生産者: リヴァース・マリー
希望小売価格 17,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2024年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | ミディアム・ボディ |
| 主要品種 | ピノ・ノワール 100% |
| ブレンド品種 | |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ソノマ・コースト/ Sonoma Coast |
| ネステッドAVA、他 | |
| 畑 | ボデガ・ティエリオ・ヴィンヤード/ Bodega Thieriot Vineyard |
| 備考 | 97P Vinous by Antonio Galloni, January 2026 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown |
|---|---|
| 栽培・醸造 | 仏産樽(フランソワ・フレール、レモンド)にて熟成(新樽率25-35%) |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 13.3% |
| 品番 | 1RIVI63124 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 12 |
コメント
ソノマ・コースト、オキシデンタル地区
リヴァース-マリーのシャルドネ、ピノ・ノワールは、寒流が流れる海から内陸に続く海岸丘陵の中でも、ラシアン・リヴァー・ヴァレーやグリーン・ヴァレーの西側に位置する「オキシデンタル地区」で生まれる。
このエリアは海からの霧の影響を受け涼しく、痩せた土地に加えて、海の堆積物が隆起した土壌、昼間の十分な日照など、極上のピノ・ノワールに適したテロワールを有する。
トーマス・リヴァース・ブラウン曰く「ワインは自然の産物」。
毎年畑と生産量は変化に富む。
彼がキャリアを始めたターリー時代からの友人・栽培家のスコット&ジョアン・ツェラー夫妻とのコネクションにより、今までに下記の畑でワインを手がけてきた。
スーマ
(自社畑)、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、リドル・ランチ、ランセル・クリーク、ジオイア、カンツラー、ティエリオ、ジョイ・ロード、プラット、ベアワローなど。
ピノ・ノワールの醸造に関して
手摘みされた葡萄を除梗し(一部とても良い房だけ梗を残しておく)、コールド・ソーク(低温浸漬)を約7日間10℃で行う(表面が乾かないように注意)。
5日目に冷却装置を止め、自然に温度の上昇を待つ。
7~8日目には醗酵が始まり、自然のまま醗酵を待つ。(涼しい年は3日で終わってしまうことも、10日間続くこともある。)
フリーランジュースとプレスジュースを一晩寝かせてから、樽に移し(新樽比率はキュヴェにより異なるが比較的少な目)、マロラクティック醗酵は大体10か月位で終わる。
澱を自然に落とした時点で初めてSO2を少量入れる。初夏にブレンドを決め、次のヴィンテージの収穫前に瓶詰。(ノン・フィルター、人工的な澱引きはしない。)
約半年休ませ、年が明けてから春頃にリリースする。
テイスティング・コメント
毎年、期待を大きく上回るワインが1〜2本現れる。2024年はオキシデンタル・リッジとボデガ・ティエリオだった。オキシデンタル・リッジについては、何が決め手となったか説明するのが難しいが、このボデガ・ティエリオについては、その理由ははっきりしている。畑が成熟段階に入ったことである。
雨量に恵まれた冬が数年続き、乾燥していた畑はようやく十分に根付き、安定した状態へ向かっている。若木時代に見られる収量や品質のばらつきも落ち着き、約3ヘクタールの3区画全体で、より均一な仕上がりが得られるようになった。ここ数年で根の発達も進み、灌漑を徐々に減らせるようになったことで、2024年はさらなる凝縮感がもたらされている。成熟した畑、丘陵地ならではの生育環境、そしてカレラ・クローンが、際立って完成度の高いワインを生み出した。
風が吹き抜けるフリーストーンの丘陵地で育つブドウは小粒で果皮が厚く、ボデガ・ティエリオはプラットと並び、ラインナップの中でも特に色調が深い。ブルゴーニュを思わせる落ち着いたアロマからは、やや控えめな印象を受けるが、口に含むと赤系果実の張りのある風味が広がり、ジューシーで奥行きのある味わいへと変化していく。燻した木、ローズヒップ、ビタミンタブレット(粉っぽいニュアンス)、ラズベリー、お香、湿った土のニュアンスが複雑に重なり合う。伸びやかな酸による生き生きとした味わいが印象的で、力強さに包まれながらも、軽やかさを失わないピノ・ノワールに仕上がっている。
クローン
カレラ・クローン 100%:カリフォルニアにおける歴史的なクローン(もとはブルゴーニュから)
ボデガ・ティエリオ・ヴィンヤード
フリーストーン・ベンチに位置し、オーナーのマックス&レクシー・ティエリオが2013年に取得した畑。100年以上に渡りこの土地を所有していた前オーナーが売りに出すという千載一遇のチャンスをつかんだ。
2016年から2017年にかけてトーマス・リヴァース・ブラウンと共に植樹を開始、約3.6ha。トーマスは隣接するプラット・ヴィンヤードも2017年から手掛けており、そのポテンシャルを十分に熟知している。
プラットは近年フランスのアクサ・ミレジムが買収したことでも有名。キスラーのオキシデンタル・ヴィンヤードが境界線の柵を挟んで隣に位置するというように、このフリーストーンの南、ペタルマ・ギャップ境界線の北の小地区がソノマ・コーストの中でも近年大きな注目を集めつつある。ボデガ・ティエリオに植樹された3.6haのうち、約2/3をリヴァース・マリーが2050年までリース契約で葡萄を確保できるとトーマスは喜ぶ。
About the Producer
生産者情報
Rivers-Marie
フリーストーン・ベンチに位置し、オーナーのマックス&レックス・ティエリオが2013年に所得(敷地8ha)、キスラーのオキシデンタル・ヴィンヤードが境界線の柵を挟んで隣に位置する。2016年からトーマスと共にカレラ・クローンのみを植樹(約3.6ha)。畑の約2/3をリヴァース-マリーが2050年までリース契約を結ぶ。涼しい風の影響を受け小粒で皮が厚く糖度が低くても濃い色が出やすい。黒系ベリーにラベンダー、スミレなどのブルゴーニュ的な香りと、樽がうまく溶け込んだ軽いスモークのニュアンス。樹齢はまだ若くとも素晴らしい出来栄えに今後の期待が膨らむ。