希望小売価格 9,500 円(税別)
ヴィンテージ | 2023年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | メルロ |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | ベリーレーン・ヴィンヤード/ Berry Lane Vineyard (クームスヴィル)、ファウスト・ヴィンヤード/ Faust Vineyard |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | アンドリュー・ライト / Andrew Wright |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽にて15か月熟成(新樽率50%) |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 15.1% |
品番 | 1ME2J32123 |
JAN | 40426012614 |
入数 | 6 |
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コメント
ヴィンテージ情報
2023年、ナパ・ヴァレーは過去10年以上で最も長い生育期間を記録。 シーズンを通して安定した穏やかな気候は、例年を上回る収穫量と長いハングタイムをもたらし、2023年は素晴らしく高品質な、記憶に残るヴィンテージとなった。
テクニカル情報
醗酵・醸造:夜間に手摘みによる収穫。5日間の低温浸漬後に発酵を開始。発酵初期には1日2回のポンプオーバーを実施し、発酵が完了に近づくと頻度を減らす。15~21日間のマセラシオン後に圧搾。マロラクティック発酵は樽内で自然発生的に完了。仏産樽(新樽率50%)にて15ヶ月熟成。
テイスティング・コメント
ドライ・プラムやカシスのアロマに、ブルーベリージャムやゼラニウムのフローラルな香りが交じり合う。 さらに、白檀やレッドシダー(ほのかに甘い香り)の樽に由来する香りが繊細に加わり、複雑で印象的な香りを放つ。 まろやかでジューシーなアタックが広がり、細やかなタンニンが程よいストラクチャーとなる。 余韻は長くエレガントで、微かにグラファイトのミネラル感が漂い、ナパ・ヴァレーの冷涼産地が生み出すメルローらしい美しい表現が感じられる。
ナパ・ヴァレー適地の個性溢れる優れた葡萄から、品種毎の個性を活かし、各ヴィンテージ最高のワインを目指す

St.Helena, Napa Valley
Merryvale Vineyards メリーヴェール・ヴィンヤーズ


ナパ・ヴァレーを南北に走る通り国道128号線を北に向かいセント・ヘレナの街に入ると右手に広々としたガーデンと豪華なワイナリーがある。メリーヴェール・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレーの畑にこだわり、品種の個性を最大限に引き出すことを使命としている。 現在、一番初めに購入した自社畑プロファイル・ヴィンヤードに加え、マウント・ヴィーダーに2つの畑、クームズビルに1つの畑を所有している。テロワールを重視したプレミアム・ワイン造りが特徴である。
メリーヴェールの前身は禁酒法の廃止後ナパで一番最初に創業したナパの象徴的なワイナリー。
長い歴史の中で数々の著名な生産者がここでワインを生産した。
「メリーヴェール」はビル・ハーラン、彼の不動産事業のパートナー、ロビン・ダニエル・レイル(元ドミナスの共同経営者、現レイルヴィンヤードオーナー)が1983 年に立ち上げたプロジェクト。 現在に至るまでビル・ハーランと共に仕事をする、ボブ・レヴィ、ドン・ウィーバー、ミシェル・ロランもここで出会った。
1991年に現オーナーのシュラッター家が資本参加し1996年には単独所有。
シュラッター家は、高品質なワインを造るには自分たちで畑を所有し栽培することが最善の方法と考え、すぐに土地を探し始めた。
現在、一番初めに購入した自社畑プロファイル・ヴィンヤードに加え、マウント・ヴィーダーに2つの畑、クームズビルに1つの畑を所有している。
セント・ヘレナにある歴史あるワイナリーには改装を加え、温度管理可能な小型タンクや冷蔵室など、最新の醸造設備を備えた。
メリーヴェール・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレーの畑にこだわり、ナパ・ヴァレーが生み出す品種の個性を最大限に引き出すことを使命としているブランド。
テロワールに向き合った堅実なワイン造りを行い、プレミアムワインを生む。

