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カベルネ・ソーヴィニヨン ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー 2019

Cabernet Sauvignon Howell Mountain Napa Valley

生産者: ロコヤ

Lokoya

希望小売価格 120,000 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 ハウエル・マウンテン/ Howell Mountain
W.S. キーズ・ヴィンヤード/ W.S. Keyes Vineyard
備考

詳細データ MORE

ワインメーカー クリス・カーペンター/ Christopher Carpenter
醸造
熟成 仏産樽(新樽91%)にて21か月熟成
土壌 白い火山灰堆積土壌の鉄分を含む赤土の火山性土壌に大きな岩が混じる
サスティナブル認証
評価 100P
キャップ コルク
アルコール度数 15.0%
品番 1LOKM24119
JAN 無し
入数 3
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コメント

自社畑 W. S. キーズ・ヴィンヤード、ヴァカ山脈の北東に位置し標高556m、火山性のトゥーファ土壌 (火山灰堆積)と鉄分を含んだ赤い粘土。霧ラインより遥かに高く、気温は低いが穏やかで、特にカベルネ・ソーヴィニヨンはすのに十分な生育期間がある為、皮の厚い葡萄となる。熟したブラックベリー、ダークチョコレート、トースト、松脂の風味、 砂利や鉄分のようなミネラルのスパイスが効き、濃厚で力強いを素晴らしい特徴を備えている。

ナパ・ヴァレーのヴァカ山脈の北東に位置するハウエル・マウンテンAVAの最高点は標高762mになる。
自社畑W.S.キーズ・ヴィンヤードは1888年に植樹され、1995年の初ヴィンテージ以来、ロコヤのハウエル・マウンテン独占畑として造り続けられている。
標高556m、霧ラインより遥かに高く、気温は低いが穏やかで、特にカベルネ・ソーヴィニヨンは熟すのに十分な生育期間がある為、皮の厚い葡萄となる。畑はポンデローサ松の森に囲まれ、安定した風と日光を浴び、痩せた水はけの良い土壌は、葡萄の樹にストレスを与え、小粒のブドウが収穫でき、深みのある凝縮した味わいと、特徴的なミネラル感、土っぽさを持つ。

ワインメーカー/クリス・カーペンターのテイスティング・コメント

レデリック・ヘスやW.S.キーズのような葡萄栽培のパイオニアが、1800年代後半にハウエル・マウンテンをワイン産地として確立。
特徴的な土壌は、火山性のトゥーファ土壌(火山灰堆積)と鉄分を含んだ赤い粘土、そして針葉樹が長い年月をかけて葉を土に埋め戻したことに由来する。
サン・パブロ湾から北に向かう冷たく湿った空気の多くがハウエルを通過し、この地域の赤ワインにヨーロッパ的な特徴を与えている。
2019年のロコヤは、熟したブラックベリー、ダークチョコレート、トースト、松脂の風味にその効果が表れており、砂利のようなミネラルのスパイスが効いた素晴らしいテクスチャーの要素に支えられている。

100P:ジェブ・ダナックのテイスティング・コメント

信じられないようなクレーム・ド・カシス、チョーキーなミネラル、鉄分、春の花、ブラックオリーブのタプナードが香りを際立たせ、口に含むとフルボディで、タンニンが積み重なり、樽が良く溶け込み、果実の素晴らしい完熟感があり、素晴らしいフィニッシュを持つ。
グラスの中で時間を置くと美しく開き、古典的なマウンテンの骨格と凝縮感がある一方で、豊かな果実味としなやかな口当たりが素晴らしく、疑いなく今でも楽しんで飲むことが出来るが、できることなら4~5年はボトルを隠しておきたい。30~40年熟成する偉大なワイン。

ハウエル・マウンテンのロコヤ使用畑の位置

W.S. キーズ・ヴィンヤード(自社畑)

