生産者: アストン エステート
希望小売価格 8,500 円(税別)
ヴィンテージ | 2020年 |
---|---|
容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ピノ・ノワール100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ソノマ・コースト/ Sonoma Coast |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | アストン・エステイト(自社畑)100%、今後はソノマ・コーストの他の畑がブレンドされる可能性もある |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown |
---|---|
醸造 | 年によるが、ほぼ全除梗 |
熟成 | 仏産樽熟成約10ヵ月(新樽率10%)。瓶熟成約2年 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
---|---|
アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1SC4I22120 |
JAN | 無し |
入数 | 12 |
-- | -- |
コメント
ヴィンテージ情報
2020年はチャレンジングな年と言われるが、ソノマ・コーストの中でも最北に位置するアナポリスの畑では8月の収穫までは非常に順調な生育期間となり、山火事が起きた時にはほぼすべての畑で収穫が終わっていた。
また煙害を気にするまでには十分な時間の余裕があり、十分に成熟しながら、糖度が高くなり過ぎず、酸をキープし、高品質で凝縮した葡萄が収穫できた。
果実味たっぷりと言うわけではなく、果実と酸のバランスがとれ、畑の個性がしっかりと現れている。
テイスティング・コメント
ソノマ・コースト/アナポリスの特徴(赤い果実の凝縮と秀逸な酸がバランスする)がよく表現された仕上がり。
2020年のソノマ・コースト・ピノ・ノワールは、力強く充実した生育期間を過ごし、深くて濃い、骨格のあるワインとなった。
グラスの中では、濃い紫色の色調を示し、月桂樹の葉、甘酸っぱい木苺、ブラッドオレンジ、杉の木などのエキゾチックな香りがグラスから一斉に立ち上がる。
口に含むと、フレッシュな果実、赤いチェリー、砕いた岩、プライムローズ(小型の薔薇)のニュアンスが口いっぱいに広がる。
このワインには飲んだとたんのわかりやすさと、飲み進める度に生まれる複雑さがあり、今飲んでも楽しめ、時間と共にどのように変化していくか大きな楽しみがある。
▼ 動画・画像などはこちらから
~見事なまでの凝縮感と深遠さ~ ナパ・カベの名手トーマス・リヴァース・ブラウンが造るソノマ・コースト(アナポリス)ピノ・ノワール
Annapolis, Sonoma Coast
Aston Estate アストン・エステイト
ウルトラ・プレミアムなナパ・カベを造るシュレイダーのフレッド・シュレイダーは、ウルトラ・プレミアムなピノ・ノワールも探求。ワインメーカー/トーマス・リヴァース・ブラウンが2001年にソノマ・コーストの最北アナポリスに未開墾の土地をみつけ、フレッドと共同経営者として「アストン・エステイト」を創業。畑は海からは8km、二つの丘陵を越えた森林に囲まれ、土壌はゴールドリッジ、標高は約300m、栽培面積16ha、霧はぎりぎり畑にはかからず、涼しい風が入り込む。アストンの特徴のひとつディジョン・クローン(115,667,777)の個性が大きく現れる凝縮した濃厚な味わい。2021年トーマスが単独オーナーとなり更なる高みを目指す。
コメント
自社畑アストン・エステイトとソノマ・コーストの畑をブレンド、Xラベルと全く同じ造り方 仏産樽熟成10ヵ月(新樽率10%) 1年早くリリース。アナポリス自社畑の個性をそのままに赤系ベリー、チェリー、クランベリーなどフレッシュな果実が爆発するように弾け出す。濃厚さと共にフレッシュな酸とのバランスを重視し、リリースしてすぐに生き生きとして果実とスパイシーな魅力を堪能できる。
