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ジンファンデル オールド・ヒル・ランチ 2023

Zinfandel Old Hill Ranch

希望小売価格 10,000 円(税別)

ヴィンテージ 2023年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 ジンファンデル主体
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ソノマ・ヴァレー/ Sonoma Valley
ネステッドAVA、他
オールド・ヒル・ランチ/ Old Hill Ranch
備考 96P vinous by Antonio Galloni, January 2025

詳細データ MORE

ワインメーカー ジョエル・ピーターソン/ Joel Peterson
醸造 レッドウッド開放大樽にて天然酵母発酵
熟成 仏産樽熟成(新樽率30%)
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.9%
品番 1BEOK44123
JAN
入数 12
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コメント

樹齢139年のジンファンデル主体。ソノマ・ヴァレーにある赤味がかった火山性の礫、砂、粘土を含む火山性堆積土壌。1850年代から葡萄が栽培されている伝説の畑。1980年代のレイヴェンスウッド最高級ワインの畑として有名。ジョエルの息子モーガンと共にこの2018VTGからワンス&フューチャーとベッドロック別々のブランドで父息子が造るという奇跡的な話。赤黒系ベリー、杉、ミント、アニス、黒胡椒、チョコレートの香りが特徴的でソノマ・ヴァレーの個性を物語っている。明るさ、深み、驚くほどの余韻の長さが感動的。

テクニカル情報

栽培:樹齢139年のジンファンデル主体 樹間と畝間2.4mx2.4m株仕立て。
収穫:2023年10月6日
醸造:天然酵母のみ。レッドウッド樽で醗酵・仏産樽熟成(新樽30%)

ジョエル・ピーターソンからのコメント

赤黒系ベリー、杉、ミント、アニス、 黒胡椒、チョコレートの香りと風味がこのワインの特徴で、ソノマ・ヴァレーの赤土堆積土壌の個性を物語り、赤系果実、リッチで深遠、ブラッドオレンジの余韻が心地良い。

96P vinous by Antonio Galloni, January 2025
2023年 ジンファンデル・ベローニ・ヴィンヤードは、このシリーズの中でも屈指の秀逸なワインである。 濃密で奥行きがあり、2023年ヴィンテージは、アメリカ有数の栽培地であるロシアン・リヴァー・ヴァレーにおけるジンファンデルの真髄を体現している。 全体の要素が非常にバランスよく整い、シルキーなタンニンが爆発的なフィニッシュをやさしく包み込む。 アリカント・ブーシェ、マタロ、カリニャン、プティ・シラーがブレンドを彩っている。実に見事な1本。

畑情報

オールド・ヒル・ランチ/ Old Hill Ranch

ソノマ・ヴァレーにあり、自社畑ベッドロックから北に約1.4km。
古代にマヤカマス山から西に流れた川が作った堆積土壌で、赤味がかった火山性の礫、砂、粘土を含む火山性堆積土壌。
サン・パブロ湾からの霧が夕方から朝にかけて流れ込み、日中は十分な太陽を享受する。灌漏をしないドライ・ファーミング。

歴史:1848年フィラデルフィア出身のウィリアム・マックファーソン・ヒルがゴールド・ラッシュ時にソノマに移住・金採掘と共に、1851年ソノマのこの土地を入手し、果樹園と葡萄農園を始める。
その当時葡萄栽培はミッション以外確立されておらず、試験的に様々な品種を植え、1873年のレポートによるとヒルの畑には53種類も栽培されていたという。
その中で「ブラック・セント・ピーター」と呼ばれた凝縮感、酸、濃厚な色を表現する葡萄がジンファンデルであると判明。
1880年代にフィロキセラの為に植替えを余儀なくされたが、耐性のあるセント・ジョージの台木にジンファルデルや他の品種を接ぎ木した為、今でもその当時の品種が少なくとも16品種以上残されておりDNA検査の結果、解明した品種も、わからない品種もある。

1975年、私/ジョエルがオールド・ヒル・ランチを師であるジョゼフ・スワンと共に訪れた時は、荒れ放題だったが、1981年に近隣のオーク・ヒル・ランチを所有・有機栽培を行っていたオットー&アン・テラー夫妻が買収。その後丁寧に栽培管理され、レイヴェンスウッドの最高級ワインの畑となった。
現在はアンの息子ウィル・バックリンが伝説の畑を守り続けている。

About the Producer

生産者情報