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ジュビレーション by コルギン・セラーズ 2021

Jubilation by colgin cellars

希望小売価格 50,000 円(税別)

ヴィンテージ 2021年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン50%以上
ブレンド品種 カベルネ・フラン、メルロ、プティ・ヴェルド
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
ナンバー・ナイン・エステート/ IX Estate 、
ティクソン・ヒル/ Tychson Hill、
マドローナ・ランチ/ Madrona Ranch
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー アリソン・トージア/ Allison Tauziet
醸造 ステンレスタンク発酵(品種により一部は大樽発酵)
熟成 仏産樽で熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.9%
品番 1COLI21121
JAN
入数 3
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コメント

コルギンをセレクト後の樽、あるいは最初から早く飲んで最高の味わいを示すと予測される樽をセレクトしてブレンド。コルギンの特徴でもある香り高さを保ちながら、チャーミングにわかりやすくナパ・ヴァレーを表している。継ぎ目のないタンニンと驚くほど滑らかな口当たり。硬さはなく、リリースしたてでもすぐに楽しむことができる。

ジュビレーションとは祝祭、歓喜、最大の喜び、将来への祝福

2022年英国エリザベス女王の在位70周年のお祝いは「プラチナ・ジュビリー」と呼ばれ同じ派生語。過去の栄光を称え、将来の成功を祈り祝福する言葉。
コルギン・セラーズから、将来はコルギンを代表していくワインに祝福の気持ちを込めて世に送り出す。

ジュビレーションはコルギンの3種のワイン(シラーを除く)になる樽をセレクトした後、あるいは最初から早く飲んで最高の味わいを示すと予測される樽をセレクトしてブレンド。 初リリースは2016年、日本への輸入は2019ヴィンテージから。アメリカ国内と日本と数か国だけに輸出されている非常に貴重なワイン。

ヴィンテージ情報

2021年は、非常に豊かな個性と凝縮感を持つ葡萄を収穫できた。

冬季の降雨量は平年の半分程度しかなかった為、水分が少ない土壌の温度は早い段階で上昇し、樹の生育は例年以上に早いペースで進んだ。6月下旬に1度の非常に暑い日があったものの、それ以降の夏は穏やかに推移したが、9月中旬にもう一度非常に暑い日が続き、成長は速い速度に拍車がかかり、9月から10月にかけて例年より早めの収穫となった。

2021年は土壌の水分量が低かったため、樹がどのように栄養素を取り入れるかを確認することが重要であった。適切な栄養素とミネラルを含む健康な土壌は、収穫時の品質を確保し、当年のヴィンテージだけでなく、次のシーズンの成育にも大きな影響を与える。土壌の微生物環境を活性化させるコルギンの長年の取り組みは、2021年ヴィンテージで大きな成果を上げた。毎年カヴァークロップを土壌に掻き込むことで、オーガニック・コンポスト(有機堆肥)や大気中の窒素を取り込み土壌の微生物環境を活性化させてきた。この取り組みが環境保護に寄与すると同時に、葡萄の樹の持続可能性と品質を高めることになっている。

コルギンにとって2021年は平均すると穏やかな気候となった為、独特の地形と気候条件による影響を受け、複雑で、深く心に残るワインに仕上がっている。全ての区画で非常に状態の良い葡萄が収穫された。果実からはあらゆる要素が引き出され、少量の降雨で育った小粒のブドウは、色味や風味が濃厚で、香り、口当たり、味わいのすべてがバランスよく整い、ミネラル感や特徴的なオレンジの花香り、「自然の息吹」を感じさせるニュアンスが最大限に引き出され、品種本来の個性が自然にワインの中に溶け込んでいる。

テクニカル情報

コルギンと同じ醸造方法。畑で選別、夜間にワイナリーに持ち込まれた葡萄はその場で選房、更に選粒。
ステンレスタンク発酵(品種により一部は大樽発酵)、仏産樽で熟成。樽選抜後ブレンド。