  • 標高:556m ハウエル・マウンテンAVAのいくつかの頂きの一つで、高い標高にある平地部分に位置する
  • 設立:1881年開墾・植樹開始
  • 植樹面積:27ha 33ブロック
  • 土壌:白い火山灰堆積土壌の鉄分を含む赤土の火山性土壌に大きな岩が混じる
  • ワインの個性:がっしりとした良質なタンニン、鉱物的なミネラル感と土壌に由来する土っぽさを持つ
LOKOYA ロコヤ

ナパ・ヴァレー「山カベ」の第一人者 4つのマウンテンAVAの特徴を綿密に描き出す

Napa Valley

Lokoya ロコヤ

創業1995年、ロコヤは、ナパ・ヴァレーの4つの標高の高い山岳AVAの自社畑及び厳選した契約農家から100%カベルネ・ソーヴィニヨンで4つのワインを造る。マウント・ヴィーダー、ハウエル・マウンテン、スプリング・マウンテン、ダイヤモンド・マウンテンである。カベルネ・ソーヴィニヨンを通して、各山岳AVAの個性(気候、土壌、日照など)をグラスに注がれたワインに綿密に表現することを一貫した理念としている。標高が高い葡萄畑では栽培管理が非常に重要で日々細心の注意を払っていく必要がある。各ヴィンテージにおける畑の状況を深く理解し、収穫された果実の個性をそのままにワイン造りにおいても人的介入は最小限に抑え、果実が可能な限り自然で雄弁に表現できるように促すのはワインメーカー、クリストファー・カーペンターの手腕である。

クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter

現在、ジャクソン・ファミリー傘下のワイナリー、ナパ・ヴァレーではロコヤ、ラ・ホタ、カーディナル、マウント・ブレイブ、カラダン、南オーストラリアのヒッキンボッサムのワインメーカーを務める。

シカゴ出身、大学では生物学を学び、医療機器関連企業に勤め、シカゴの食文化、レストランシーンでワインに親しみ、1993年にナパ・ヴァレーを訪れた際に、科学的知性と創造性の両方に挑戦できるライフスタイルに感銘。

その後すぐにUCデイヴィスで学び始め、栽培と醸造の両分野で修士号を取得後イタリア・ティニャネロで研修。そこでワイン、食事、文化がどのように融合していくかを学び、今後の指標になったと言う。

1998年、クリスはナパ・ヴァレーに戻り、カーディナルで働き始め、2000年にはロコヤのワインメーカーに就任。その後、ラ・ホタ、マウント・ブレイブのワインメーカーに就任するとともに、自社畑をハウエル・マウンテン、マウント・ヴィーダーに取得する。

クリスの科学的視点とワイン、食、文化への飽くなき探求と情熱が、多くのワイナリーを統括しつつ、それぞれの畑、ワイナリー、ワインの個性を的確に表現していく源となっている。

クリスは妻のティナとともにスローフード協会ナパ・ヴァレー支部を立ち上げ、クリスはナパ郡資源保全協会、フェスティバル・ナパ・ヴァレー、ナパ・ヴァレー・ユース・シンフォニーの役員を務める。熱心なコンサート愛好家である。

クリス曰く「成功とは、自分の好きなことを、好きな時に、好きなようにできる自由を手に入れることである。そしてその結果、自分が創造したものを他の人々が楽しみ、感謝するのを見ることが最大の喜びだ。」

クリストファー・カーペンター/ Christopher Carpenter

畑情報

ロコヤは、ナパ・ヴァレーの4つの標高の高い山岳AVAの自社畑及び厳選した契約農家から100%カベルネ・ソーヴィニヨンで4つのワインを造る。

ハウエル・マウンテン/1995年初リリース
1983年AVA認定

マウント・ヴィーダー/1995年初リリース
1990年AVA認定

スプリング・マウンテン/2005年初リリース
1993年AVA認定

ダイヤモンド・マウンテン/1995年初リリース
2001年AVA認定