希望小売価格 14,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 77% |
ブレンド品種 | メルロ 21%、カベルネ・フラン 2% |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | セント・ヘレナ/ St. Helena |
畑 | パッツィマロ・ヴィンヤード/ Patzimaro Vineyard |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | レネ・アリー/ Renee Ary |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽にて18か月熟成(新樽率85%) |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1DU1M56121 |
JAN | 669576018491 |
入数 | 6 |
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コメント
パッツィマロ・ヴィンヤード/ Patzimaro Vineyard(自社畑)
パッツィマロ・ヴィンヤードはナパ・ヴァレーのセント・ヘレナAVA、スプリング・マウンテンの麓に広がる。畑の名前はダックホーン・ヴィンヤーズのワインメイキング・チームを支えるウルタード家の出身地、パッツィマロ・デ・アビーニャに由来する。ウルタード家は1987年、このメキシコの小さな村からナパ・ヴァレーへ移住した。
パッツィマロ・ヴィンヤードは、日中の気温は高く夜間は冷涼なため、果実の完熟とともに、カベルネ・ソーヴィニヨンのバランスとストラクチャーに不可欠な自然な酸を保つことができる。カシスや土、ブラックオリーブといったクラシックな風味が特徴のワインを生む。
ヴィンテージ情報
暖冬で降水量が例年の50%未満だったため、新梢の誘引、カバークロップの慎重な管理、的を絞った灌漑、葡萄への負荷を考慮した剪定・・・等々、
早めの干ばつ対策に取り組みました。
3月中旬から4月上旬に芽吹きがあり5月中旬に開花。順調な生育期は優れた成熟を促進しました。
収穫は8月中旬のソーヴィニヨン・ブランからスタートし、すぐにシャルドネ、メルロと続き、残りのボルドー品種も10月15日までに全ての収穫を終えました。干ばつのため収量が低く粒が小さく凝縮した風味を持つ素晴らしい葡萄が得られました。
白ワインは理想的な酸と瑞々しいトロピカルな風味を、赤ワインは驚くほど凝縮しており素晴らしい深みと複雑さジューシーさを備えたワインとなりました。
テイスティング・コメント
2021年はブラックプラムやブラックベリージャムのアロマに加え、カラマタオリーブのタプナード、ドライセージ、アニスのニュアンスが感じられる。
口に含むとフルボディで、しっかりとした長期熟成向きのタンニンがあり、ボイセンベリー、ダークチョコレート、マジパンの凝縮した風味が長く豊かな余韻へと続く。
「ナパのメルローと言えばダックホーン、ダックホーンと言えばナパのメルロ」ナパ・メルロを世に知らしめたオーソリティ

Duckhorn Vineyards ダックホーン・ヴィンヤーズ


ダックホーンはナパヴァレー・セントヘレナの北にダンとマーガレットのダックホーン夫妻により1976 年に設立。当時ブレンド用品種としかみなされていなかったメルローを主体にしたワインで大成功を収めました。メルローは今日に至っても ダックホーン を代表するワインとして高い評価を受けています。ナパにある自社畑、厳選した契約畑からワインを造ります。2017 年度ワイン スペクテーター誌のTOP100 の第一位にメルロ スリー・パームス・ヴィンヤード2014VTG が輝き、そのク オリティの高さは一気にブランド力を高めました。現在ダックホーン・ポートフォリオとして11 のブランドを持つにいたり、2021 年ニューヨーク証 券取引所に新規株式公開(IPO)し上場しました。ダックホーンの進化はまだまだ止まりません。
Wine Maker
Rnee Ary ~レネ・アリー
2003年8月にダックホーンに入社。
当時のワインメーカーであるマーク・ベリンジャーのもとで修業を積み、研究室マネージャー、醸造担当、アシスタント・ワインメーカー、ダックホーンソーヴィニヨンブランとモニターリッジヴィンヤードワインを担当する副ワインメーカーを経て、2014年にダックホーン・ヴィンヤードのワインメーカーに任命されます。 これは長いダックホーンの歴史の中で4人目のワインメーカーにあたります。
そして、ワインメーカーとして初めて手掛けた2014年の「スリーパームス・ヴィンヤード・メルロ」が「Wine Spectator」誌の世界の「トップ100ワイン」リストで「ワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるという快挙を成し遂げました。しかし彼女は謙虚に語ります。
「スリー・パームスのような伝説的な畑や自社畑のナパで最も優れた葡萄を扱うことができて、私は幸運です。このような質の高い葡萄を扱う時にはレシピも決まった公式もありません。私の仕事は葡萄畑に耳を傾けワインの魂を伝えることです。」 また歴史ある偉大なワイナリーのワインメーカーを務めることに関して、先達への敬意を示し遺産に貢献するとして「私は現在進行形の物語の一部」とも語っています。
東海岸出身。セント・メリーズ・カレッジで化学と美術を修め、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーの研究室に入室。モンダヴィの優れた醸造チームの薫陶を受け、実地経験を積みつつ、US Davis校とナパー・ヴァレー・カレッジで醸造と栽培を学びました。