テイスティング・コメント

コルギンの精神・ワインの味わいをわかりやすく、チャーミングかつ複雑に表現している。凝縮した赤いベリー系の果実味と土壌由来の石や黒鉛などのミネラルのニュアンスに溢れている。 ブラックチェリー、ナツメグなどのスパイス、オレンジのニュアンスが生き生きと香り立つ。 なめらかでシルキーなタンニンが口中を優雅に満たし、カカオとビターチョコレートの繊細な風味が長く続く。硬さはなく、リリース仕立てでも完成され、紛れもなくすぐに楽しむことができる仕上がり。

畑情報

  • ナンバー・ナイン・エステート/ IX Estate
    (プリチャード・ヒル)
  • ティクソン・ヒル/ Tychson Hill
    (セント・ヘレナ)
  • マドローナ・ランチ/ Madrona Ranch
    (セント・ヘレナ)
COLGIN CELLARS コルギン・セラーズ

“ネオ・クラシカル”魅惑のアン・コルギンの情熱とカリフォルニア・カルトワインの中でも妥協なき優美さへの探究

Pritchard Hill, Napa Valley

Colgin Cellarsコルギン・セラーズ

オーナーのアン・コルギン女史は、1992年コルギン・シュレイダー・セラーズを設立。前夫フレッド・シュレイダー氏と離婚後はコルギン・セラーズとなり、現在は再婚し夫ジョー・ウェンダー氏と共に、ロバート・パーカーに「葡萄栽培の桃源郷」と言わしめたプリチャード・ヒルにあるナンバー・ナイン・エステートにて究極の優美さを目指したワインを紡ぎ出す。この自社畑からのワインと、ナパのトップクラス畑の買い葡萄によるワインは、違うテロワールからであっても「コルギンの優美さ」をまといパーカー100点を連発するワインが造られる。2017年にルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーグループの傘下に入り、ラグジュアリー・ブランドの名声を得る。2018、2019VTGと続けてIXレッドとティクソンヒルがパーカー100点を獲得。

コメント

コルギンをセレクト後の樽、あるいは最初から早く飲んで最高の味わいを示すと予測される樽をセレクトしてブレンド。コルギンの特徴でもある香り高さを保ちながら、チャーミングにわかりやすくナパ・ヴァレーを表している。継ぎ目のないタンニンと驚くほど滑らかな口当たり。硬さはなく、リリースしたてでもすぐに楽しむことができる。

アン・コルギン

オーナー・アン・コルギン女史と夫のジョー・ウェンダー氏(銀行投資家であり、膨大なプレミアム・ワインのコレクター)は、2002年には、ブルゴーニュ・ボーヌの伝統あるメゾン・カミーユ・ジローを買収し、オールド・ファッションのメゾンに、有望な醸造家・ダヴィッド・クロワ氏(Domaine des Croix)を配し、近代的な設備を導入。

昔ながらの個性を保ちつつ、現代にあったメゾンに復活させている。

二人のワインに対する情熱は留まるところを知らず、最高品質のワインを造ることに真摯な姿勢を貫き続けている。

2017年にルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーグループの傘下に入り、夫妻は40%の株を保有し続け、体制はそのままに資金力のバックとラグジュアリー・ブランドの名声を得る事となった。

最高のテロワールはCh.シュヴァル・ブラン、Ch.ディケム、Dm.クロ・デ・ランブレイと並び称される。

アン・コルギン

ジョー・ウェンダー

ニール・ベルナルディ (マスター・オブ・ワイン)

2023年よりCOO/最高執行責任者に就任。

ワイナリーの日々の運営を監督し、ビジネスのあらゆる側面で、会長兼創業者であるアン・コルギン、CEOのジョー・ウェンダーと密に連携し、コルギン・セラーズの卓越した伝統を守りながら、革新と成長を推進している。