3人の創業者フレッド・シュレーダー(シュレイダー・セラーズ)&チャールズ・スウィニー(ヴァイン・クリフ)&トーマス・リヴァース・ブラウンが2001年にスタート
ナパ・ヴァレーにおいてのカベルネ・ソーヴィニヨンで絶対的な最高評価を受ける「シュレイダー・セラーズ」の創業者フレッド・シュレイダーとそのワインメーカーのトーマスは、ウルトラ・プレミアムなピノ・ノワールを造ることができる畑を求め、2001年にソノマ・コーストの最北アナポリスにその畑を見出し「アストン・エステイト」をヴァイン・クリフのオーナー・チャールズ・スウィニーと共に3人の共同オーナーとして2001年シュレイダー・セラーズの中のひとつのブランドとして創業。
2017年シュレーダー・セラーズはコンステレーション傘下となり、アストンは単独ワイナリーとして独立。
2021年トーマスがチャールズ・スウィニーから全権を購入し単独オーナーとなる。
トーマス・リヴァース・ブラウン
1997年から2000年までターリーの下で修業し、2000年にシュレーダーの醸造家に就任。
2001年にソノマ・コーストの最北アナポリスに近い未開墾の土地をみつけ、「これぞウルトラ・プレミアム・ピノ・ノワールを造ることができる畑」とフレッドと共に3人の共同経営者として「アストン・エステイト」を創業。
現在は引く手あまたなスター・ワインメーカーとして15社近くのワイン造りを手掛け「ニュー・ワールドでもっとも偉大なカベルネ生産者」の評価を得ており、また自分の名を冠した「リヴァース・マリー」で造るピノ・ノワールも高評価。
故ユリシス・ヴァルデス (ヴィンヤード・マネーシャー)
ソノマ・コーストの畑を知り尽くし、自社畑の葡萄は多くのプレミアムな生産者から引く手あまた。
特にオーベールがシャルドネ、ピノ・ノワールともユリシスのUV Vineyard, UV-SL Vineyardから調達することで有名。
2018年に49歳の若さで惜しまれて急死。
現在ヴァルデス&サンズ・ヴィンヤード管理会社が家族経営でユリシスの意志を引き継ぐ。
アストンではこのチームなくして、この葡萄の個性を凝縮した特別なワインを造ることはできない。
「最大のキーポイント」 畑、土壌、クローン、栽培 「トゥルー・ソノマ・コースト」の魅力、2022年ウエスト・ソノマ・コーストがAVAに認定。
ソノマ・コーストは、南のカーネロスから北のアナポリスまで非常に広い地域で、海岸丘陵が複雑に入り組み、標高、土壌、霧の入り方、風に吹き方、畑の向きによる日照量の違いなど、とても一口では語れない地区だ。
しかし、生産者たちは「トゥルー・ソノマ・コースト」として、アナポリス、フォート・ロス・シー・ヴュー、オキシデンタル/フリーストーン、そしてペタルマ・ギャップなど、個性豊かな葡萄が育まれる個々の地区に注目している。2022年には、「ウエスト・ソノマ・コースト」が認定され、アナポリスも含まれた。
アストン・エステートは標高は約300m、栽培面積は16haで、霧はぎりぎり畑には届かないが、涼しい風が入り込む。
畑は南西向きで海を臨むが、日照量は十分で、日中は非常に暑く、夜から朝にかけて気温が大きく下がる。
収量は極端に抑えられ、小粒で果皮が厚く、非常に濃縮された果実が得られる。
そして、アストンの特徴的な要素は、3つのクローンの個性が大きく影響を与えている。
ディジョン・クローン115は、凝縮された複雑な果実味と力強いタンニンを持つ。
667は、芳醇な黒系ベリーとスパイシーな要素が凝縮されている。
777は特に寒冷地で早熟であり、赤系果実が全面に現れ、非常に魅力的なアロマが若いワインからでも引き出される特徴的なクローンである。
自社畑アストン・エステイトとソノマ・コーストの畑をブレンド、Xラベルと全く同じ造り方 仏産樽熟成10ヵ月(新樽率10%) 1年早くリリース。アナポリス自社畑の個性をそのままに赤系ベリー、チェリー、クランベリーなどフレッシュな果実が爆発するように弾け出す。濃厚さと共にフレッシュな酸とのバランスを重視し、リリースしてすぐに生き生きとして果実とスパイシーな魅力を堪能できる。