レイ・シニョレッロ・ジュニアがエステートから飛び出し、ナパ・ヴァレー銘醸3地区から究極のナパカベを純粋に表現

Napa Valley
S by Ray Signorello エス・バイ・レイ・シニョレッロ


1977 年創業「シニョレッロ・エステート」はナパ・ヴァレーの南・オークノールAVAの東側シルバラード・トレイル沿いに自社畑を持つ歴史あるワイナリー。 イタリア系初代レイ・シニョレッロ・シニアの息子レイ・シニョレッロ・ジュニアが彼自身のプロジェクトとして三つのブランドを造る。 「エス by レイ・シニョレッロ」はオークノールの自社畑だけでないナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを表現したいと、ハウエル・マウンテン、ラザフォード、セント・ヘレナの3つの畑をブレンドして、モダンでふくよか、究極に人々を魅了するナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを造るというビジョンのブランド。 Sのラベルは、シニョレッロ・エステートの設立者である父レイ・シニアから贈られた家宝のモノグラム柄のカフスボタンのシンプルさとエレガンスさにインスパイアされロゴとした。 レイ・ジュニアと共にワインメーカーを務めるのはシニョレッロ・エステートでもワインを造るプリヤンカ・フレンチ。(フランス、ニュージーランドで修行を積んだ)

オーナー&ワインメーカー:レイ・シニョレッロ・ジュニア

共同ワインメーカー:プリヤンカ・フレンチ
S by Ray Signorello Cabernet Sauvignon を造るナパ・ヴァレーの3つの畑
シルヴァン・レイク・ヴィンヤード/ Sylvan Lake
ハウエル・マウンテンの森の中に隠れた宝石と言える畑。 家族経営のブドウ畑は歴史的に有名で、この地はかってネイティブ・アメリカンの部族が旅する際に、近隣の森でドングリを採り、キャンプをするのに使われていた。 鬱蒼とした森に囲まれ、燦燦と太陽の光が降り注ぐ独自のテロワールがあり、毎日長い日照時間が確保出来、完熟したダイナミックな果実味 が溢れ(ブラックベリー、紅茶やクッキング・スパイスなど)、力強いタンニンが構成され、果実、酸、タンニンが調和の取れたバランスを生み出す。
地区:ハウエル・マウンテン
農法:オーガニック
台木:110R
クローン:169
植樹間隔:樹間1.2m、畝間2.1m
仕立て:VSP
創業:2013年

チャイクス・ヴィンヤード/ Chaix Vineyard
ラザフォードの西側銘醸畑に囲まれた歴史ある15haの畑は、1909年に死火山となったマウント・セント・ジョン火山の麓に位置する。 近隣の銘醸畑はペジュ、フェルプス、イングルヌック、スタッグリン、ケークブレッド、モリソリ・ヴィンヤード。世界的に有名なラザフォード・ベンチの中でも人気の区画にある。 樹齢が高く、果実の表情が豊かで、凝縮感があり、濃厚で気品に溢れる。ワインはラザフォードの特徴である、インクの様な濃厚な色合いで、層が厚く、複雑味たっぷりに仕上がる。
地区:ラザフォード
土壌:古代の河の流れにより堆積し形成された、水はけのよい、砕けやすく、層の厚い砂岩と礫からなる深い土壌。
農法:オーガニック
台木:O39-16
クローン:7
植樹間隔:樹間1.8m、畝間3.7m
仕立て:カリフォルニア・スプロール(クゥワッド・コルドン)独自の株仕立て
創業:2001年

ソラーレス・ヴィンヤード/ Solares Vineyard
ミゲル・ソラーレス所有。セント・ヘレナの東側に位置する。古代の河が創った沖積土の深い土壌で、カベルネ・ソーヴィニヨンに使う3つの畑の中で最も樹勢が強い。 畑の畝は北東から南西に向いており、ブドウの房に最適な日射しが当たようにしたてられている。 セント・ヘレナの典型的な特徴として、赤系、青系の両方のベリー系果実、しなやかなタンニン、 フル・ボディでボリュームがありながら、調和が取れ、複雑な味わいの要素が幾層にも重なる。
地区:セント・ヘレナ
農法:オーガニック
台木:O39-16
クローン:30
土壌:火山性のブーマー砂利壌土、礫が混じる
植樹間隔:樹間1.2m、畝間2.1m
仕立て:CAスプロール ( クワッド・コルドン) 独自の株仕立て、
カリフォルニア・スプロール (クゥワッド・コルドン)独自の株仕立て
創業:2014年


S by Ray Signorello が生産しているワイン

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