希望小売価格 18,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2019年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ピノ・ノワール100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | サンタ・バーバラ・カウンティ |
ネステッドAVA、他 | サンタ・リタ・ヒルズ |
畑 | サンフォード & ベネディクト / Sanford & Benedict |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ジム・エーデルマン / Jim Adelman |
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醸造 | |
熟成 | |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 13.5% |
品番 | 1ABCI66119 |
JAN | 無し |
入数 | 6 |
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コメント
“ラーム・ド・グラップ”全房発酵100%で造るワイン
オー・ボン・クリマでは、“Every once in a lifetime”=「長い一生の中でたまに」造るキュヴェがある。それが「ラーム・ド・グラップ」で、全房発酵100%で造るワイン。
オー・ボン・クリマではアンリ・ジャイエの醸造方法を踏襲する為、全除梗するのが常であるが、造る価値のある葡萄の状況を見極めて、全房醗酵のキュヴェも造っている。
生産量は数樽のみ。
トップ・キュヴェに微妙なニュアンスを加味するものとして、イザベルやノックスに数パーセントブレンドする。
単独ワインとしてリリースするのは、梗が木質化(非常に固く、完全に乾燥した状態)した傑出したヴィンテージにだけ造られ、今まで2001年と2005年の2ヴィンテージのみ造られましたが、2016年、11年の期間を経て新たにリリースされました。
そして2017年、2018年、2019年も非常に少量ながら完熟した葡萄の房からのみブレンド用として造られ、全世界からの要望に応えて少量のみボトリングしてリリースする希少品。
2020、2021年はボトリングされない予定。
ワイン名の意味は「葡萄の房の涙」=全房発酵に泣かされる=梗のタンニンの収斂性が強く手強いことからの命名。
オー・ボン・クリマのピノ・ノワールには珍しい力強いタンニンがあるワインだが、深みや複雑さが加味され、若いうち果実味が優先に感じられるが、熟成すると共に更に魅力溢れるワインとなる。
テクニカル情報
開放槽にて発酵、1日に2回人の手作業でパンチダウンを行い、優しい抽出を心掛け、醗酵後は優しくプレスし、仏産樽(フランソワ・フレール、新樽100%)にて約2年熟成後、何回かに分けてブレンド、追加熟成を繰り返し、卵白を使って清澄しフィルターを使わず、自然に澱が沈むのを待ち上澄みだけタンクに移し落ち着かせてから瓶詰。
更に2年瓶熟成させ、約4年をかけてからリリースとなる。
サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードの70年代に植樹された古樹の区画から。
サンタ・バーバラ郡で最初の “偉大な”葡萄畑。
1971年にリチャード・サンフォードとマイケル・ベネディクトが植えたもので、当初はカベルネ・ソーヴィニヨンとリースリングが植えられていたが後にピノ・ノワールの樹が植えられた。
畑はサンタ・イネズ・ヴァレーの西端、太平洋から16キロほどの距離。
サンタ・イネズ・ヴァレーの東西に横切る山々が太平洋への通り道となり、冷気を内陸に引き込むという、ユニークな地理的恩恵を受けている。
この海洋冷却の影響により、古典的なブルゴーニュ品種にとって理想的な栽培気候(リージョンI)が形成されている。
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サンタバーバラの巨匠・故ジム・クレンデネン(1953-2021)の遺志は脈々と生き続けブルゴーニュ・スタイルのカリフォルニアワインを継承
Santa Maria Valley
Au Bon Climat Winery オー・ボン・クリマ・ワイナリー
創業者ジム・クレンデネンは2021年5月逝去(享年68歳)。ジムがブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエに師事したブルゴーニュ・スタイルのエレガントなワインはサンタ・バーバラのみならずカリフォルニアを代表するワインとなり、世界的に高い評価を受けた。「マインド・ビハイド・ジム・クレンデネン(ジムの遺志を引き継いて)」長年ジムと共にワインを造り続けてきたオー・ボン・クリマ・チームが今後とも変わらぬブルゴーニュ・スタイルを造り続ける。娘イザベル、息子ノックスもワイナリーに参入。ジムの遺志を引き継いでいく。
Mind Behind Jim Clendenen / ジム・クレンデネンの遺志を継いで。
オー・ボン・クリマのオーナー、ワイン・メーカーは、世界的に高い知名度を持つサンタ・バーバラの巨匠ジム・クレンデネン/Jim Clendenen /。
