希望小売価格 120,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2019年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | スプリング・マウンテン/ Spring Mountain |
畑 | スプリング・マウンテン・ヴィンヤード/ Spring Mountain Vineyard 、ワーテレ・ヴィンヤード/ Wurtele Vineyard、イヴェルドン・ヴィンヤード/ Yverdon Vineyard |
備考 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | クリス・カーペンター/ Christopher Carpenter |
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醸造 | |
熟成 | 仏産樽(新樽87%)にて21か月熟成 |
土壌 | 火山性堆積ローム |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 15.1% |
品番 | 1LOKM28119 |
JAN | 無し |
入数 | 3 |
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コメント
自社畑ワーテレ・ヴィンヤード(標高300m)、自社畑イヴェルドン・ヴィンヤード(標高640m)を主体に、契約栽培のスプリング・マウンテン・ヴィンヤード(標高550m)がブレンドされる。
1993年AVAに設立されたスプリング・マウンテン・ディストリクトは、ナパ・ヴァレーとソノマ・カウンティを隔てるマヤカマス山脈の東斜面、セント・ヘレナの町の上に位置する。日中の冷涼な気温、痩せた土壌、急傾斜の葡萄畑は段々畑が組み合わさり、カベルネ・ソーヴィニヨンにとって理想的な生育条件を生み出している。スプリング・マウンテンのワインは、特徴的な花の香り、深い赤系果実の風味、滑らかなタンニンを表現している。
ワインメーカー/クリス・カーペンターのテイスティング・コメント
スプリング・マウンテンに初めてブドウを植えたのは、1874年にラ・ペルラ・ヴィンヤードを植えたチャールズ・レムとされている。スプリング・マウンテンは地形的に珍しい組み合わせで、堆積土壌と火山性土壌の両方が混在しているため、山の斜面全体に多くの小さな泉が湧き出しており、これがこのAVAの名前の由来となっている。この土壌と全般的に穏やかな気温の組み合わせは、2019年のロコヤに特によく表れており、ラズベリー・ジャム、イタリアン・マリネ・チェリー、桜の花のアロマが感じられ、引き締まった酸味と堅牢な硬いがっしりとしたタンニンに支えられ、甘やかなフィニッシュが印象に残る。
98P:ジェブ・ダナックのテイスティング・コメント
熟した赤と黒のプラム、黒鉛、ブーケ・ガルニ、タバコ、見事なブーケの香り。リッチでフルボディ、見事なバランスと長い余韻のある味わい。複雑さ、ニュアンス、バランス、そして力強さと豊かさが光る。4~5年の瓶熟に値し、20~25年は保つだろう。
- 標高:550m
- 設立:1873年~1891年開墾・植樹開始
- 植樹面積:91ha 135ブロック
- 土壌:火山性堆積ローム
- ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実
スプリング・マウンテン・ヴィンヤード
- 標高:300m
- 設立:1991年 開墾・植樹開始
- 植樹面積:14ha 16ブロック
- 土壌:火山性堆積ローム
- ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実
ワーテレ・ヴィンヤード(自社畑)
- 標高:640m
- 設立:1960年代に開墾・植樹、2001~2008年改植
- 植樹面積:10ha 39ブロック
- 土壌:川の堆積土壌が隆起&火山性堆積ローム
- ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実
イヴェルドン・ヴィンヤード(自社畑)
ナパ・ヴァレー「山カベ」の第一人者 4つのマウンテンAVAの特徴を綿密に描き出す
Napa Valley
Lokoya ロコヤ
創業1995年、ロコヤは、ナパ・ヴァレーの4つの標高の高い山岳AVAの自社畑及び厳選した契約農家から100%カベルネ・ソーヴィニヨンで4つのワインを造る。マウント・ヴィーダー、ハウエル・マウンテン、スプリング・マウンテン、ダイヤモンド・マウンテンである。カベルネ・ソーヴィニヨンを通して、各山岳AVAの個性(気候、土壌、日照など)をグラスに注がれたワインに綿密に表現することを一貫した理念としている。標高が高い葡萄畑では栽培管理が非常に重要で日々細心の注意を払っていく必要がある。各ヴィンテージにおける畑の状況を深く理解し、収穫された果実の個性をそのままにワイン造りにおいても人的介入は最小限に抑え、果実が可能な限り自然で雄弁に表現できるように促すのはワインメーカー、クリストファー・カーペンターの手腕である。
クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter
現在、ジャクソン・ファミリー傘下のワイナリー、ナパ・ヴァレーではロコヤ、ラ・ホタ、カーディナル、マウント・ブレイブ、カラダン、南オーストラリアのヒッキンボッサムのワインメーカーを務める。
シカゴ出身、大学では生物学を学び、医療機器関連企業に勤め、シカゴの食文化、レストランシーンでワインに親しみ、1993年にナパ・ヴァレーを訪れた際に、科学的知性と創造性の両方に挑戦できるライフスタイルに感銘。
その後すぐにUCデイヴィスで学び始め、栽培と醸造の両分野で修士号を取得後イタリア・ティニャネロで研修。そこでワイン、食事、文化がどのように融合していくかを学び、今後の指標になったと言う。
1998年、クリスはナパ・ヴァレーに戻り、カーディナルで働き始め、2000年にはロコヤのワインメーカーに就任。その後、ラ・ホタ、マウント・ブレイブのワインメーカーに就任するとともに、自社畑をハウエル・マウンテン、マウント・ヴィーダーに取得する。
クリスの科学的視点とワイン、食、文化への飽くなき探求と情熱が、多くのワイナリーを統括しつつ、それぞれの畑、ワイナリー、ワインの個性を的確に表現していく源となっている。
クリスは妻のティナとともにスローフード協会ナパ・ヴァレー支部を立ち上げ、クリスはナパ郡資源保全協会、フェスティバル・ナパ・ヴァレー、ナパ・ヴァレー・ユース・シンフォニーの役員を務める。熱心なコンサート愛好家である。
クリス曰く「成功とは、自分の好きなことを、好きな時に、好きなようにできる自由を手に入れることである。そしてその結果、自分が創造したものを他の人々が楽しみ、感謝するのを見ることが最大の喜びだ。」
クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter
スプリング・マウンテン自社畑ワーテレ・ヴィンヤード(標高300m) 自社畑イヴェルドン・ヴィンヤード (標高640m) を主体に、契約栽培のスプリング・マウンテン・ヴィンヤード(標高550m) がブレンド ナパ・ヴァレーとソノマ・カウンティを隔てるマヤカマス山脈の東斜面、セント・ヘレナの町の上に位置する。特徴的な花の香り、深い赤系果実の風味、滑らかなタンニン、引き締まった酸味と堅牢ない硬いがっしりとしたタンニンに支えられ、甘やかなフィニッシュが印象に残る。