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パーペチュアル・リザーブ カリフォルニア NV

Perpetual Reserve California NV

希望小売価格 18,000 円(税別)

ヴィンテージ NV
容量 750ml
タイプ
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 シャルドネ78%
ブレンド品種 ピノ・ノワール22%
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA カリフォルニア/ California
ネステッドAVA、他
マウント・パハロ・ヴィンヤード/ Mt.Pajaro Vineyard、ベアワロー・ヴィンヤード/ Bearwallow Vineyard
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー ジェフ・ブリンクマン/ Jeff Brinkman
醸造 仏産225リットル樽&ステンレス・タンク(300リットル)にて醗酵・熟成8か月
熟成 瓶内二次発酵24か月
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 12.5%
品番 1RHYW721NV
JAN 無し
入数 12
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コメント

パーペチュアル=永遠に続くという意味。スタンダード・スパークリング MV(マルチ・ヴィンテージ)。 シャンパーニュのピエール・ペテルス監修、ヴァン・ド・クレールのセレクションを行う。アンダーソン・ヴァレーの北・一番海に近い自社畑のベアワロー・ヴィンヤードのシャルドネ&ピノ・ノワール、サンタ・クルーズ・マウンテンズ最南端・モントレー湾を望む冷涼産地自社畑マウント・パハロのシャルドネをブレンド。仏産225リットル樽と300リットルのステンレス・タンクで熟成、’20年6月瓶詰。瓶内2次醗酵24か月、ディゴルジュマン’22年6月、ドサージュ3.5g/リットル瓶熟約半年を経て2022年12月にリリース。ジャスミン、白胡椒が香り、硬い石を思わせるミネラル感、ブリオッシュ、アーモンド、ヘーゼルナッツの様な樽熟成のニュアンス

ピエール・ペテルス「レ・シェティオン」※を目指す。

シャンパーニュ、メニル・シュル・オジェ村で、100年以上の歴史を持ち注目を集めるレコルタン・ マニュピュランで、ピエール・ペテルスの現当主ルドルフ・ペテルスの監修の元、造り上げるスパークリング・ワイン。
ヴァン・クレール(ベース・ワイン)にこだわり抜き、このキュヴェであれば 「リースのスパークリングにしても良い」と言うコンサルを受けて造る。
ルドルフは自身でもカリフォルニア・スパークリングを造ろうとサンタ・リタ・ヒルスに畑を契約(ドメーヌ・ド・ラ・コートの向かい側)。
カリフォルニアのとても少ない高品質スパークリングの可能性を限定した畑から求める。

※「レ・シェティオン」:クリュッグの”クロ・デ・メニル”と双璧を成すとも言われるピエール・ペテルスが所有する特別な畑から造るキュヴェ。

テクニカル情報

醸造:ワールド・クラスのスパークリングを目指し、特別に厳選したクローン、土壌、気候、低収量、秀逸な酸を有するキュヴェをルドルフ監修のもと選抜。
仏産225リットル樽と300リットルのステンレス樽で発酵・熟成を約8カ月。
毎年新しいワインをソレラに加え、約半分をティラージュ・瓶詰めし、残りはさらに熟成させる。
瓶内2次発酵約24ヶ月後2022年6月ドサージュ(3.3g/リットル)瓶熟約半年を経て12月にリリース、日本へは2023年1月輸入。

テイスティング・コメント

ジャスミン、白い花、白胡椒が香り、硬い石を思わせるミネラル感、ブリオッシュ、アーモンド、ヘーゼルナッツの様な樽熟成のニュアンス。
秀逸な酸は全体を引き締め、泡はスムースで柔らかい。
余韻の柑橘系の香りと塩味が印象的。

畑情報

ルドルフ・ペテルスの監修の元、サンタ・クルーズ・マウンテンズの新しい畑/マウント・パハロ(南・モントレー湾に面する)と、アンダーソン・ヴァレーのベアワローからごく少量のみ数種のスパークリングを造る。


ベアワロー・ヴィンヤード:アレキサンダー・ヴァレーの畑では最北、海近くに位置する。

標高100m-200m、南東向き斜面、12.5ha。
土壌はベアワロー・ウォルフェインと呼ばれる粘土と赤土、河の堆積物が混じった土壌。
毎日霧が流れ込み非常に冷涼な気候であるが、日照量も十分。
小粒で凝縮したピノ・ノワール、厚みのあるシャルドネとなる。
ベアワロー・ヴィンヤードからシャルドネとピノ・ノワールを使用。


マウント・パハロ:サンタ・クルーズ・マウンテンズにあるリースの自社畑の中で一番最近取得した畑。

モントレー湾に近い涼しい南側、標高274m、海からの距離は11km、コラリトスの町近く7ha。
サン・アンドレアス断層が細かく分裂する複雑な土壌で、シャルドネ、ピノ・ノワールに適した粘土質の表土の下に海洋性隆起の岩石質。
シャルドネはレモンカード、ハニーサックル、突き抜けるようなミネラル感を持つ。
マウント・パハロからはシャルドネを使用。