カリフォルニアを代表するワイン・メーカーとして、強い信念のもと1982年創業以来、古典的なスタイル(ブルゴーニュ・スタイル)のシャルドネとピノ・ノワールをサンタ・バーバラで造り続け、この産地の世界的な評価を確立させました。
多くのワイン・メーカーに刺激を与え、カリフォルニアのみならず、世界中から、 そして本家ブルゴーニュからも多くの若手ヴィニュロンが研修に駆けつけます。
彼は率直で、明確で、知的で、ユーモアがあり、情熱的で、自分の信念を曲げずに貫き通しましたが、2021年5月、67歳の若さで急逝。
ジム・クレンデネン
彼の代わりは誰もいませんが、彼の遺志はこれからも引き継がれていきます。
ジムは生前、世界中を飛び回っていたので、彼がいなくても彼のビジョンを実行できる“ドリーム・チーム”を創り上げていました。
30年間ジムと共に働いてきたジェネラル・マネージャーのジム・エーデルマンが、「マインド・ビハインド・ジム・クレンデネン/ジムの遺志を継いで」畑からボトルまでさらにはその先まで全てのオペレーションを監督していきます。
左からセラー・マスターのエンリケ・ロドリゲス、息子のノックス・アレキサンダー、ジム・エーデルマン、娘のイザベル
ドリームチーム
オー・ボン・クリマ設立
1982年にアダム・トルマック(オーハイ・ヴィンヤーズ)をパートナーとして(今は解消していますが)、葡萄を買い付け、醸造設備を借りて、自らのワイナリーを立ち上げました。
オー・ボン・クリマというワイナリー名の意味は「日当たりのよい畑 (ワイン葡萄の栽培に適した気候)」という意味です。
現在は、サンタ・マリア・ヴァレーの中にある「ビエン・ナシード・ヴィンヤード」の中に自社ワイナリーを持ち、年間3万ケースを製造する規模にまで成長。
同じ醸造所内では、ボブ・リンドキストもパートナーとして、リンドキスト・ワインを造る。
ビエン・ナシードからワイナリーをのぞむ
ワイン・ポートフォリオ
オー・ボン・クリマはピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブランとピノ・グリで世界的名声を獲得。造る品種はそれだけに留まらない。
オー・ボン・クリマのボトルには「マインド・ビハインド・ジム・クレンデネン」と記載されている。
それは、「彼の求めるクラシックなスタイルのワインを造っていく」という意味であり、ブルゴーニュスタイルのワインだけでなく、フランスの他の地域の葡萄品種や、彼の愛するイタリア品種のワインにもその信念が浸透し、世界的に優れたワインとして広く認知されている。
世界的な評価
1989年と1990年にABCはロバート・パーカー・Jrの世界のベスト・ワイナリーの一つに選ばれ、1991年にはオズ・クラークの「世界の50人のモダン・クラシック・ワインの作り手」にクレンデネンは選出された。
ロサンゼルス・タイムズのダン・バーガーは1992年のロサンゼルス・タイムス・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに認定。
2007年にジェームス・ベアード基金からフーズ・フー・オブ・フード・アンド・ビバレージ・イン・アメリカに任命されるなど、世界的評価は留まるところを知らない。
2021年ワイン&スピリッツ誌TOP100ワイナリー選出。
サンタバーバラの街の中にあるテイスティングルーム
1973年植樹。オー・ボン・クリマの主要な葡萄畑である。カリフォルニア州サンタ・バーバラ・カウンティの北端、太平洋から32キロほど内陸に入った高台に位置し畑を囲む丘からしか見えないが、サンタ・マリア・ヴァレーAVAの冷涼な気温には海の影響が感じられる。
● 360ヘクタール
● 砂利と石灰質粘土土壌
1998年、ジムが購入しル・ボン・クリマと名付けた。この畑はビエン・ナシ-ドから8キロほど南だが、真向かいにある(つまり太平洋からの距離も同じ)。ジム・クレンデネン自身が収量の少ない台木、接穂するクローン、植樹間隔、灌漑方法などを選んでいます。水はけの良い、栄養分の少ない、ほとんどが斜面の畑で、当初からオーガニック栽培で、2003年にオーガニックの認可がおりている。
● 32ヘクタール
●砂質ローム土壌
サンタ・バーバラ郡で最初の “偉大な”葡萄畑。1971年にリチャード・サンフォードとマイケル・ベネディクトが植えたもので、当初はカベルネ・ソーヴィニヨンとリースリングが植えられていたが後にピノ・ノワールの樹が植えられた。
畑はサンタ・イネズ・ヴァレーの西端、太平洋から16キロほどの距離。
サンタ・イネズ・ヴァレーの東西に横切る山々が太平洋への通り道となり、冷気を内陸に引き込むという、ユニークな地理的恩恵を受けている。
この海洋冷却の影響により、古典的なブルゴーニュ品種にとって理想的な栽培気候(リージョンI)が形成されている。
●カルシウム豊富なボテラ・クレイ・ルーム土壌(砂、シルト、および粘土がバランスよく混ざった土壌)
● 20ヘクタール
ABCの中では珍しく除梗せず、全房発酵するワイン。最良のヴィンテージにだけ、限定数のみ造られ、今まで2001年と2005年の2ヴィンテージが造られた。11年の時を経て遂に2016VTGをリリース。その後非常に少量の2017年、2018年をリリースしている。ワイン名の意味は「葡萄の房の涙」=全房発酵に泣かされる=梗のタンニンの収斂性が強く手強いことからの命名。長熟が期待される。%