生産者: リヴァース マリー
希望小売価格 13,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2022年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | ミディアム・ボディ |
主要品種 | ピノ・ノワール 100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ソノマ・コースト/ Sonoma Coast |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | ジョイ・ロード・ヴィンヤード/ Joy Road Vineyard |
備考 | 93P vinous by Antonio Galloni, January 2024 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽(フランソワ・フレール、レモンド)にて熟成(新樽率25-35%) |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 13.7% |
品番 | 1RIVI34122 |
JAN | |
入数 | 12 |
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コメント
ソノマ・コースト、オキシデンタル地区
リヴァース-マリーのシャルドネ、ピノ・ノワールは、寒流が流れる海から内陸に続く海岸丘陵の中、ラシアン・リヴァー・ヴァレーやグリーン・ヴァレーの西側に位置する「オキシデンタル地区」で生まれる。
このエリアは海からの霧の影響を受け涼しく、痩せた土地に加えて、海の堆積物が隆起した土壌、昼間の十分な日照など、極上のピノ・ノワールに適したテロワールを有する。
トーマス・リヴァース・ブラウン曰く「ワインは自然の産物」。
毎年畑と生産量は変化に富む。
彼がキャリアを始めたターリー時代からの友人・栽培家のスコット&ジョアン・ツェラー夫妻とのコネクションにより、今までに下記の畑でワインを手がけてきた。
スーマ
(自社畑)、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、リドル・ランチ、ランセル・クリーク、ジオイア、カンツラー、ティエリオ、ジョイ・ロード、プラット、ベアワローなど。

ピノ・ノワールの醸造に関して
手摘みされた葡萄を除梗し(一部とても良い房だけ梗を残しておく)、コールド・ソーク(低温浸漬)を約7日間10℃で行う(表面が乾かないように注意)。
5日目に冷却装置を止め、自然に温度の上昇を待つ。
7~8日目には醗酵が始まり、自然のまま醗酵を待つ。(涼しい年は3日で終わってしまうことも、10日間続くこともある。)
フリーランジュースとプレスジュースを一晩寝かせてから、樽に移し(新樽比率はキュヴェにより異なるが比較的少な目)、マロラクティック醗酵は大体10か月位で終わる。
澱を自然に落とした時点で初めてSO2を少量入れる。初夏にブレンドを決め、次のヴィンテージの収穫前に瓶詰。(ノン・フィルター、人工的な澱引きはしない。)
約半年休ませ、年が明けてから春頃にリリースする。
アントニオ・ガッローニのテイスティング・コメント
2022年のジョイ・ロード・ピノ・ノワールは、シルキーで香り高く、繊細さと魅力的なアロマがバランスする。このキュヴェはシリーズの中でも落ち着いたミディアムボディな仕上がりだが、全体の調和は実に見事。繊細な花のアロマ、オレンジピール、ホワイトペッパーが余韻を上品に彩る。2021年ヴィンテージからの大きな進化は特筆すべきであり、とりわけ困難な生育期であったことを考えると驚くべき成果である。
93P vinous by Antonio Galloni, January 2024
生産量:405ケース
クローン
115(ディジョン)& 459
ジョイ・ロード・ヴィンヤード
2021年からシャルドネだけでなくピノ・ノワールも単一畑としてリリース。
自社畑スーマよりやや北に位置し、畑の約1/3はシャルドネ、約2/3はピノ・ノワール。斜面の向きや角度、クローン、台木のコンビネーションによって複数のブロックに分かれて植樹されている。
今までも興味津々でシャルドネの収穫の度に、こっそりと味見を繰り返してきたのでこの畑の個性とポテンシャルは十分に把握できている。
今回は2年目となり、より畑への理解が深まった。仕込んだ5つのロットはすべて、張りがあり軽やかな赤系果実の風味が特徴的だった。
熟したチェリーを思わせる凝縮感のある果実味を持ち、2021年、2022年共に最も高いミネラル感を備えていた。余韻には黒鉛や砕いた石のニュアンスが感じられ、赤スグリやブラックチェリーの風味と溶け込む。
約60%は単一畑ジョイ・ロード・ヴィンヤードとして瓶詰めされ、残りはソノマ・コーストにブレンドされた。
トーマス・リヴァース・ブラウンと妻マリーが魅了されたソノマ・コースト・エレガント・ピノ・ノワールと真骨頂のナパ・カベルネ

Rivers-Marie リヴァース・マリー


今最も脚光を浴びるワインメーカー「トーマス・リヴァース・ブラウン」(現在15社近くのワインメーカーを務める、代表はシュレーダー、アウト・ポストなど、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインでパーカー、ワインスペクテーターの高得点を叩きだすスター・ワインメーカーが、妻ジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと自分の名前を冠して造るのは「ピノ・ノワールとシャルドネ」。それもソノマ・コーストに特化し、秀逸な畑数か所からの葡萄を用いてシングル・ヴィンヤードと、その畑の特徴を生かしたブレンド・ピノ・ノワールを2002年から造り始めた。その生産量の少なさから(1,300~2,000ケース)、メーリング・リストのみ(4,000人以上が待つ)で販売されていたが、ついに正規輸入として取り扱うことが叶いました。現在は幾多のワイナリーで100Pをただき出した真骨頂のナパ・カベルネもラインアップします。
今最も脚光を浴びる「トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown」は、現在15社近くのワインメーカーを務め、代表はシュレーダー、ダブル・ダイアモンド、アストン、ボアズ・ヴュー、プリド~ウォーカー、アウト・ポスト(以上、弊社取扱い)、マイ・バッハ、ブラック・シアーズ、ジョーンズ・ファミリー、キアレロ、ハリス、ホーベル、ヘスタン、シーヴァー、カーサ・ピエナ、レヴァーナ、ヴォリス、センシーズなど。
カベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインでパーカー、ワイン・スペクテーターの高得点を叩きだしています。
そのトーマスが、妻ジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュ/ Genevieve Marie Welshと自分たちのミドルネームを冠した「リヴァース-マリー」を設立、秀逸な畑からの葡萄を用いてシングル・ヴィンヤードと、その畑の特徴を生かしたブレンド・ワインを2002年から造り始めました。
シャルドネとピノ・ノワールはソノマ・コーストのオキシデンタル地区に特化し(ピノ・ノワールは自社管理畑・スーマを持ちます)、カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレーの特徴ある各地の畑を使います。
日本へは、2013年当時その生産量の少なさから(1,300~2,500ケース)、メーリング・リストのみ(4,000人以上が待つ)で販売されていましたが、2011VTGより正規輸入元(弊社)を通して少量のみ入り始め、現在は毎年限定アイテム、限定数が揃います。

トーマス・リヴァース・ブラウンとジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュ
カリストガにあるワイナリー。
2021年からシングル・ヴィンヤードのリリースとなったジョイ・ロードの2年目のリリース。その個性はオキシデンタル地区らしいクランベリーのような酸を伴った赤いベリー系の果実が生き生きと現れ、香りにはスーマと同じような柑橘系、白い花、白檀が香る。味わいは凝縮した力強さを持ち、タンニンはまろやか。余韻も長く今飲んでも素晴らしいが、瓶熟の楽しみも併せ持つ。