【限定品】ヘリテージ・クローン カベルネ・ソーヴィニヨン
モンダヴィ・ト・カロン・ヴィンヤード 2023
Heritage Clone Cabernet Sauvignon Mondavi To Kalon Vyd.
希望小売価格 90,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2023年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン100% |
| ブレンド品種 | |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
| ネステッドAVA、他 | オークヴィル/ Oakville |
| 畑 | ト・カロン・ヴィンヤード/ To Kalon Vineyard、クローン31のみ |
| 備考 |
100P James Suckling October 2025 by Jim Gordon 97-99 Parker Point The Wine Advocate by Joe Czerwinski, June 2025 97-100P JEBDUNNUCK.com by Jeb Dunnuck, January 2025 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown |
|---|---|
| 栽培・醸造 | 仏産新樽熟成( ダルナジュー社&タランソ―社) |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 100P 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 15.5% |
| 品番 | 1SC1M28123 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 6 |
コメント
ワインのプロフィール
ヘリテージ・クローンのカベルネ・ソーヴィニヨンは、モンダヴィ・ト・カロン・ヴィンヤードの中で、長い歴史を持つ独自のクローンが植樹された単一ブロックから収穫される。このクローンは、カリフォルニア大学デイヴィス校が主導するプロジェクトの一環として、カリフォルニアワインの主要生産地の畑の中から、歴史的に受け継ぐべき特に優れた品質のクローンを特定するために、1980年代に他と分けられ単独の区画に植えられた。
その起源は1950年代まで遡ることができるが、1860年代にH.W.クラブがト・カロン・ヴィンヤードに植えた最初の樹まで起源を辿ることができるとも考えられている。
人の拳よりも小さく、ありえないほど小さな房に小粒の実をつけ、非常に収量が少ないのが特徴。その品質は折り紙付きで、濃密で複雑味がある個性的なワインを生み出す。この魅力こそが、このクローンの樹を何十年にもわたり、栽培し続けるに値することを証明している。
凝縮した果実味と豊かな味わい、生き生きとした酸味でバランスが良く、熟したレッドチェリー、削ったチョコレート、マンダリンオレンジの皮、甘い香りを含む土など、刺激的で多様な味わいが楽しめ、エレガントで表情豊かなワインである。
ヴィンテージ情報
2023年は、シュレイダーの歴史の中でも特に喜びに満ちたヴィンテージとなった。ナパ・ヴァレーは、過去10年以上でも際立って長い生育期に恵まれ、穏やかで安定した気温のもと、十分なハングタイムと豊かな収量を得ることができた。理想的な気象条件によりブドウは見事に成熟し、前例のないほどの深みと調和、骨格を備えたワインを生み出した。
ワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンは「これまでにボトリングしたシュレイダーの中でも、最高のヴィンテージのひとつになるだろう」と語っている。
テイスティング・コメント
97-99 Parker Point The Wine Advocate by Joe Czerwinski, June 2025
クローン31はその収量の少なさから、近年ほとんど選ばれることがない。しかしその特性こそが、シュレイダーのヘリテージ・クローン カベルネ・ソーヴィニヨン 2023をこれほど素晴らしいワインにしているのかもしれない。
乾燥したスパイスや土のニュアンスが、ブラックチェリーやストーンフルーツのようなエキゾチックな風味を引き立てている。
この魅惑的なワインは、絹のようなしなやかさと、きめの細かい質感を合わせ持ち、美しい口当たりと重み、そして生き生きとして調和の取れた長い余韻を備える。
このワインの可能性は計り知れない。
97-100P JEBDUNNUCK.com by Jeb Dunnuck, January 2025
ほのかにフローラルなニュアンスとインクのような要素が感じられる。深みのある紫色を呈し、青系果実の華やかさと、岩のように硬質なミネラル感、そしてスミレやお香の香りが調和する。フルボディで奥行きがあり、力強い構造と見事な余韻を持つ。シュレイダーのラインナップの中でも際立って素晴らしいワインのひとつである。ワインメーカーのトーマスは、このキュヴェがおそらく「オールド・スパーキー」リリースのベースとなるだろうと述べている。
ト・カロン・ヴィンヤード
1868年、ブドウ栽培とワイン醸造のカリスマであるハミルトン・クラブによって最初に植樹されたト・カロン・ヴィンヤードは、長きに渡り、ナパ・ヴァレー最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンの産地として評価されてきた。
このブドウ畑の一等地は、沖積扇状地で良質で多様な鉱物に富み、豊かな土壌は多くの海洋堆積物を含んでいる。これらが、私たちのワインの類い稀な個性を生み出している。
ブドウの樹は、日中は十分な太陽光と最適な温度を受け、夜は海からの冷たい霧によって冷やされる。
このような土地の起源や個性を尊重し、品質へこだわる姿勢こそが、シュレイダー・セラーズの核心となっている。
キャロル・シュレイダーが各キュヴェの成り立ちを語る
About the Producer
生産者情報
Schrader Cellars
シュレイダー セラーズ
モンダヴィの所有するト・カロン・ヴィンヤード 南に位置するN2SブロックのPure Heritage Clone (Clone 31)を使用。2018年初リリース。モンダヴィ・ト・カロンにしかない区画で、シュレイダーの親会社コンステレーションがモンダヴィを所有することから、トーマス・リヴァース・ブラウンがモンダヴィ・ト・カロンを使うことが出来るようになり、その際、非常に特徴的な小粒で味わいが凝縮したこのクローン単独のブロック・シングルを造ることにし、今までにないワインが誕生。ブルーベリー、カシス、ブラックベリーが凝縮した輝くような瑞々しさを有する。