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ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー 2023

Sauvignon Blanc Napa Valley

希望小売価格 6,800 円(税別)

ヴィンテージ 2023年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 ソーヴィニヨン・ブラン100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
ウィスキー・リバー・ランチ/ Whisky River Ranch(ポープ・ヴァレー)、グリグスビー・ヴィンヤード/ Grigsby Vineyard(ヨントヴィル)、フリッツ・ヴィンヤード/ Fritz Vineyard(ドライ・クリーク・ヴァレー)
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー アンドリュー・ライト / Andrew Wright
醸造 コンクリートタンク、 仏産大樽/シガー・バレル(320リットル)、小型ステンレススチールタンク(284リットル)で発酵・熟成3か月
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 13.5%
品番 1ME2A32123
JAN 040426012218
入数 12
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コメント

ソーヴィニヨン・ブラン100%ナパの南東、ハウエルマウンテンの東側に位置するポープ・ヴァレーにあるウィスキー・リバー・ランチとヨントヴィルのグリグスビー・ヴィンヤード等から。トロピカル・フルーツやハニー・サックルの魅力的な香りに、活き活きとした酸と純粋な果実味。5年間は楽しめる。

ヴィンテージ情報

2023年、ナパ・ヴァレーは非常に長い生育期を経験した。 シーズンを通して安定した穏やかな気候は、例年を上回る収穫量と長いハングタイムをもたらし、2023年は素晴らしく高品質な、記憶に残るヴィンテージとなった。

テクニカル情報

醗酵・醸造:ナパ・ヴァレーの3つの畑から手摘みで収穫された葡萄を圧搾。コンクリートタンク、 仏産大樽/シガー・バレル(320リットル)、小型ステンレススチールタンク(284リットル)で発酵・熟成。 時間と手間のかかる技法である樽発酵は、豊かさと精密さを兼ね備えたソーヴィニヨン・ブラン特有の魅力を引き出す。 小ロットごとに、異なるサイズや形状の樽で発酵・熟成することで、ポープ・ヴァレーとヤウントヴィルの古木の葡萄が持つ純粋な魅力を最大限に引き出している。 また、一部はコンクリートタンクで発酵・熟成され、ミネラル感と複雑さが加わる。 2023年は素晴らしいヴィンテージで、この爽やかな白ワインにその魅力が見事に表れている。

テイスティング・コメント

魅惑的なトロピカルフルーツ、白い花、スイカズラの香り。 クラシックな樽発酵とコンクリートタンクでの熟成により、豊かなテクスチャーとミネラル感が重なり、生き生きとした表情を持つワインとなった。 時間とともに、研ぎ澄まされた酸と果実の複雑さが際立ち、ピュアで精密なソーヴィニヨン・ブランが楽しめる。 余韻は長く、夏の季節やシーフードと共に、今後5年間はおすすめできる。

MERRYVALE VINEYARDS メリーヴェール・ヴィンヤーズ

ナパ・ヴァレー適地の個性溢れる優れた葡萄から、品種毎の個性を活かし、各ヴィンテージ最高のワインを目指す

St.Helena, Napa Valley

Merryvale Vineyards メリーヴェール・ヴィンヤーズ

ナパ・ヴァレーを南北に走る通り国道128号線を北に向かいセント・ヘレナの街に入ると右手に広々としたガーデンと豪華なワイナリーがある。メリーヴェール・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレーの畑にこだわり、品種の個性を最大限に引き出すことを使命としている。 現在、一番初めに購入した自社畑プロファイル・ヴィンヤードに加え、マウント・ヴィーダーに2つの畑、クームズビルに1つの畑を所有している。テロワールを重視したプレミアム・ワイン造りが特徴である。

メリーヴェールの前身は禁酒法の廃止後ナパで一番最初に創業したナパの象徴的なワイナリー。
長い歴史の中で数々の著名な生産者がここでワインを生産した。

「メリーヴェール」はビル・ハーラン、彼の不動産事業のパートナー、ロビン・ダニエル・レイル(元ドミナスの共同経営者、現レイルヴィンヤードオーナー)が1983 年に立ち上げたプロジェクト。 現在に至るまでビル・ハーランと共に仕事をする、ボブ・レヴィ、ドン・ウィーバー、ミシェル・ロランもここで出会った。

