エリザス・キュヴェ プロプライエタリー・レッド・ブレンド
ト・カロン・ヴィンヤード オークヴィル ナパ・ヴァレー2021
Eliza’s cuvee Proprietary Red blend To Kalon Vineyard Oakville Napa Valley
希望小売価格 50,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2021年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン60% |
| ブレンド品種 | カベルネ・フラン40% |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
| ネステッドAVA、他 | オークヴィル/ Oakville |
| 畑 | ト・カロン・ヴィンヤード/ To Kalon Vineyard(自社畑) |
| 備考 | 98P JamesSuckling.com, May 2024 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | アンディ・エリクソン/ Andy Erickson |
|---|---|
| 栽培・醸造 | 発酵・マセラシオン:約24日間、仏産樽にて20か月熟成(新樽率100%) |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 14.8% |
| 品番 | 1TOKM34121 |
| JAN | 086003276116 |
| 入数 | 3 |
コメント
ヴィンテージ情報
2021年は、2020年の火災を乗り越えた復活の年であると同時に、過去100年間でも特に長く乾燥した気候が際立った年でもあった。 降雨量が限られたことにより収穫が早まり、低収量だが小粒で濃密な果実が得られた。その結果、極めて凝縮感が高く、複雑で骨格のあるワインが生まれた。この果実の品質は、ト・カロン・ヴィンヤードが持つ逆境を乗り越える回復力と、その長い歴史を物語っている。2021年のワインはリリース直後から楽しめるが、長期熟成によってさらに魅力を増すだろう。
テイスティング・コメント~アンディ・エリクソン
ブラックリコリスやブラックラズベリー、ローズヒップ、シガーボックスのアロマに続いて、アメリカンチェリー、クランベリー、カカオニブ、コーラのニュアンスが広がる。
カベルネ・フランがエキゾチックなスパイス感と花のようなアロマをもたらし、カベルネ・ソーヴィニヨンが厚みと骨格、そして深く豊かな黒系果実の個性を与える。
希少性のある組み合わせで、ト・カロンならではの個性を体現している。今は華やかで生き生きとした印象を見せ、10年以上の長期熟成にも向くだろう。
George Yount had two wives, both called Eliza. First one and then another. Next
door, H.W. Crabb, his friend and rival, made wines from George’s vines.
とラベルに書かれている。
「ジョージ・ヨントは(19世紀初頭ヨントヴィルの街を興し、
ナパ・ヴァレーに最初の葡萄畑を開墾した)、二人の妻を持ち、一人目も二人目も「エリザ」という名前だった。隣に畑を持つハミルトン・クラブ(ト・カロン創始者)は、ジョージ・ヨントの盟友であり、ワイン造りのライバルでもあった。ハミルトン・クラブはジョージ・ヨントの畑からも葡萄を買い、ワインを造った。」
この畑はオークヴィルのメイン通り29号線から西に入る「ウォルナット・ドライブ」沿いにあり、当時静かなたたずまいを見せていた。
(現在、この道の北はベクストファーが持つ区画となっている)
ジョージ・ヨントの死後、妻のエリザ・ヨントがこの畑を引き継ぎ、その後1881年にハミルトン・クラブはエリザからこの畑をUS$12,000
(約130万円)で買い取った。
当時としては相当な金額だったが、ト・カロン・ヴィンヤードの中心にある非常に貴重な区画で、今考えるとお金に換算できないほどの非常に価値のある買い物だったと言える。
現在この区画にはト・カロンの中では数少ない「ナパ・ヴァレー最高峰のカベルネ・フラン」が植えられている。
ト・カロン・ヴィンヤード・カンパニーは、ヨントの二人の妻「エリザ」に敬意を表して、このワインを「エリザのキュヴェ」と名づけた。
About the Producer
生産者情報
To Kalon Vineyard Company
ト カロン ヴィンヤード カンパニー
ト・カロン・ヴィンヤードの複数の区画をブレンド。ジョージ・ヨントの妻「エリザ」から1881年にハワード・クラブが購入したト・カロンの中央部に位置するウォルナット・ストリート沿いの区画を含む。現在この区画にはト・カロンの中でも希少でナパ・ヴァレー最高と言われるカベルネ・フランが植わっている。カベルネ・フランの特徴である華やかな花の香り、黒系ベリー+アジアン・スパイスの要素が幾重にも重なり、がっちりとしたタンニンの力強さが全体を引き締め、カベルネ・ソーヴィニヨンが深みを加味。