印刷する

シャルドネ エステート サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2020

Chardonnay Estate Santa Cruz Mountains

希望小売価格 12,000 円(税別)

ヴィンテージ 2020年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 シャルドネ100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA サンタ・クルーズ・マウンテンズ/ Santa Cruz Mountains
ネステッドAVA、他
マウント・エデン・ヴィンヤーズ/ Mount Eden Vineyards
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー ジェフリー・パターソン/ Jeffrey Patterson
醸造 仏産樽(新樽率30-50%、古樽は1年使いのもの)にて醗酵・10ヵ月熟成
熟成
土壌 フランシスカン・シェール土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.0%
品番 1MO1C33120
JAN 791066123474
入数 12
-- --

コメント

1940年代後半から1960年代前半にかけて、マーティン・レイが、ポール・マッソンの畑で栽培されていたブルゴーニュのセレクションから増殖させたシャルドネの木を現在のマウント・エデンに植樹。贅沢なシトラスの香り、砕石、スモークなどが混然一体となってグラスから湧き上がります。しっかりとした酸と果実味がある為、長期熟成に耐えられます。

ヴィンテージ情報

2020年ヴィンテージは再び乾燥した天候に見舞われた。この地域では水不足が常に大きな課題となっており、マウント・エデンではドライ・ファーミングを行っているため、水の有無は特に重要な要素である。温暖で乾燥した年が続く中、成熟のペースが加速し、シャルドネの収穫は8月末までに完了した。

テクニカル情報

マウント・エデン・クローン

樹齢:平均27年(マウント・エデン・クローン)
収穫:8月21日から26日にかけて手摘みで収穫。
醸造・醗酵:葡萄がわずかに黄緑から黄色になったころに収穫し、破砕せずにやさしくプレスする。
仏産樽(新樽&1年使い)にて発酵。マロラクティック発酵を完全に終わらせ、シュール・リー状態で10ケ月熟成。
人工的な清澄はせず、透明感を出すため、軽いフィルターがけ後ボトリング。

マウント・エデンのシャルドネとブルゴーニュ以外のシャルドネの違いは「長熟性」。 それがこのシャルドネを良いワインではなく偉大なワインにしている理由の一つである。 秀逸な酸があることもその要素の一つで、たっぷりとした酸はワインの熟成のスピードを遅くする。
その為エステート・シャルドネは2年瓶熟を経てからリリースしている。

テイスティング・コメント

マウント・エデンのシャルドネらしいスイカズラやシトラスの華やかな香りに、ヘーゼルナッツのニュアンスが感じられる。緊張感のある酸とともに、レモン、カルダモン、そしてミネラル感が際立つ。
現時点でも十分に楽しめるが、10年ほどの熟成を経て、さらなる魅力が引き出されるだろう。

MOUNT EDEN VINEYARDS マウントエデンヴィンヤーズ

伝統的な手法を心がけるサンタクルーズの個性溢れる作り手。マウンテン・グレープの美質を生かす。

Santa Cruz Mountains

Mount Eden Vineyards マウントエデンヴィンヤーズ

ナパの南、サンノゼの南西に広がるサンタクルーズマウンテンAVAは1981年に認定された。マウンテングレープとしてはもっとも早く産地として認められたひとつで、このマウントエデンやリッジヴィンヤーズがある。現オーナーのジェフリー・パターソンが畑・ワイナリーを買い取り、16ヘクタール強の畑は標高600メートル前後のマウントエデンの山頂付近に位置する。冷涼な環境で育った十分に酸の保たれた葡萄は、収量を抑えて収穫され、クラシックなスタイルを貫くワイナリーとして高い評価を受けている。

サンタ・クルーズ・マウンテンズ/ Santa Cruz Mountains

サンタクルーズ山脈全体を含み、その境界線は春から夏の夜明けにかけて霧がかかる位置によって定められている。西側では標高約120m、東側では約240mがその基準となっている。
マウンテン・グレープのAVAとしては最も早く認められたひとつで、1981年に認定された。このマウント・エデンやリッジ・ヴィンヤーズがある。
総面積は広いAVAだが、傾斜がきつく植樹できる面積は非常に少ない。
海岸に沿って南北に走るサン・アンドレアス断層の影響を受け、土壌は多様性があり、特に尾根付近では複雑さを増す。