ワインメーカー、ジェフ・クロフォード/ Jeff Crawford
アラスカ生まれ、ミネソタ育ち。
高校卒業後、寒さから逃れるためにハワイに向かった。1997年に本土に戻り、カリフォルニア大学デービス校で経済学の学士号と取得。しかし在学中にワインへの情熱が芽生え、その情熱が高じて卒業後はガロ社で収穫期のインターンとして働くことになった。
2007年にメリーヴェールに入社。1年後にはセラーマスターに昇進。2010年にアシスタントワインメーカーに任命され、すぐにアソシエイトワインメーカーに昇格。
2024年、メリーヴェール、スターモント、プロファイルのワインメーカーに任命された。
コンサルティング・ワインメーカーにはシュラッター夫妻の長年の友人であり同郷のジャン・ホーフリガー/ Jean Hoefliger氏、アソシエイトワインメーカーにマッテオ・フェコンド/ Matteo Fecondo氏が就いた。
メリーヴェール・ヴィンヤーズの畑とワインに関する深い知識と経験を持ち、生き字引とも言われるジェフのリーダーシップの元、醸造設備・製法等をアップデートし新しい技術を導入し、常に、テロワールを表現する最高品質のワインを造り続けている。

左からマッテオ・フェコンド氏、ジェフ・クロフォード氏、ジャン・ホーフリガー氏

プロファイル・エステート・ヴィンヤード
1996年シュラッター家がメリーヴェールの単独オーナーとなった際に取得した歴史ある畑。ミシェル・ロラン、ボブ・レヴィ(当時、メリーヴェールの醸造ディレクター)デイヴィッド・エイブリューの管理下で畑を一から作り直し改植した。
現在約10haを所有。
セント・ヘレナの東側の尾根、標高300m、フォグラインの上に位置しナパ・ヴァレーを一望に見渡す畑。
急峻な斜面に位置し、岩がちで農作業は非常に困難。
土壌はシルト、砂、砂利などの複合砂質ロームなどモザイク状に入り組んでいる。
多様な土壌やミクロクリマが入り組んだ土地ゆえに、小さなブロックに区画分けして個々に管理している。
植樹:1997年
植樹面積:25ha
標高:180-270m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

アルテッツィア・エステート・ヴィンヤード
標高約777mに位置し、マウント・ヴィーダーAVAにおいて最も標高が高く、ナパ・ヴァレー全体でも有数の高地にある畑。
サンパブロ湾から受ける気候的影響と標高により、昼間は比較的涼しく、夜間は暖かい。生育期間は長くなり、ゆっくりと完熟する。
「Altezia」という名前は、標高を意味し、スイスの第4公用語であるロマンシュ語に由来するとされる。
植樹:2001年
植樹面積:5.2ha
標高:760m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シラー

ペリドット・エステート・ヴィンヤード
その名の通り「宝石のような」わずか約1.8hの畑。マウント・ヴィーダーAVAの北端に位置し、森林に囲まれた急斜面の段々畑で、標高約275〜365m。東〜北東向きの斜面で、風通しと水はけに優れる。
植樹:2007年
植樹面積:1.8ha
標高:270-360m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ベリー・レーン・エステート・ヴィンヤード
2023年に購入した新しい自社畑。クームスヴィルAVAに位置し、サンパブロ湾に近いため、夏場の気温はナパの他地域より最大で約6℃も低く、熱波の影響も受けにくい冷涼な環境。
現在、段階的な植え替えが進められてる。
植樹:1988年、2024年に改植
植樹面積:5.26ha
標高:24m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネ、プティット・アルヴィーヌ
ナパ・ヴァレーの南側、冷涼なクームスヴィルを中心に葡萄を調達。手摘み、人の手による選果後それぞれの畑ごとに発酵。ラズベリー、スミレ、スパイスのノート。品種の特徴を表すブラックベリーと花の香。口中では素晴らしいフレッシュさと柔らかいタンニンが感じられ冷涼地で造られるメルロを表現した典型例。酸があるので熟成するポテンシャルがあるが今飲んでもおいしい。