MOUNT EDEN VINEYARDS マウントエデンヴィンヤーズ

伝統的な手法を心がけるサンタクルーズの個性溢れる作り手。マウンテン・クレープの美質を生かす。

Santa Cruz Mountains

Mount Eden Vineyards マウントエデンヴィンヤーズ

ナパの南、サンノゼの南に広がるAVAが1982年に認められたサンタクルーズマウンテン。マウンテングレープとしてはもっとも早く産地として認められたひとつで、このマウントエデンやリッジヴィンヤーズがあります。現オーナーのジェフリー・パターソンは1972年に畑・ワイナリーを買い取り、16ヘクタール強の畑は、標高600メートル前後のマウントエデンの山頂付近にあります。冷涼な環境で育った十分に酸の保たれた葡萄は、収量を抑えて収穫され、クラッシックなスタイルを貫くワイナリーとして高い評価を受けています。

ナパの南、サンノゼの南に広がるAVAが1982年に認められたサンタ・クルーズ・マウンテンズ。

マウンテン・グレープのAVAとしては最も早く認められたひとつで、このマウント・エデンやリッジ・ヴィンヤーズがある。

サンタ・クルーズ・マウンテンズの中心に位置するサラトガの町の西にマウント・エデン・ヴィンヤーズはあり、所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にある。

険しい森に囲まれたブドウ畑は山頂に浮かぶ島のようである。

1940年代後半から1960年代初頭に現在のマウント・エデン・ヴィンヤーズを開墾したマーティン・レイは元々ポール・マッソン・ヴィンヤードにあったシャルドネを植樹。

現在は「マウント・エデン・クローン」として小粒で病害に強く、酸がのった長期熟成タイプのシャルドネ・クローンとして、多くの畑で使われている。

マーティン・レイ

ジェフリー・パターソンがオーナーとなった(1972年)マウント・エデン・ヴィンヤーズでは冷涼な環境で育った十分に酸の保たれたシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンが収量を抑えて栽培されている。

しっかりした構成をもったワインは、10年前後の熟成は全く問題がなく、というよりもむしろリリースされてすぐよりも、ある程度の熟成を経たほうがワインの要素が花開くといった、フランス等に見られる伝統的なタイプである。

畑の個性を十分に生かした葡萄と手づくりそのものといった伝統的な手法による、オリジナリティー溢れる風味が満喫できるのがマウント・エデンのワイン。

そのポリシーを同じくするワイン生産者のグループIPOB(In Pursuit of Balance、バランスの追求の意。2011年~2016年にかけて活動)にも参加するなど、若い生産者の指導も務めている。

エリー&ジェフリー・パターソン

ワイナリー情報

サンタ・クルーズ・マウンテンズの中心に位置するサラトガの町の西に位置する。

所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にある。険しい森に囲まれた葡萄畑。