生産者: アストン エステート
希望小売価格 8,500 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ピノ・ノワール100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ソノマ・コースト/ Sonoma Coast |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | アストン・エステート/ Aston Estate(自社畑)、リドル・ヴィンヤード/ Riddle Vineyard、ジョイ・ロード・ヴィンヤード/ Joy Road Vineyard |
備考 | 93P JEBDUNNUCK.com by Audrey Frick, July 2023 |
詳細データ たたむ +
ワインメーカー | トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown |
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醸造 | 年によるが、ほぼ全除梗、仏産樽(エルミタージュ、フランソワ・フレール、レモンド)にて熟成(新樽率10%) |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1SC4I22121 |
JAN | |
入数 | 12 |
コメント
ヴィンテージ情報
ソノマ・コーストにおける偉大なヴィンテージは2019年か、それとも2021年か。近年のヴィンテージについてこうした議論ができるのは嬉しいことである。それぞれ異なった特徴を持つ年であるため、答えは主観的になるだろう。
2019年はクラシックな品種の個性と畑の特徴が見事に表現された年であった。一方、2021年はヴィンテージの個性が際立ち、ソノマ・コースト全体に驚くべき一貫性をもたらした。ヴィンテージの個性が強い年は、生産者や地域ごとの違いを見分けるのが難しいかもしれない。しかし、より自然な造りで人為的な介入の少ないワインは、瓶内熟成を経ることで畑の個性を顕著に表すだろう。2021年のアストン・エステートではすでにその兆しが見えている。
2021年のもう一つの特徴として「収量が多い年だからといって、薄くて面白みに欠けるピノ・ノワールになるとは限らない」という点がある。近年のソノマ・コーストの気温上昇は、収量が少ない年には非常に厳しい条件となるが、こうした適度な収量がある年にはブドウの成熟を促し、畑に新しい均衡をもたらすことが明らかになってきた。
収量が少ないと、ブドウが極端な熱にさらされ、十分に成熟する前に糖度だけが急上昇し、「糖度は適正だが風味は未熟」か「風味は熟すが糖度過多」か、どちらかを選ばざるを得ない。幸いにも2021年は収量が多く、生育期初期の暑さの影響が抑えられ、9月上旬の数日間の高温な日の後に収穫を迎えることができた。より長いハングタイムが続いたことで、ソノマ・コーストの魅力的なヴィンテージが完成した。
トーマス・リヴァース・ブラウンのテイスティング・コメント
2021年のソノマ・コースト ピノ・ノワールは、自社畑アストン・エステートのに加え、ソノマ・コースト、オクシデンタル地区周辺に位置する2つの畑、リドル・ヴィンヤードとジョイ・ロード・ヴィンヤードをブレンドしている。
アストン・エステート由来の濃密さや旨味、森の下草のニュアンスと、オクシデンタル地区特有の生き生きとした赤系果実や鮮やかな酸が調和している。口中を潤すような食欲をそそるような質感がありながら、重たさや飲み疲れとは無縁なのが、私がもっとも気に入ってる点だ。
エステートについて
2021年初頭、私はアストンの所有権を完全に得るチャンスを得た。その瞬間、「この機会を逃すわけにはいかない」と即座に確信した。
20年以上かけて育ててきたこのピノ・ノワールの14エーカーの畑が、今や完全に成熟した今、この土地がこれからも私のワイン造りの家族の一員であり続けることを、とても誇りに思っている

About the Producer
生産者情報
Aston Estate
アストン エステート
自社畑アストン・エステイトとソノマ・コーストの畑をブレンド、Xラベルと全く同じ造り方。1年早くリリース。アナポリス自社畑の個性をそのままに赤系ベリー、チェリー、クランベリーなどフレッシュな果実が爆発するように弾け出す。濃厚さと共にフレッシュな酸とのバランスを重視し、リリースしてすぐに生き生きとして果実とスパイシーな魅力を堪能できる。