カリフォルニア北部生まれ、イタリア・フィレンツェで短期間過ごした後、UCデイビスでイタリア語を学んでいる最中に、ワイン学科に魅了され、間もなく醸造学と葡萄栽培学に興味を広げ、最終的にイタリア語の学士号と葡萄栽培学および醸造学の理学士号を取得した。

コルギンの前は、ダックホーン・ポートフォリオで15年間、ワイン・メイキングのリーダーシップ・ポジションを歴任。

ポール・ロバーツ退任後のコルギン・セラーズを引き継ぐものとして大抜擢され、その手腕を振い、アン・コルギンが目指す究極のエレガンス、世界のラグジュアリー・ブランドを継続するキーパーソンとなっている。

コメント

コルギンをセレクト後の樽、あるいは最初から早く飲んで最高の味わいを示すと予測される樽をセレクトしてブレンド。コルギンの特徴でもある香り高さを保ちながら、チャーミングにわかりやすくナパ・ヴァレーを表している。継ぎ目のないタンニンと驚くほど滑らかな口当たり。硬さはなく、リリースしたてでもすぐに楽しむことができる。

アリソン・トージア(ワイン・メーカー)

醸造化学専攻。

ボルドーにて学んだ後、帰国。ファー・ニエンテにて創業者ジル・ニッケル引退前に師事を受ける。

2005年よりコルギンのアシスタント・ワインメーカーとなり、オーナー・アン・コルギンにその才能を買われワイン・メーカーに就任。

ポール・ロバーツ社長と共に究極のエレガンス「コルギン・セラーズ」の信念を体現している。

Four Wines (現在4つのワインがラインナップ)

  • ● IX Estate/ナンバー・ナイン・エステート (自社畑・プリチャード・ヒル 6.47 ヘクタール)
    植樹率:カベルネ・ソーヴィニヨン63 %、メルロ20%、カベルネ・フラン11%、プティ・ヴェルド6%)

  • ● IX Estate Syrah/ナンバー・ナイン・エステート シラー (自社畑・プリチャード・ヒル 1.61 ヘクタール)
    植樹率:シラー100%

  • ● Cariad/カリアド (セント・ヘレナ市街地の西、なだらかな斜面にある3.18 ヘクタールの区画から。)
    植樹率:カベルネ・ソーヴィニヨン53 %、メルロ30%、カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド9%

  • ● Tychson Hill/ティクソン・ヒル (セント・ヘレナ市街地の北、スプリング・マウンテン裾野にある1.21 ヘクタールの区画から)
    植樹率:カベルネ・ソーヴィニヨン100 %
ワイナリー情報

Promised Land 約束の地 ~プリチャード・ヒル~

ナパ・ヴァレー中央部の東側山斜面にあるレイク・ヘネシーの南側に広がるプリチャード・ヒルには、綺羅星のごとく輝くワイナリーが、畑の開墾に膨大な労力をかけて、類まれなるワインを造り出している。

コルギン、シャペレ、ブライアント・ファミリー、デヴィット・オーサー、オーヴィッド、コンティニュアム、ロング、ブランド、メランソン・・・。

有名ワイナリーやこれから注目を集めるワイナリー様々である。

大きな岩が地中にあるこの地を開墾するには金額的に膨大な投資が必要である。

ワイナリーの設備、ヴィンヤード・マネージャーやワイン・メーカー、有能なスタッフにも投資を惜しまず、情熱と忍耐力を持ち、夢を現実にする強い意志を持つオーナーのみに与えられる珠玉のワイン。

おのずとついてくる高い評価。約束の地でのワイン造りは誰にでもかなう夢ではない。

セント・ヘレナから東側の山斜面に車を進め、レイク・ヘネシーの南側に沿って走ると、このプロミスト・ランドへの入り口が見えてくる。

完璧に舗装された道、点在するリゾート地のような邸宅の数々。

ナパのビバリーヒルズに入る感である。

いや、ナパのグラン・クリュ街道となるかもしれない・・・。