生産者: スケアクロウ・ワイン
希望小売価格 180,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2023年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン99% |
| ブレンド品種 | プティ・ヴェルド1% |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
| ネステッドAVA、他 | ラザフォード/ Rutherford |
| 畑 | J.J.コーン・エステート/ J.J.Cohn Estate |
| 備考 |
100 Parker Point The Wine Advocate by Joe Czerwinski, May 2026 100P The Wine Palate by Lisa Perrotti-Brown, March 2026 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | セリア・ウェルチ/ Celia Welch |
|---|---|
| 栽培・醸造 | 小ロットごとに発酵、仏産樽(70%は新樽、30%は約3年使い・自然乾燥の古樽)にて約21か月熟成 |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 100P 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 14.9% |
| 品番 | 1SCAM32123 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 3 |
コメント
ラザフォードの自社畑で手摘み収穫されたブドウを使用。オールド・マンを含む。
久々のパーカー 100ポイント!
ヴィンテージ情報~ヴィンヤード・マネージャ―、ドメニック・ビアンコ
2023年、J.J.コーン・エステートの生育期は、記録的な冬の降雨とともに始まった。
湿った空気が流れ込み、3月下旬までの豊富な降雨により土壌水分は十分に回復し、数年にわたって続いた乾燥状態に終止符が打たれた。
春は冷涼な気候となり、萌芽はやや遅れたものの均一だった。大きな霜害もなく、その後の生育は順調に進んだ。
土壌深くまで蓄えられた水分により、シーズン中盤まで灌漑の必要性が抑えられ、美しいカバークロップの育成にもつながった。樹冠の発達と湿度の高さから、シーズン初期にはキャノピーマネジメントやベト病対策が必要となったが、大きな問題は見られなかった。
夏は安定し穏やかな気候に恵まれた。一時的に約38℃を超える日もあったが、近年のナパ・ヴァレーに見られる長期間の高温には見舞われなかった。
結実は平均を上回ったため、品質とバランスを整えるべく、樹ごとの状態を見極めながら摘房を行った。
収穫は10月4日に始まり、10月17日に終了した。ここ数年の乾燥傾向にあったヴィンテージと比べると数週間遅い収穫となったが、平年の範囲内だった。収穫判断を左右するような大きな天候の変化はなく、ブドウの成熟度や風味の発達具合を丁寧に見極めながら収穫を行うことができ、収量は平均をやや上回った。
2023年は、長く続いた乾燥傾向が解消へ向かう中、忍耐強く成熟を待ち、細やかな判断を積み重ねながら進められたシーズンであった。
テクニカル情報~ワインメーカー、セリア・ウェルチ
醸造:ラザフォードにあるJ.J.Cohn
Estateで栽培され、2023年10月5日から17日の間、夜明け前に手摘みで収穫されたブドウのみを使っている。
収穫後、除梗されたブドウを光学式選別機で選果し、小ロットごとに発酵。約20日間果皮とともに醸しを行い、やさしくプレスする。仏産樽(70%は新樽、30%は約3年使い・自然乾燥の古樽)にて約21か月熟成。無清澄・無濾過で2025年7月初旬にボトリング。
生産量は1,800ケース。
テイスティング・コメント~ワインメーカー、セリア・ウェルチ
グラスからは、完熟したブラックベリー、クレーム・ド・カシス、チェリーのシロップ漬け、スミレの力強いアロマが立ち上り、この年ならではの見事な成熟を感じさせる。さらに、紅茶やココア、香ばしい小麦、ほのかなバニラのニュアンスが香りに奥行きを与えている。 口に含むと、すぐさま豊かでシルキーな口当たりが広がり、果実味に満ちた明るくエレガントな味わいが感じられる。タンニンは柔らかく洗練されており、鮮やかな印象が長く続き、濃い黒系果実を思わせる余韻が残る。
評価
100 Parker Point The Wine Advocate by Joe Czerwinski, May 2026
2023年のスケアクロウは、長く記憶に残る一本だ。完熟したブラックチェリーのアロマに、ハーブのニュアンスが自然に溶け込み、砕いた石を思わせるミネラル感が全体を引き締めている。クリーミーで魅力的なフルボディの仕上がり。驚くほどの豊潤さを備えながらも重さは感じさせず、きめ細かく上質なタンニンが全体を支える。余韻にはリコリスやモカ、ブラックオリーブのニュアンスが現れ、複雑な風味と質感にさらなる奥行きを与える。圧倒的な余韻の長さが、その印象をいっそう際立たせている。
About the Producer
生産者情報
Scarecrow Wine
スケアクロウ ワイン
ラザフォードにあるJ.J.コーン・エステートの”オールドマン(1945年にジョン・ダニエルによって植えられた樹)”を含む自社畑で収穫されたブドウを使用。由緒あるJ.J.コーンの畑からのこの作品は「オズの魔法」かと思わせる素晴らしいものである。熟したベリー、ダークチョコレート、バニラ、ベーキングスパイス(胡椒、ナツメグ、クローブなど)、ラザフォード特有の土のニュアンスがグラスから立ち昇り、時間とともに変化を遂げる様は、感動的な驚き。