1991年に現オーナーのシュラッター家が資本参加し1996年には単独所有。

シュラッター家は、高品質なワインを造るには自分たちで畑を所有し栽培することが最善の方法と考え、すぐに土地を探し始めた。
現在、一番初めに購入した自社畑プロファイル・ヴィンヤードに加え、マウント・ヴィーダーに2つの畑、クームズビルに1つの畑を所有している。 セント・ヘレナにある歴史あるワイナリーには改装を加え、温度管理可能な小型タンクや冷蔵室など、最新の醸造設備を備えた。

メリーヴェール・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレーの畑にこだわり、ナパ・ヴァレーが生み出す品種の個性を最大限に引き出すことを使命としているブランド。
テロワールに向き合った堅実なワイン造りを行い、プレミアムワインを生む。

ワインメーカー、ジェフ・クロフォード/ Jeff Crawford

アラスカ生まれ、ミネソタ育ち。
高校卒業後、寒さから逃れるためにハワイに向かった。1997年に本土に戻り、カリフォルニア大学デービス校で経済学の学士号と取得。しかし在学中にワインへの情熱が芽生え、その情熱が高じて卒業後はガロ社で収穫期のインターンとして働くことになった。

2007年にメリーヴェールに入社。1年後にはセラーマスターに昇進。2010年にアシスタントワインメーカーに任命され、すぐにアソシエイトワインメーカーに昇格。
2024年、メリーヴェール、スターモント、プロファイルのワインメーカーに任命された。

コンサルティング・ワインメーカーにはシュラッター夫妻の長年の友人であり同郷のジャン・ホーフリガー/ Jean Hoefliger氏、アソシエイトワインメーカーにマッテオ・フェコンド/ Matteo Fecondo氏が就いた。

メリーヴェール・ヴィンヤーズの畑とワインに関する深い知識と経験を持ち、生き字引とも言われるジェフのリーダーシップの元、醸造設備・製法等をアップデートし新しい技術を導入し、常に、テロワールを表現する最高品質のワインを造り続けている。

左からマッテオ・フェコンド氏、ジェフ・クロフォード氏、ジャン・ホーフリガー氏

畑情報

プロファイル・エステート・ヴィンヤード

1996年シュラッター家がメリーヴェールの単独オーナーとなった際に取得した歴史ある畑。ミシェル・ロラン、ボブ・レヴィ(当時、メリーヴェールの醸造ディレクター)デイヴィッド・エイブリューの管理下で畑を一から作り直し改植した。

現在約10haを所有。
セント・ヘレナの東側の尾根、標高300m、フォグラインの上に位置しナパ・ヴァレーを一望に見渡す畑。

急峻な斜面に位置し、岩がちで農作業は非常に困難。
土壌はシルト、砂、砂利などの複合砂質ロームなどモザイク状に入り組んでいる。

多様な土壌やミクロクリマが入り組んだ土地ゆえに、小さなブロックに区画分けして個々に管理している。

植樹:1997年
植樹面積:25ha
標高:180-270m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

アルテッツィア・エステート・ヴィンヤード

標高約777mに位置し、マウント・ヴィーダーAVAにおいて最も標高が高く、ナパ・ヴァレー全体でも有数の高地にある畑。
サンパブロ湾から受ける気候的影響と標高により、昼間は比較的涼しく、夜間は暖かい。生育期間は長くなり、ゆっくりと完熟する。
「Altezia」という名前は、標高を意味し、スイスの第4公用語であるロマンシュ語に由来するとされる。

植樹:2001年
植樹面積:5.2ha
標高:760m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シラー

ペリドット・エステート・ヴィンヤード

その名の通り「宝石のような」わずか約1.8hの畑。マウント・ヴィーダーAVAの北端に位置し、森林に囲まれた急斜面の段々畑で、標高約275〜365m。東〜北東向きの斜面で、風通しと水はけに優れる。

植樹:2007年
植樹面積:1.8ha
標高:270-360m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ベリー・レーン・エステート・ヴィンヤード

2023年に購入した新しい自社畑。クームスヴィルAVAに位置し、サンパブロ湾に近いため、夏場の気温はナパの他地域より最大で約6℃も低く、熱波の影響も受けにくい冷涼な環境。
現在、段階的な植え替えが進められてる。

植樹:1988年、2024年に改植
植樹面積:5.26ha
標高:24m
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、シャルドネ、プティット・アルヴィーヌ