵、自然酵母100%、MLF100%、無濾過、無清澄でボトリング |
| 土壌 | 上部は火山性土壌、ローム質のゴールドリッジ |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | |
| 品番 | 1AUBC54124 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 12 |
コメント
ヴィンテージ情報
近年でも特に長い生育期となった前年を経て、2024年は、本来の気候パターンへの喜ばしい回帰となった。
冬の十分な降雨が土壌に潤いを与え、樹へ養分が行き渡った。健全なキャノピーが形成されたことで自然な酸が保たれ、暖かく陽光に恵まれた夏の間も、理想的なバランスをとることができた。慎重な摘果により果実は凝縮感を増し、収穫期に入ってからも成熟は均一かつ穏やかに進行。収穫は安定したペースで進み、ブドウは良好な状態でワイナリーへと運び込まれた。
文章だけ見れば、穏やかで典型的な生育期のように映るかもしれない。しかし、ワインそのものは違った物語を語っている。相反する要素が見事に調和し、豊かな厚みと鮮烈な酸が同時に押し寄せ、まさに息を呑むような仕上がりとなった。
驚くほど明瞭な輪郭をもって、それぞれの畑が持つ個性を際立たせている。シャルドネの純粋な個性を研ぎ澄ましたような印象を持ち、凝縮感と躍動感に満ち、ひときわ印象的な美しさを放つ。豊かさと華やかさを備えながらも、全体は隙のない均整を保っている。2024ヴィンテージは、若いうちから楽しめる親しみやすさと、十分な熟成の可能性が感じられる。長期熟成によりさらに真価を発揮していくであろう。
テクニカル情報
深夜まだ涼しいうちに収穫、5~6時間以内に樽に入ることをターゲットしている。冷蔵車で直ちにワイナリーに持ち込み、選果・圧搾の後、仏産樽(約80%は新樽、20%は1年使いの樽)に入れゆっくりと健全な発酵を進め、約10ケ月かけて第一次と第二次発酵(100%自然酵母、MLF100%)を行う。澱が自然に降りるのを待ってから、樽選択をしてステンレスタンクに移し、4-5か月落ち着かせ、毎年12月に人工的な清澄無し、フィルター無しでボトリング。発酵・熟成期間約15ヶ月(樽とタンク)。
マーク・オーベールのテイスティング・コメント
2024年のUV-SL
シャルドネは、落ち着きと端正さが際立っている。柑橘の花やネクタリン、オパールアップル(蜜のように甘くシャキっとした黄林檎)などを思わせる魅力的なアロマが広がる。砕いた貝殻、野生のフェンネル、潮風といった塩味を帯びたニュアンスが続き、この畑と太平洋との近さを鮮やかに表現している。口に含むと、スケール感のある広がりと繊細な質感が感じられ、グラスの中で空気に触れることで、急速に奥行きとふくらみを増していく。こうした躍動感と変化に富んだワインは、優雅な熟成を見せることが多く、今後10〜15年にわたり瓶内でゆっくりと開き続けていくであろう。
少しだけ靄がかかったように見えるのはノン・フイルターでうまみが削られていない証拠。オーベールのこだわりを表現。
96P The Wine Palate by Lisa Perrotti-Brown, December 2025
熟したパイナップルや瑞々しいネクタリン、グリーングアバを思わせる存在感のあるアロマが弾けるように広がり、焼きたてのパンやスパイスケーキ、ジンジャーのニュアンスが続く。フルボディの味わいは、美しいバランスとサテンのようになめらかな口当たりを備え、トロピカルフルーツやストーンフルーツの風味が重なり合い、教科書的とも言える張りのある緊張感が全体を支える。柑橘を思わせる鮮やかな余韻へと続く。
UV-SL ヴィンヤード
畑のオーナーだった故ユリシス・ヴァルデス(ソノマで最も有名な栽培家の1人で2018年に49歳の若さで急死。
UVはユリシス・ヴァルデス頭文字で、SLはヴァルデス・ヴィンヤードの区画の一つStoetz(ストーツ) Lane(レーン)のことである。
ユリシスとマークは互いの能力を認め合う盟友で、ユリシスの栽培管理能力を信頼したマークは出資することで、ユリシスの独立創業を支えた。
UV-SLはオキシデンタルの町より北、ラシアン・リヴァー・ヴァレーの中央部西端に位置し、畑内をグリーン・ヴァレーの境界線が通り、海に近い為非常に涼しい地域にある。
その品質の高さから多くの生産者がブドウを求め、この地区のピノ・ノワール優良畑と言われている。
区画により丘陵の高い部分は火山性土壌で、その他はローム質のゴールドリッジが散りばめられており、鉄の多い火山性土壌は強い個性の長期熟成に向くブドウを、ゴールド・リッジはリッチで肉感的なテクスチャーを持つブドウを作り出す。
オーベールの契約する区画ではそのユニークな土壌の特色を生かすようにオーベールが吟味したクローン・セレクションで植樹されており、収量は自然に絞られ、1エーカーあたり2トンになる。
UV-SLのブドウはそのテロワールの個性を十分表し、芯のしっかりとした高品質なオーベール・ワインができあがる。
オーベールはこのワインを「カメレオン」と呼ぶ。
なぜならこのワインはグラスの中で進化し、変容していくから。
UV-SLの気候、土壌、希少なクローンの組み合わせは、万華鏡のように、その土地に由来するニュアンスを照らし出す。
About the Producer
生産者情報
Aubert Wines
オーベール・ワインズ
UVは畑のオーナーだった故ユリシス・ヴァルデス(ソノマで最も有名な栽培家の1人で2018年に49歳の若さで急死)の頭文字で、SLは区画名ストーツ・レーン。ソノマ・コースト中西部オキシデンタル地区にあり、鉄の多い土壌は強い個性の長期熟成に向く、ゴールド・リッジ土壌はリッチで肉感的なテクスチャーを持つ。吟味したクローン・セレクションで芯のしっかりとした味わい。