MIGRATION マイグレーション

ゴールデン・アイのセカンド的存在から、クール・クライメットのシャルドネ&ピノ・ノワールに特化するブランドに成長

Migration マイグレーション

ダックホーンが、ゴールデン・アイ・ブランドを立ち上げた折、セカンド・ワイン的存在としてスタートしたマイグレーションは現在は、完全に独立したブランドとして、クール・クライメット(涼しい地区)で造るバランスの取れたシャルドネとピノ・ノワールのブランドに成長。マイグレーション・ブランドの葡萄はソノマのラシアン・リヴァー・ヴァレーを含む冷涼なソノマ・コースト地区の葡萄でワールドクラスの冷涼な個性を持つワインが造られます。

マイグレーションは創業 1976 年のダックホーン・ワイン・カンパニーが手掛ける「冷涼な気候の下で栽培されたブドウでブルゴーニュ・スタイルのシャルドネとピノ・ノワールを造る」ブランド。

親会社のダックホーンは創業当時、まだブレンド品種としかみなされていなかったメルロ主体のワインで大成功を収め、ナパのメルロを世に知らしめた立役者として知られている。

同社は1997 年にアンダーソン・ヴァレーでゴールデンアイ・ブランドのピノ・ノワールを造り始め、そのセカンド的存在として2001 年にマイグレーションはアンダーソン・ヴァレーで産声をあげた。

2009年にラシアン・リヴァー・ヴァレーAVAに特化した一つのブランドとして独立したが、ラシアン・リヴァー・ヴァレー東部地域の気温が上昇するようになってきた為、葡萄のソースの範囲を広げて2016年ヴィンテージから冷涼で太平洋沿岸から冷たい海風が吹き込むソノマ・コースト(ラシアン・リヴァー・ヴァレーもソノマ・コーストに含まれる)を同ブランドの新AVAと定めた。

ラシアン・リヴァー・ヴァレーにはランニング・クリークという自社畑(作付面積はピノ・ノワール8ヘクタール、シャルドネ9ヘクタール)を持ち、この自社畑を含めて、グリーンヴァレー(ダットン・ランチ)、セバストポルの契約畑などの冷涼な地域の葡萄をブレンドすることにより、「上品さ、味わい深さ、バランスの取れたスタイル」というマイグレーションの美点をより一層際立たせるようになりました。

ワインメーカー

2017年よりワインメーカーに就任。

カリフォルニア州立工科大学で食品化学、ワイン分析、ブドウ栽培を学び、フェラーリ・カラーノ、エドナ・ヴァレー・ヴィンヤード、アルテサ・ヴィンヤーズ&ワイナリー、ジャメイソン・ランチ・ヴィンヤードを経て2014年にダックホーン社に入社。

デコイのアソシエート・ワインメーカーを経て、デコイ・ワインメーカーに昇進。

デコイと並行してマイグレーションの醸造チームにも参加していた。

2016年に一旦退社しエチュードのワインメーカーに就きましたが、2017年に呼び戻されてマイグレーションのワインメーカーとなった。

現在、メンドシーノ、ソノマ地区の醸造担当責任者。

2020年5月からデコイのワインメーカーも兼任。

ダナ・エッパーソン/ Dana Epperson

ワイナリー情報

カーネロスに新しくオープンしたマイグレ―ションのワイナリー

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冷涼産地からの洗練されたピノ・ノワールとシャルドネ

Migration が生産しているワイン