ワイン・メーカー、レネ・アリー
Three Palms Vineyard
スリー・パームス・ヴィンヤードは、ナパでも指折りのシングル・ヴィンヤードとして知られる伝説的存在だ。
100年ほど前、今ではスリー・パームス・ヴィンヤードとなっているこの地所は、サンフランシスコのコイト・タワーで有名なリリー・ヒッチコック・コイトの避暑地だった。シンボルとなっている3本の椰子の木は彼女の豪邸の目印として植えられていたものだ。
その屋敷は燃失したが、畑には今でもその当時使われていた中国製の食器の破片が残っている。
カリストガの南に位置し、ナパ・ヴァレーの中でも最後まで霧が残る。
土壌調査をすると下の方まで岩がゴロゴロした痩せた土壌だ。そのため葡萄樹は地中深く根を張る。
ダックホーンは1978年のファーストヴィンテージからこの畑の葡萄からメルロを造り続けている。当時ブレンド品種としかみなされていなかったメルロを主体にしたワインで大成功を収める。
2011年に専売契約を結び、2015年についにこの畑を買い取り、自社畑とした。
2014年より、ワインメーカーにレネ―・アリが就任。ダックホーンの長い歴史の中でダックホーン・ヴィンヤードのワインメーカーの責任は重く、就任期間も長い。その4人目にあたる。
メルロ スリーパームス・ヴィンヤード 2014 VTGが、2017年度のワインスペクテーター
TOP100の第一位に輝いた。これはレネ・アリーがワインメーカーとして手掛けた初めてのヴィンテージだった。
- 1978年 スリーパームス・ヴィンヤードからメルロを初収獲
- 2011年 専売契約
- 2014年 レネ・アリーワイン・メーカーに就任
- 2015年 スリー・パームス・ヴィンヤードを買取自社畑に
- 2017年 スリー・パームス・ヴィンヤード メルロ 2014がワイン・スペクテーター誌 年間TOP100の第一位に

スリー・パームス・ヴィンヤード
2001年に完成したエステートハウスとテイスティングルーム。
ナパ・ヴァレーの中心部、セント・ヘレナに位置する。
ダックホーンの本拠地である「マーリーズ・ヴィンヤード」に隣接する。

1999年 ワイナリー建築に着手

2001年 完成した美しいワイナリー

マーリーズ・ヴィンヤード
「マーリーズ・ヴィンヤード」は共同創業者であるマーガレット・ダックホーンに敬意を表して名付けられた。
ダックホーンが最初に植樹したヴィンヤード。
この畑から全てが始まった。
パッツィマロ・ヴィンヤードは、ナパ・ヴァレーのセント・ヘレナ地区に位置する。畑名はダックホーン・ヴィンヤーズのワインメイキング・チームを支えるウルタード家の出身地、パッツィマロ・デ・アビーニャに由来。昼夜の寒暖差により、ブドウは完熟しつつ自然な酸を保持し、バランスの取れたカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出す。2021年ヴィンテージは、ブラックプラムやブラックベリージャム、カラマタオリーブ、ドライセージ、アニスのアロマを持つ。フルボディで長期熟成向きのタンニンを備え、ボイセンベリー、ダークチョコレート、マジパンの濃厚な風味が広がる。余韻は長く、力強い仕上がりとなっている。