希望小売価格 120,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2021年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | スプリング・マウンテン/ Spring Mountain |
畑 | スプリング・マウンテン・ヴィンヤード/ Spring Mountain Vineyard 、ワーテレ・ヴィンヤード/ Wurtele Vineyard、イヴェルドン・ヴィンヤード/ Yverdon Vineyard |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | クリス・カーペンター/ Christopher Carpenter |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽(新樽81%)にて22か月熟成 |
土壌 | 火山性堆積ローム |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 14.5% |
品番 | 1LOKM28121 |
JAN | |
入数 | 3 |
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コメント
自社畑ワーテレ・ヴィンヤード(標高300m)、自社畑イヴェルドン・ヴィンヤード(標高640m)を主体に、契約栽培のスプリング・マウンテン・ヴィンヤード(標高550m)がブレンドされる。
1993年にAVAとして設立されたスプリング・マウンテン・ディストリクトは、ナパ・ヴァレーとソノマ・カウンティを隔てるマヤカマス山脈の東斜面、セント・ヘレナの町の上に位置する。日中の冷涼な気温、痩せた土壌、急傾斜の葡萄畑は段々畑が組み合わさり、カベルネ・ソーヴィニヨンにとって理想的な生育条件を生み出している。スプリング・マウンテンのワインは、特徴的な花の香り、深い赤系果実の風味、滑らかなタンニンを表現している。
ワインメーカー/クリス・カーペンターのテイスティング・コメント
スプリング・マウンテンで最初にブドウが植えられた記録があるのは、チャールズ・レメによる1874年のラ・ペルラ・ヴィンヤードの開墾とされている。スプリング・マウンテンは地形的に珍しい組み合わせで、堆積土壌と火山性土壌の両方が混在しているため、山の斜面のあちこちに小さな湧き水が点在していることがこのAVAの名前の由来となっている。 この多様な土壌構成と持続的に穏やかな気候により、2021年ヴィンテージは、バラの花びら、カシス、ダークチェリー、パン・ド・グリエ(トーストしたパン)、そして繊細なミネラル感を伴って、優雅に広がっていく。
98P:ジェブ・ダナックのテイスティング・コメント
2021年のカベルネ・ソーヴィニヨン スプリング・マウンテン・ディストリクトは、またしても驚異的な仕上がりを見せる。
深い紫色の色調を持ち、カシス、スミレ、春の花々、タバコの葉といった、万華鏡のように多彩なアロマが広がる。フルボディの豊かな味わいで熟度があり、ベルベットのように滑らかなタンニンが特徴的である。
オーク樽の風味、タンニン、酸が完璧に調和し、非の打ちどころがないバランス。
4~5年の瓶熟成でさらに開き、25~30年の熟成ポテンシャルを備えている。
98P JEBDUNNUCK.com, December 2021, by Jeb Dunnuck
- 標高:550m
- 設立:1873年~1891年開墾・植樹開始
- 植樹面積:91ha 135ブロック
- 土壌:火山性堆積ローム
- ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実
スプリング・マウンテン・ヴィンヤード
- 標高:300m
- 設立:1991年 開墾・植樹開始
- 植樹面積:14ha 16ブロック
- 土壌:火山性堆積ローム
- ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実
ワーテレ・ヴィンヤード(自社畑)
- 標高:640m
- 設立:1960年代に開墾・植樹、2001~2008年改植
- 植樹面積:10ha 39ブロック
- 土壌:川の堆積土壌が隆起&火山性堆積ローム
- ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実
イヴェルドン・ヴィンヤード(自社畑)
ナパ・ヴァレー「山カベ」の第一人者 4つのマウンテンAVAの特徴を綿密に描き出す

Napa Valley
Lokoya ロコヤ


創業1995年、ロコヤは、ナパ・ヴァレーの4つの標高の高い山岳AVAの自社畑及び厳選した契約農家から100%カベルネ・ソーヴィニヨンで4つのワインを造る。マウント・ヴィーダー、ハウエル・マウンテン、スプリング・マウンテン、ダイヤモンド・マウンテンである。カベルネ・ソーヴィニヨンを通して、各山岳AVAの個性(気候、土壌、日照など)をグラスに注がれたワインに綿密に表現することを一貫した理念としている。標高が高い葡萄畑では栽培管理が非常に重要で日々細心の注意を払っていく必要がある。各ヴィンテージにおける畑の状況を深く理解し、収穫された果実の個性をそのままにワイン造りにおいても人的介入は最小限に抑え、果実が可能な限り自然で雄弁に表現できるように促すのはワインメーカー、クリストファー・カーペンターの手腕である。
クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter
現在、ジャクソン・ファミリー傘下のワイナリー、ナパ・ヴァレーではロコヤ、ラ・ホタ、カーディナル、マウント・ブレイブ、カラダン、南オーストラリアのヒッキンボッサムのワインメーカーを務める。
シカゴ出身、大学では生物学を学び、医療機器関連企業に勤め、シカゴの食文化、レストランシーンでワインに親しみ、1993年にナパ・ヴァレーを訪れた際に、科学的知性と創造性の両方に挑戦できるライフスタイルに感銘。
その後すぐにUCデイヴィスで学び始め、栽培と醸造の両分野で修士号を取得後イタリア・ティニャネロで研修。そこでワイン、食事、文化がどのように融合していくかを学び、今後の指標になったと言う。
1998年、クリスはナパ・ヴァレーに戻り、カーディナルで働き始め、2000年にはロコヤのワインメーカーに就任。その後、ラ・ホタ、マウント・ブレイブのワインメーカーに就任するとともに、自社畑をハウエル・マウンテン、マウント・ヴィーダーに取得する。
クリスの科学的視点とワイン、食、文化への飽くなき探求と情熱が、多くのワイナリーを統括しつつ、それぞれの畑、ワイナリー、ワインの個性を的確に表現していく源となっている。
クリスは妻のティナとともにスローフード協会ナパ・ヴァレー支部を立ち上げ、クリスはナパ郡資源保全協会、フェスティバル・ナパ・ヴァレー、ナパ・ヴァレー・ユース・シンフォニーの役員を務める。熱心なコンサート愛好家である。
クリス曰く「成功とは、自分の好きなことを、好きな時に、好きなようにできる自由を手に入れることである。そしてその結果、自分が創造したものを他の人々が楽しみ、感謝するのを見ることが最大の喜びだ。」

クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter
スプリング・マウンテン自社畑ワーテレ・ヴィンヤード(標高300m) 自社畑イヴェルドン・ヴィンヤード (標高640m) が主体。ナパ・ヴァレーとソノマ・カウンティを隔てるマヤカマス山脈の東斜面、セント・ヘレナの町の上に位置する。特徴的な花の香り、深い赤系果実の風味、滑らかなタンニン、引き締まった酸味と堅牢ない硬いがっしりとしたタンニンに支えられ、甘やかなフィニッシュが印象に残る。 2021年は、ローズペダルやカシス、ダークチェリー、パン・ド・グリエ、そして繊細なミネラル感が広がる仕上がり。