RHYS VINEYARDS リース・ヴィンヤーズ

アメリカでも入手困難。少量生産のプレミアム・ピノ・ノワールの新星。注目が集まるサンタ・クルーズ・マウンテンズで自社畑にこだわる。

Santa Cruz Mountains

Rhys Vineyards リース・ヴィンヤーズ

メーリングリストのみで販売され、アメリカ国内でも少量しか現れず、高い評価とレア度が高いワイナリー。オーナーのケヴィン・ハーヴェイ氏が理想としたものは、全ての管理が自分で出来る自社畑であること、涼しい風が吹く南東向き斜面、表土は薄く粘土が混ざり、その下の土や母岩は海洋性堆積・隆起土壌、標高は300m以上の高地が好ましく、密植で樹に多くのストレスを与え、ビオディナミ農法、ドライ・ファーミング、等々と非常にシリアスで厳しいまでに高品質の葡萄を求めた。サンフランシスコの南・サンタ・クルーズ・マウンテン地区に6つの自社畑とリース・チームで栽培管理をする1つの契約畑を持つ。またソノマの北・メンドシーノ郡のアンダーソン・ヴァレーの最北、河口近くもっとも冷たい海の影響を受ける地区にも自社畑を所有。

知る人ぞ知るカリフォルニア・世界基準(ブルゴーニュ・スタイル)・プレミアム・シャルドネ&ピノ・ノワールの新星
「見つけたら迷わず手に入れてほしい」 と アントニオ・ガローニ(ワイン評論家)に言わしめた

2001年に構想開始。

ベンチャー・キャピタルで成功を収めたオーナーのケヴィン・ハーヴェイはブルゴーニュ、イタリアワインのコレクター。

彼が自身で造るワインの理想としたものは、全ての管理が自分で出来る自社畑であること、涼しい風が吹く南東向き斜面、表土は薄く粘土が混ざり、その下の土や母岩はサン・アンドレアス断層に由来する複雑な要素を持つ土壌、標高は300m以上の高地が好ましく、密植で樹に多くのストレスを与え、ビオディナミ農法、ドライ・ファーミング、等々と非常にシリアスで厳しいまでに高品質の葡萄を求めた。

現在理想にほぼ近づきつつあり、買い葡萄は一部のみ、一部の畑のみ灌漑をしているがほぼドライ・ファーミング(葡萄の樹が自力で水を求め、長く根を伸ばし、土壌に含まれる様々な要素を水と共に取り込む。干ばつに対する耐性も出来る)となっている。

サンフランシスコの南・サンタ・クルーズ・マウンテン地区に6つの自社畑を持つ。

またソノマの北・メンドシーノ郡のアンダーソン・ヴァレーの最北、河口近くもっとも冷たい海の影響を受ける地区と、メンドシーノ群の最北アルダースプリングヴィンヤードの近隣にも新しい自社畑を開墾中。

サンタ・クルーズ・マウンテン地区の6つの自社畑からワインを造る。

オーナーのケヴィン、ワインメーカーのジェフ、ワイングローワー&CFOのハビエールの3名が中心となり、栽培、醸造の少数精鋭チームでトータル的に高品質のワイン造りを目指した。

このこだわりのワインはアメリカ国内ではほぼメーリング・リストで完売。

レストラン、ネット、小売りへの数は非常に少ない為、コレクターズ・ワインとなり、世界的評価も非常に高くなっている。

左からハビエール・タピア(ワイングローワー&CFO)、ジェフ・ブリンクマン(ワインメーカー)、ケヴィン・ハーヴェイ(オーナー)リース創業時の写真。Wine Spectator誌より(撮影:Melissa Barnes)

リースの畑、栽培について:

サンタ・クルーズ・マウンテンズとアンダーソン・ヴァレーにある自社畑から造られるワインは、ワイン醸造におけるテクニックよりも、葡萄そのものが土地の個性を表現する為に、栽培管理に力を入れており、その成果に自信を持っている。

ほとんどの畑がオーガニックかビオディナミ・アプローチの農法で栽培されている。
注意深く選ばれた個性の違う土壌を持つ畑から、その土壌の持つ「ミネラル」成分をワインに反映できるように、台木やクローンにもこだわり選抜している。

樹間は非常に狭く、樹にストレスを与え、ドライ・ファーミング(灌漑しない)により更に葡萄の根が地中深く伸び、土地の多様性を多く引き出せるようにしている。
リースの自社畑では栽培管理にも収穫にも非常に人手がかかり、その分管理費が高くなり、ワイン自体も高額になってしまうが、そこは何物にも代えがたいワインの表現を優先している。

ワイナリー情報

サンタ・クルーズ・マウンテンズ

まだ全貌は明らかになっていないが、新進気鋭の生産者がポテンシャルのある畑に新たに注目している。

最高評価を受けるリッジや、マウント・エデンがあるシリコン・ヴァレーを見下ろす側と、サン・アンドレアス断層によって分かれた対岸頂上付近(海洋性土壌が隆起、複雑に重なり合っている)や、太平洋に向かい少し降りた当たりの森林に囲まれた複雑な地形や土壌に注目が集まり、畑が開拓されている。

※リースはワイナリー訪問は受け付けてない