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【完売商品】ニュイ・ブランシ “ハインドサイト” シャルドネ 2020

Nuits Blanches Hindsight Chardonnay

希望小売価格 7,800 円(税別)

ヴィンテージ 2020年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 シャルドネ100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA サンタ・バーバラ・カウンティ
ネステッドAVA、他 サンタ・マリア・ヴァレー
ビエン・ナシード / Bien Nacido 90%、ル・ボン・クリマ / Le Bon Climat 10%
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー ジム・エーデルマン / Jim Adelman
醸造
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 13.5%
品番 1ABCC61120
JAN 850755000264
入数 6
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コメント

毎年変わるニックネーム2020年は「ハインドサイト」意味は「温故知新」過去から学び新しきを得る=故ジム・クレンデネンの偉業を娘イザベル&息子ノックスが将来へ引き継いでいくという意味。イザベルが命名。ビエン・ナシード90%と自社畑ル ボン クリマ10%を使用。フランソワ・フレールの樽発酵・樽熟成(100%新樽)、18ヶ月熟成(12ヶ月で一度澱引き)、100%マロラクティック醗酵を終わらせる。

“ハインドサイト”

ニュイ・ブランシュには年ごとにニックネームが付きます。
2020年は「ハインドサイト」日本語の意味は温故知新。
「古きを知って、新しきを鑑みる=故ジム・クレンデネンの偉業と考え方を大切にし、これからの将来を見据えていく」。

長女イザベルと長男ノックスがワイナリーに入り、盤石のチームと共にこれからのオー・ボン・クリマを担っていくという決意表明も込めたニックネームとなった。
父・ジム・クレンデネンが付け始めたユーモアと自信溢れるニックネームはジム亡き後も第二世代に引き継がれていきます。



フランソワ・フレールの樽で、100%樽醗酵+100%熟成+新樽100%で醸造しても重くならず生き生きとした特別なワイン。かってカリフォルニアのシャルドネの代名詞とも言われた樽香たっぷりのワインが高いパーカー・ポイントを取ることに対して、アンチテーゼ=反対・対立を唱えることから始まったワイン。 (1996年VTG初リリース)

テクニカル情報

良く選果をし、フランソワ・フレール(仏産)の新樽100%でオー・ボン・クリマの他のシャルドネより長い樽熟成(18か月)を行い、人口的な清澄、フィルター無しに瓶詰。

テイスティング・コメント

まさにスターのような輝き、豊かで質感がありながら、細部にまでこだわった印象的なワイン。
レモンの砂糖漬け、パイナップル、ミントなどの要素と、樽熟成からくる厚みが共鳴する。
愛らしいアンズ、ラベンダー、キャラメルのアロマに加え、レモン・ライムの新鮮さとクローブのスパイシーさ、ハネデュー・メロンやバニラのニュアンスのまろやかさを持つ。
決して樽香がたっぷりのワインではなく、樽のニュアンスが溶け込み、秀逸な酸が際立つ。
瓶熟することにより更なる滑らかさが加わり、10年後も楽しみなワイン。

畑情報

90%ビエン・ナシード・ヴィンヤードからの葡萄を使用。
1970年代初めに植樹されたKブロックを使い、クローンはすべてUCデイヴィスのクローン4を使用。
通常果実が熟すにしたがい、糖度が上がり、酸が落ちるが、このクローンはサンタ・マリア・ヴァレーの冷涼な気候の中で、徐々に熟しながら糖度を上げる為、酸が落ちる傾向を抑えPHを低く抑えることができる。
PHが低いシャルドネは長く熟成させることができ、樽とのまとまりもよく、食事ともよく合う。
残り10%はル・ボン・クリマ・ヴィンヤードから。ディジョン・クローン76& 96。
収量は非常に少なく、早く熟すクローンの為、ビエン・ナシードの約1か月前に収穫。
低い糖度でも完熟するのが特徴。

▼ 動画・画像などはこちらから

AU BON CLIMAT WINERY オー・ボン・クリマ・ワイナリー

サンタバーバラの巨匠・故ジム・クレンデネン(1953-2021)の遺志は脈々と生き続けブルゴーニュ・スタイルのカリフォルニアワインを継承

Santa Maria Valley

Au Bon Climat Winery オー・ボン・クリマ・ワイナリー

創業者ジム・クレンデネンは2021年5月逝去(享年68歳)。ジムがブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエに師事したブルゴーニュ・スタイルのエレガントなワインはサンタ・バーバラのみならずカリフォルニアを代表するワインとなり、世界的に高い評価を受けた。「マインド・ビハイド・ジム・クレンデネン(ジムの遺志を引き継いて)」長年ジムと共にワインを造り続けてきたオー・ボン・クリマ・チームが今後とも変わらぬブルゴーニュ・スタイルを造り続ける。娘イザベル、息子ノックスもワイナリーに参入。ジムの遺志を引き継いでいく。

Mind Behind Jim Clendenen / ジム・クレンデネンの遺志を継いで。

オー・ボン・クリマのオーナー、ワイン・メーカーは、世界的に高い知名度を持つサンタ・バーバラの巨匠ジム・クレンデネン/Jim Clendenen /。

カリフォルニアを代表するワイン・メーカーとして、強い信念のもと1982年創業以来、古典的なスタイル(ブルゴーニュ・スタイル)のシャルドネとピノ・ノワールをサンタ・バーバラで造り続け、この産地の世界的な評価を確立させました。

