希望小売価格 16,500 円(税別)
ヴィンテージ | 2017年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン80% |
ブレンド品種 | メルロ15%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2% |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | サンタ・クルーズ・マウンテンズ/ Santa Cruz Mountains |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | マウント・エデン・ヴィンヤーズ/ Mount Eden Vineyards |
備考 | Wine Spectator 93 (Feb. 28, 2022) |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ジェフリー・パターソン/ Jeffrey Patterson |
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醸造 | 開放発酵槽で天然酵母発酵 |
熟成 | 50%仏産樽(60%新樽)&50%米産樽(60%新樽)にて24か月熟成 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.0% |
品番 | 1MO1M33117 |
JAN | 791066123450 |
入数 | 12 |
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コメント
ヴィンテージ情報
2017年は素晴らしい年で冬にたっぷりと雨が降ったことで、前年までの雨が少なく乾燥した気候と土壌に恩恵をもたらし、葡萄樹の生育に大きな助けとなった。
収穫量はやっと平均値に戻り、収穫の最終段階の天候は心地よい涼しさがあった。
古樹はドライ・ファーミングしており、畑が標高の高い山にあることから、近在の畑とは全く異なるテロワールが、他にはないここだけのワインを造り出している。
収量は1エーカーあたり1.トン。
収穫は前年より16日遅い9月26日に始まり、29日に終了。
テクニカル情報
醸造:小さな開放発酵槽で自然酵母発酵。
14日間醸し期間を設けて、手作業でパンチ・ダウンを行う。
50%仏産樽(60%新樽)と50%米産樽(60%新樽)で24か月熟成、2年弱の熟成期間中に6,7回澱引きし、2年の瓶熟後リリース。
テイスティング・コメント
松林、カシス、セージ、曰く言い難い土のニュアンスが複雑に絡み合い、バニラのアロマが溢れ出す。
ブラックベリーとカシスの味わいが豊か。
樹齢40年の古樹にふさわしく、ドライ・ファーミングを施している為、しっかりとした骨格を持ちながらバランスがとれており、柔らかいタンニンがワインの力強さをより一層引き立てる。
長く熟成させて楽しむという贅沢が味わえるワイン。
17年の熟成が可能。
この地に、カベルネ・ソーヴィニヨンが植樹されたのは1940年代で、現在の葡萄樹は1981~82年に植え替えされている。
太平洋からの風を受ける冷涼な畑の葡萄はアルコール度が上がりすぎず、味わいが凝縮したワインを作りだす。
5ヘクタールの畑に植樹された品種はカベルネ・ソーヴィニヨン(3.9ヘクタール)、メルロ(1ヘクタール)、カベルネ・フラン(0.06ヘクタール)、プティ・ヴェルド(0.08ヘクタール)。
太平洋の影響を強く受けるサンタ・クルーズ・マウンテンの葡萄で高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンはリッジのモンテ・ベッロとマウント・エデンのカベルネ・ソーヴィニヨン・エステートが双璧である、とワインメーカーのジェフリー・パターソンは自負している。
伝統的な手法を心がけるサンタクルーズの個性溢れる作り手。マウンテン・クレープの美質を生かす。
Santa Cruz Mountains
Mount Eden Vineyards マウントエデンヴィンヤーズ
ナパの南、サンノゼの南に広がるAVAが1982年に認められたサンタクルーズマウンテン。マウンテングレープとしてはもっとも早く産地として認められたひとつで、このマウントエデンやリッジヴィンヤーズがあります。現オーナーのジェフリー・パターソンは1972年に畑・ワイナリーを買い取り、16ヘクタール強の畑は、標高600メートル前後のマウントエデンの山頂付近にあります。冷涼な環境で育った十分に酸の保たれた葡萄は、収量を抑えて収穫され、クラッシックなスタイルを貫くワイナリーとして高い評価を受けています。
ナパの南、サンノゼの南に広がるAVAが1982年に認められたサンタ・クルーズ・マウンテンズ。
マウンテン・グレープのAVAとしては最も早く認められたひとつで、このマウント・エデンやリッジ・ヴィンヤーズがある。
サンタ・クルーズ・マウンテンズの中心に位置するサラトガの町の西にマウント・エデン・ヴィンヤーズはあり、所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にある。
険しい森に囲まれたブドウ畑は山頂に浮かぶ島のようである。
1940年代後半から1960年代初頭に現在のマウント・エデン・ヴィンヤーズを開墾したマーティン・レイは元々ポール・マッソン・ヴィンヤードにあったシャルドネを植樹。
現在は「マウント・エデン・クローン」として小粒で病害に強く、酸がのった長期熟成タイプのシャルドネ・クローンとして、多くの畑で使われている。
マーティン・レイ
ジェフリー・パターソンがオーナーとなった(1972年)マウント・エデン・ヴィンヤーズでは冷涼な環境で育った十分に酸の保たれたシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンが収量を抑えて栽培されている。
しっかりした構成をもったワインは、10年前後の熟成は全く問題がなく、というよりもむしろリリースされてすぐよりも、ある程度の熟成を経たほうがワインの要素が花開くといった、フランス等に見られる伝統的なタイプである。
畑の個性を十分に生かした葡萄と手づくりそのものといった伝統的な手法による、オリジナリティー溢れる風味が満喫できるのがマウント・エデンのワイン。
そのポリシーを同じくするワイン生産者のグループIPOB(In Pursuit of Balance、バランスの追求の意。2011年~2016年にかけて活動)にも参加するなど、若い生産者の指導も務めている。
エリー&ジェフリー・パターソン
サンタ・クルーズ・マウンテンズの中心に位置するサラトガの町の西に位置する。
所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にある。険しい森に囲まれた葡萄畑。
仏産樽と米産樽を約半分ずつ(新樽65%)、24ヵ月樽熟成。瓶熟2年後にリリース。 標高高く冷涼な畑。カリフォルニアのカベルネとしては珍しく、洗練されたタンニン、心地よい酸とアメリカにしては低めのアルコール、甘くない味わい、タイトな仕上り。長熟が特徴。