希望小売価格 12,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2021年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | メルロ100% |
| ブレンド品種 | |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ソノマ/ Sonoma |
| ネステッドAVA、他 | カーネロス/ Carneros |
| 畑 | カイザー・ランチ/ Kiser Ranch(サンジャコモ・ヴィンヤード/ Sangiacomo Vineyard) |
| 備考 |
96P vinous by Antonio Galloni, January 2023 ※エコの観点からキャップシールが初めから付いていません |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | ジョエル・ピーターソン/ Joel Peterson |
|---|---|
| 栽培・醸造 | レッドウッド開放大樽にて天然酵母発酵、仏産樽熟成(新樽率30%) |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | キャップシール無 コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 13.1% |
| 品番 | 1BEOJ22121 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 12 |
コメント
テクニカル情報
生産量:126ケース
醸造:1980年代に使われていたレッドウッドの開放大樽にて発酵(ソフトな仕上り)、天然酵母、全て手作業、仏産樽熟成(新樽30%)。
テイスティング・コメント
96P vinous by Antonio Galloni, January 2023
2021年のメルロ サンジャコモ・ヴィンヤードは見事な仕上がりである。レイヴェンスウッド時代まで遡っても、最良のヴィンテージのひとつと言える。2021年は低収量となったことに加え、栽培面での改善がこのワインの個性を一層際立たせている。
深みと広がりがあり、圧倒的なリッチさと存在感を備えた味わいである。ソノマの本質を映し出す、複雑味に富んだメルロだ。甘やかなフローラルのニュアンスがほのかに漂い、余韻に気品を添えている。
サンジャコモ・ヴィンヤードのカイザー・ランチの区画
1989年を初ヴィンテージとしてレイヴェンスウッドではメルロ・サンジャコモ・ヴィンヤードを造っていた。この区画はデヴィッド・レイミーがマタンザス・クリークのワインとして使う為にサンジャコモ・ファミリーに栽培させていたと聞いていた。
2000年初頭まで造ったがコンステレーションのポリシーとしてジンファンデルに注力する為生産を中止した。
同時期にマタンザス・クリークも生産を中止したと聞いており、サンジャコモ・ファミリーはピノ・ノワールかシャルドネに改植してしまったと思っていた。
ところが息子のモーガンからまだメルロが植わっていると聞き、是非もう一度造りたいとサンジャコモ・ファミリーに懇願し、葡萄を得ることができた。
この区画は1987年にリースリングの樹にメルロを接ぎ木し、更に1991年に樹間を狭くするために増植した区画。
カーネロスの冷たい風の影響を受け、メルロは受粉を完全に行えず常に「シャッター(結実果不良)」を起こすが、故に凝縮感のあるメルロになっていた。
しかしややもすると強烈なハラペーニョのニュアンスが度々出てしまうのが難点だった。
サンジャコモ・ファミリーに掛け合い、葡萄の実の付く枝を多めに残してもらい、樹勢高く、房を多くし生物的にバランスの取れた状態に改善出来たことにより、ジューシーで、凝縮した旨味がある他のカリフォルニアにはないメルロとなった。
About the Producer
生産者情報
Once & Future
ワンス アンド フューチャー
サンジャコモ・ヴィンヤード、カイザー・ランチの区画は、1987年と1991年に植樹された。カーネロスの冷たい風の影響を受け、受粉が完全に行えず、常に「シャッター(結実果不良)」を起こすが、故に凝縮感のあるメルロとなる。ブドウの実の付く枝を多めに残し、樹勢を高く保って房を多くし、生物的にバランスの取れた状態にすることにより、ジューシーで凝縮した旨味のある、他のカリフォルニアにはないメルロが生まれる。香り高く、フレッシュなプラムやグリーン・オリーブ、バニラのニュアンスとともに、鮮やかな果実味が豊かに感じられる。