険しい森に囲まれたブドウ畑は山頂に浮かぶ島のようである。

ポール・マッソン/ Paul Masson

マウント・エデンのみならず、サンタ・クルーズ・マウンテンズの歴史にとっても重要人物。ブルゴーニュ、ムルソー出身。1880年代にカリフォルニアに移住する。1896年、サンタ・クルーズ・マウンテンズのサラトガの山頂にブルゴーニュからのシャルドネ、ピノ・ノワールの挿し木を植えた。友人だったルイ・ラトゥールの畑からの挿し木だと言われている。そのシャルドネとピノ・ノワールからポールは当時のカリフォルニアでは珍しかった伝統的なシャンパーニュ方式のスパークリング・ワインを造り成功を収める。

マーティン・レイ/ Martin Ray (創業者)

1945年、マーティン・レイ・エステート(現マウント・エデン・ヴィンヤーズ)を創業する。
ポール・マッソンに師事し、彼のアドバイスに従い、現マウント・エデンの土地(ポールの畑があった隣の山の頂き)にポール・マッソンの畑からの挿し木で、シャルドネ、ピノ・ノワールを植えた。
この畑からの挿し木が「マウント・エデン・クローン」としてカリフォルニアの多くの秀逸な畑に植樹されている。小粒で凝縮感があり、病害に強く、酸がのった長期熟成タイプのワインを生む。
同じくカベルネ・ソーヴィニョンもポール・マッソンの畑からの挿し木を植えたが、こちらは元々エメット・リックスフォード/ Emmett Rixford がシャトー・マルゴーから持ち込んだもの。

マーティン・レイ

ジェフリー・パターソン/ Jeffrey Patterson(現オーナー/ワインメーカー)

1972年、マウント・エデン・ヴィンヤーズは現在のワイナリー名に改名した。
ジェフリー・パターソンは1981年にアシスタント・ワインメーカーとしてチームに加わり、1983年にはワインメーカーに就任。
90年代にワイナリーを改修し、山の斜面を掘り下げてワインカーヴを造った。畑の改植も行い、品質向上を追求し続けた。
2007年、新たなワイナリーと畑を購入し、ドメーヌ・エデンというブランドでワインを造り始めた。シャルドネはマウント・エデン・ヴィンヤーズのカーヴ、ピノ・ノワールとカベルネ・ソーヴィニョンはドメーヌ・エデンのカーヴで醸造・熟成している。
1980年代からコツコツとマウント・エデン・ヴィンヤーズの株式を買い足し、2008年に過半の株式を取得してオーナーとなった。現在で娘のソフィー、息子のリードも加わりファミリー・ビジネスとしてワイナリーを運営している。

しっかりした構成をもったワインは、10年前後の熟成は全く問題がなく、というよりもむしろリリースされてすぐよりも、ある程度の熟成を経たほうがワインの要素が花開くといった、フランス等に見られる伝統的なタイプである。
畑の個性を十分に生かした葡萄と手づくりそのものといった伝統的な手法による、オリジナリティー溢れる風味が満喫できるのがマウント・エデンのワイン。

そのポリシーを同じくするワイン生産者のグループIPOB(In Pursuit of Balance、バランスの追求の意。2011年~2016年にかけて活動)にも参加するなど、若い生産者の指導も務めている。

ジェフリー・パターソン

ワイナリー情報


標高約610mの山頂に位置し、シリコンバレーを見下ろす歴史あるワイナリー。
サンタクルーズ・マウンテンAVAに属し、サンフランシスコから約80km南に位置する。
1945年に設立され、シャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンを中心に小ロット生産に特化したワイン造りを続けている。
シャルドネとピノ・ノワールのエステート・ボトル(生産者元詰め)を手がけるカリフォルニア最古のワイナリーの一つ。

所有する畑は、標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にあり、険しい森に囲まれている。
土壌は養分が乏しく痩せたフランシスカン・シェール/ Franciscan Shale。
山頂の冷涼な気候で育つ低収量の葡萄が、70年以上にわたり世界的に評価されるワインを生み出し続けている。