生産者: キャンバスバック
希望小売価格 5,500 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 89% |
ブレンド品種 | メルロ 9%、マルベック 2%、 |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | ワシントン |
AVA | レッド・マウンテン/ Red Mountain |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | 自社畑ロングウィンズ・ヴィンヤードを中心にレッド・マウンテンの銘醸畑から調達 |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | ブライアン・ルーディン/ Brian Rudin & ジョゼフ・チャーニー/ Joseph Czarny(2023年就任) |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽(新樽率40%)にて20ヵ月熟成 |
土壌 | 砂質、鉄分を含む赤土、 グラファイトを含む黒土、洪水で流されてきた石灰質の石などが含まれる |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 3DU6M32121 |
JAN | 669576040003 |
入数 | 12 |
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コメント
ナパ・ヴァレーのカベルネの特徴である果実の凝縮感と価格が高騰しているナパ・ヴァレーでは実現できない適正な価格を求めて、見いだしたカベルネの聖地ワシントン州レッド・マウンテン
この地の父親的存在のクロ・ソラーレ(シャトー・サンミッシェルとアンティノリのコラボ)と、母親的存在のヘッジーズの協力を得て、ナパ・ヴァレーを代表するダックホーンが新天地に根を下ろす。
ヴィンテージ情報
レッド・マウンテンの2021年は、非常に温暖で乾燥した生育期となり歴史的な低収量となった。春の気温上昇により萌芽は平年より早まり、早い段階から順調な生育が進んだ。一方で、開花期には風の影響を受け、収量は自然と控えめになった。 6月下旬には夏らしく気温は上昇し、ヴェレゾン期の熱波が成熟の後押しをした。9月から10月にかけては理想的な天候が続き、霜や雨の心配もなくスムーズな収穫が行われ、例年より2週間早く完了した。しっかりと完熟したブドウを得られ、ワインは力強く凝縮感のある仕上がりとなった。
テクニカル情報
醸造:小型の上部開放式タンクで発酵。パンチダウン、ポンプオーバー、デレスタージュを組み合わせ、タンニンと色調の抽出を精密にコントロールしている。
仏産樽(新樽率40%)にて20ヵ月熟成。樽メーカーはオリオン、セガン・モロー、タランソー、カヴァンを使用。
テイスティング・コメント
チェリーパイ、グレナデンシロップ、プラムといった華やかな果実のアロマが香り、セージ、フェンネル、サルスパリラ(甘草に似たスパイシーな香り)、火打石のようなミネラル感、樽由来のスパイス感など、複雑な風味が飲み手を魅了する。 タンニンはきめ細かく、味わいに広がりがある。ココア、タバコの葉、紅茶、ナツメグ、カルダモンといった洗練されたニュアンスが現れ、長く豊かな余韻へとつながっていく。
キャンバスバックが葡萄栽培・調達する区画の位置と詳細
自社畑はLongwinds vineyard/ロングウィンズ・ヴィンヤード (2014年植樹のダックホーン自社畑)
なだらかな斜面上部、暖かい日中でも風が吹き抜ける。土壌は基本的に砂質、鉄分を含む赤土とグラファイトを含む黒土、海の堆積物が洪水で流れてきた石灰質の石も含まれる。
2021年は記録的な低収量となり、レッド・マウンテン内12の畑のブドウを使用。
ナパ・ヴァレーのダックホーンが初めてカリフォルニア州以外のワインに挑戦。コロンビア・ヴァレーのポテンシャルを磨きぬく

Canvasback キャンバスバック


ダックホーンが見出した新たな理想郷はワシントン州。なぜワシントンに?それは、ボルドーを彷彿させるきれいな酸、ナパのカベルネの特徴である果実の凝縮感、そして、畑&葡萄の価格が高騰しているナパ・ヴァレーと違い、適正な価格が実現できるからです。2012年ヴィンテージで「キャンバスバック」という太平洋の渡り鳥(カモの一種)から命名されたブランドを初リリース。カベルネ・ソーヴィニヨンの聖地としてその名が知られるレッドマウンテンに自社畑を造り、素晴らしい近隣の栽培農家からの良質な葡萄を使います。
ダックホーンがなぜワシントンに?
- ボルドーを彷彿とさせるきれいな酸
- ナパのカベルネの特徴である果実の凝縮感
- 適正な価格が実現できる (レッド・マウンテンは人気の為ワシントンの中でも価格高騰)
この3つの重要なポイントを全てクリアできるカベルネ・ソーヴィニヨン栽培地域を北米で探し求め、見出されたのがレッド・マウンテンAVAでした。様々な土質が混ざりあった南西向きのスロープでは、昼十分な日照量を確保でき、夜との大きな寒暖差が、葡萄にきれいな酸と、長いハングタイムをもたらし、より成熟した果実が生み出されます。

レッド・マウンテンの自社畑ロングウィンズ・ヴィンヤードを中心に、栽培農家の買い葡萄(畑:Klipsun(トップ畑), Shaw, La Coye, Quintessenceなど)をブレンド。レッド・マウンテンの特徴であるジューシーで豊かな果実味と秀逸な酸がバランスし、細かいタンニンと森林の自然な香りが絡み合う。ダックホーン仕込みのバランスのとれた満足感の高いワイン。