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カベルネ・ソーヴィニヨン ダイヤモンド・マウンテン ナパ・ヴァレー 2019

Cabernet Sauvignon Diamond Mountain Napa Valley

生産者: ロコヤ

Lokoya

希望小売価格 120,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 ダイヤモンド・マウンテン/ Diamond Mountain
ウォリス・ヴィンヤード/ Wallis Vineyard、ライオライト・リッジ・ヴィンヤード/ Rhyolite Ridge Vineyard
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー クリス・カーペンター/ Christopher Carpenter
醸造
熟成 仏産樽(新樽84%)にて21か月熟成
土壌 火山性堆積ローム
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.5%
品番 1LOKM22119
JAN 無し
入数 3
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コメント

自社畑ライオライト・リッジ・ヴィンヤード (標高365m)、 自社畑ウォリス・ヴィンヤード (標高450m) を主体に、契約栽培のアンドリュー・ジョフリー・ヴィンヤード (標高550m) がブレンド 北部のカリストガの町を見下ろし、ナパ・ヴァレーの西端を取るマヤカマス山脈の一部であり、霜が上がる遥か上に位置するブドウ畑は、北部のヴァレー・フロアに比べると気温差が少なく、日中は涼しく、夜間は暖かい。豊かなブラックチェリーの風味とダークチョコレートの香りを示し、タンニンが比較的柔らかいフルボディのワインとなる。

自社畑ライオライト・リッジ・ヴィンヤード(標高365m)、自社畑ウォリス・ヴィンヤード(標高450m)を主体に、契約栽培のアンドリュー・ジョフリー・ヴィンヤード(標高550m)がブレンドされる。
ダイヤモンド・マウンテンはナパ・ヴァレー北部のカリストガの町を見下ろし、ナパ・ヴァレーの西端を縁取るマヤカマス山脈の一部である。霧が上がる遥か上に位置するブドウ畑は、北部のヴァレー・フロアに比べると気温差が少なく、日中は涼しく、夜間は暖かい。標高が高く、土壌が痩せ、気候が穏やかなため、豊かなブラックチェリーの風味とダークチョコレートの香りを示し、タンニンが比較的柔らかいフルボディのワインとなる。

ワインメーカー/クリス・カーペンターのテイスティング・コメント

1868年、ジェイコブ・シュラム(シュラムスバーグの創業者)は、ナパ・ヴァレー最北端・西側山裾の小さな区画に植樹したのがこの地区の葡萄畑の最初となる。
土壌は火山性で、黒曜石や流紋岩(ライオライト)の破片が一般的なローム層土壌と絡み合っていたため、この地域はダイヤモンド・マウンテンとして知られるようになる。ここは他の山岳AVAよりも少し温暖で、毎日霧が最初に発生する山のひとつである。
2019年はボイズンベリー、スペアミント、エスプレッソ豆を挽いた時の弾けるような香りと、繊細なミネラル感、ビターチョコレートのような果実味、丸みがありマイルドながら、しっかりとしたタンニンが感じられる。

97+P:ジェブ・ダナックのテイスティング・コメント

エレガントでありながら凝縮感があり、しっかりとした酒質で、横に広がりを感じるカベルネ。
クレーム・ド・カシス、ブラック・ラズベリー、黒鉛、焦がした土、いくつかの花の香りが際立ち、味わいはフルボディで、ピュアな果実、しっかりと熟したタンニン、明るい酸味、秀逸なミネラル感がある。このリッチで凝縮した骨格のある2019年は5~6年の瓶熟を保証し、信じられないほど長く熟成するであろう。

ダイヤモンド・マウンテンのロコヤ使用畑の位置

ウォリス・ヴィンヤード(自社畑)

  • 標高:300m
  • 設立:1991年 開墾・植樹開始
  • 植樹面積:14ha 16ブロック
  • 土壌:火山性堆積ローム
  • ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実

    ライオライト・リッジ・ヴィンヤード

  • 標高:640m
  • 設立:1960年代に開墾・植樹、2001~2008年改植
  • 植樹面積:10ha 39ブロック
  • 土壌:川の堆積土壌が隆起&火山性堆積ローム
  • ワインの個性:細かい良質なタンニン、華やかな花の香り、赤系果実
LOKOYA ロコヤ

ナパ・ヴァレー「山カベ」の第一人者 4つのマウンテンAVAの特徴を綿密に描き出す

Napa Valley

Lokoya ロコヤ

創業1995年、ロコヤは、ナパ・ヴァレーの4つの標高の高い山岳AVAの自社畑及び厳選した契約農家から100%カベルネ・ソーヴィニヨンで4つのワインを造る。マウント・ヴィーダー、ハウエル・マウンテン、スプリング・マウンテン、ダイヤモンド・マウンテンである。カベルネ・ソーヴィニヨンを通して、各山岳AVAの個性(気候、土壌、日照など)をグラスに注がれたワインに綿密に表現することを一貫した理念としている。標高が高い葡萄畑では栽培管理が非常に重要で日々細心の注意を払っていく必要がある。各ヴィンテージにおける畑の状況を深く理解し、収穫された果実の個性をそのままにワイン造りにおいても人的介入は最小限に抑え、果実が可能な限り自然で雄弁に表現できるように促すのはワインメーカー、クリストファー・カーペンターの手腕である。

クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter

現在、ジャクソン・ファミリー傘下のワイナリー、ナパ・ヴァレーではロコヤ、ラ・ホタ、カーディナル、マウント・ブレイブ、カラダン、南オーストラリアのヒッキンボッサムのワインメーカーを務める。

シカゴ出身、大学では生物学を学び、医療機器関連企業に勤め、シカゴの食文化、レストランシーンでワインに親しみ、1993年にナパ・ヴァレーを訪れた際に、科学的知性と創造性の両方に挑戦できるライフスタイルに感銘。

その後すぐにUCデイヴィスで学び始め、栽培と醸造の両分野で修士号を取得後イタリア・ティニャネロで研修。そこでワイン、食事、文化がどのように融合していくかを学び、今後の指標になったと言う。

1998年、クリスはナパ・ヴァレーに戻り、カーディナルで働き始め、2000年にはロコヤのワインメーカーに就任。その後、ラ・ホタ、マウント・ブレイブのワインメーカーに就任するとともに、自社畑をハウエル・マウンテン、マウント・ヴィーダーに取得する。

クリスの科学的視点とワイン、食、文化への飽くなき探求と情熱が、多くのワイナリーを統括しつつ、それぞれの畑、ワイナリー、ワインの個性を的確に表現していく源となっている。

クリスは妻のティナとともにスローフード協会ナパ・ヴァレー支部を立ち上げ、クリスはナパ郡資源保全協会、フェスティバル・ナパ・ヴァレー、ナパ・ヴァレー・ユース・シンフォニーの役員を務める。熱心なコンサート愛好家である。

クリス曰く「成功とは、自分の好きなことを、好きな時に、好きなようにできる自由を手に入れることである。そしてその結果、自分が創造したものを他の人々が楽しみ、感謝するのを見ることが最大の喜びだ。」

クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter

畑情報

ロコヤは、ナパ・ヴァレーの4つの標高の高い山岳AVAの自社畑及び厳選した契約農家から100%カベルネ・ソーヴィニヨンで4つのワインを造る。

ハウエル・マウンテン/1995年初リリース
1983年AVA認定

マウント・ヴィーダー/1995年初リリース
1990年AVA認定

スプリング・マウンテン/2005年初リリース
1993年AVA認定

ダイヤモンド・マウンテン/1995年初リリース
2001年AVA認定