多くのワイン・メーカーに刺激を与え、カリフォルニアのみならず、世界中から、 そして本家ブルゴーニュからも多くの若手ヴィニュロンが研修に駆けつけます。

彼は率直で、明確で、知的で、ユーモアがあり、情熱的で、自分の信念を曲げずに貫き通しましたが、2021年5月、67歳の若さで急逝。

ジム・クレンデネン

彼の代わりは誰もいませんが、彼の遺志はこれからも引き継がれていきます。

ジムは生前、世界中を飛び回っていたので、彼がいなくても彼のビジョンを実行できる“ドリーム・チーム”を創り上げていました。

30年間ジムと共に働いてきたジェネラル・マネージャーのジム・エーデルマンが、「マインド・ビハインド・ジム・クレンデネン/ジムの遺志を継いで」畑からボトルまでさらにはその先まで全てのオペレーションを監督していきます。

左からセラー・マスターのエンリケ・ロドリゲス、息子のノックス・アレキサンダー、ジム・エーデルマン、娘のイザベル

ドリームチーム

オー・ボン・クリマ設立

1982年にアダム・トルマック(オーハイ・ヴィンヤーズ)をパートナーとして(今は解消していますが)、葡萄を買い付け、醸造設備を借りて、自らのワイナリーを立ち上げました。

オー・ボン・クリマというワイナリー名の意味は「日当たりのよい畑 (ワイン葡萄の栽培に適した気候)」という意味です。

現在は、サンタ・マリア・ヴァレーの中にある「ビエン・ナシード・ヴィンヤード」の中に自社ワイナリーを持ち、年間3万ケースを製造する規模にまで成長。

同じ醸造所内では、ボブ・リンドキストもパートナーとして、リンドキスト・ワインを造る。

ビエン・ナシードからワイナリーをのぞむ

ワイン・ポートフォリオ

オー・ボン・クリマはピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブランとピノ・グリで世界的名声を獲得。造る品種はそれだけに留まらない。

オー・ボン・クリマのボトルには「マインド・ビハインド・ジム・クレンデネン」と記載されている。

それは、「彼の求めるクラシックなスタイルのワインを造っていく」という意味であり、ブルゴーニュスタイルのワインだけでなく、フランスの他の地域の葡萄品種や、彼の愛するイタリア品種のワインにもその信念が浸透し、世界的に優れたワインとして広く認知されている。

世界的な評価

1989年と1990年にABCはロバート・パーカー・Jrの世界のベスト・ワイナリーの一つに選ばれ、1991年にはオズ・クラークの「世界の50人のモダン・クラシック・ワインの作り手」にクレンデネンは選出された。
ロサンゼルス・タイムズのダン・バーガーは1992年のロサンゼルス・タイムス・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに認定。

2007年にジェームス・ベアード基金からフーズ・フー・オブ・フード・アンド・ビバレージ・イン・アメリカに任命されるなど、世界的評価は留まるところを知らない。
2021年ワイン&スピリッツ誌TOP100ワイナリー選出。

ヴィンヤード情報

サンタバーバラの街の中にあるテイスティングルーム

ビエン・ナシード・ヴィンヤード

1973年植樹。オー・ボン・クリマの主要な葡萄畑である。カリフォルニア州サンタ・バーバラ・カウンティの北端、太平洋から32キロほど内陸に入った高台に位置し畑を囲む丘からしか見えないが、サンタ・マリア・ヴァレーAVAの冷涼な気温には海の影響が感じられる。
● 360ヘクタール
● 砂利と石灰質粘土土壌

ル・ボン・クリマ

1998年、ジムが購入しル・ボン・クリマと名付けた。この畑はビエン・ナシ-ドから8キロほど南だが、真向かいにある(つまり太平洋からの距離も同じ)。ジム・クレンデネン自身が収量の少ない台木、接穂するクローン、植樹間隔、灌漑方法などを選んでいます。水はけの良い、栄養分の少ない、ほとんどが斜面の畑で、当初からオーガニック栽培で、2003年にオーガニックの認可がおりている。

● 32ヘクタール
●砂質ローム土壌

サンフォード&ベネディクト ヴィンヤード

サンタ・バーバラ郡で最初の “偉大な”葡萄畑。1971年にリチャード・サンフォードとマイケル・ベネディクトが植えたもので、当初はカベルネ・ソーヴィニヨンとリースリングが植えられていたが後にピノ・ノワールの樹が植えられた。
畑はサンタ・イネズ・ヴァレーの西端、太平洋から16キロほどの距離。

サンタ・イネズ・ヴァレーの東西に横切る山々が太平洋への通り道となり、冷気を内陸に引き込むという、ユニークな地理的恩恵を受けている。
この海洋冷却の影響により、古典的なブルゴーニュ品種にとって理想的な栽培気候(リージョンI)が形成されている。

●カルシウム豊富なボテラ・クレイ・ルーム土壌(砂、シルト、および粘土がバランスよく混ざった土壌)
● 20ヘクタール