生産者: オーベール ワインズ
希望小売価格 38,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2022年 |
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容量 | 750ml |
タイプ | 白ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | シャルドネ100% |
ブレンド品種 | |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ソノマ・コースト/ Sonoma Coast |
ネステッドAVA、他 | |
畑 | パーク・アヴェニュー・ヴィンヤード 自社畑/ Park Avenue Vineyard Estaste |
備考 | 96-98P The Wine Independent by Lisa Perrotti-Brown Sep.2023 |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | マーク・オーベール/ Mark Aubert |
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醸造 | 仏産樽(新樽率約80%)にて醗酵、自然酵母100%、MLF100% |
熟成 | 無濾過、無清澄でボトリング |
土壌 | ローム質のゴールドリッジ、下層には古代の海底で堆積された土壌が隆起し広がっている |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
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アルコール度数 | 15.0% |
品番 | 1AUBC51122 |
JAN | 無し |
入数 | 12 |
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コメント
ヴィンテージ情報
2022年は前年後半の冬からたっぷり雨が降り、乾燥した前年に疲れた根と土壌をリフレッシュさせ、春は温暖な天候が続き健全でバランスの取れた作柄を予想させた。8月と9月初旬の暑さが風味と酸味を更に凝縮させ、バランスの取れた栄養状態の濃厚で完熟した葡萄が収穫できた。2022年のシャルドネは、その洗練さ、凝縮感、若々しい緑の縁、まぶしいほどの淡黄色の輝きを放つ。香りには新鮮で華やかな花、スイカズラ、セロリ、ローズオイルなどが共通して現れ、ジューシーで甘美でなめらかな舌触り、驚くほどの凝縮感がオーベールの個性を照らし出すヴィンテージとなった。
テクニカル情報
夜まだ涼しいうちに収穫、5-6時間以内に樽に入ることをターゲットしている。冷蔵車で直ちにワイナリーに持ち込み、選果・圧搾の後、仏産樽(約80%新樽、20%1年使いの樽)に入れゆっくりと健全な発酵を進め、約10ケ月かけて第一次と第二次発酵(100%自然酵母、MLF100%)を行う。澱が自然に降りるのを待ってから、樽選択をしてステンレスタンクに移し、4-5か月落ち着かせ、毎年12月に人工的な清澄無し、フィルター無しでボトリング。発酵・熟成期間約15ヶ月(樽とタンク)
マーク・オーベーのテイスティング・コメント
グラスから風味豊かでエキゾチックなニュアンスが立ち上がり、ユズオイルやパッションフルーツ、レモングラスの香りが特徴的。口当たりは軽やかで新鮮さがあり、アーモンドクロワッサンや熟したアプリコットの風味が加わることで、引き締まった口当たりと豊かさが感じられる。後から現れるオレンジオイルやホワイトペッパーが更に複雑さを加え、繊細な酸味が口の中で広がりながら、ワインの長い余韻をしっかりと引き立てている。少しだけ靄がかかったように見えるのはノン・フイルターでうまみが削られていない証拠である。
96-98P The Wine Independent by Lisa Perrotti-Brown Sep.2023
フルボディの味わいで、柑橘とスパイスの華やかな風味が爆発し、なめらかなテクスチャーと鮮烈な酸が全体を引き締め、長く風味豊かな余韻で締めくくる。
パーク・アベニュー・ヴィンヤードは、二つの自社畑ローレンとCIXの間に位置し、フォレストヴィルの町を見下ろす小高い丘の上にある。エステート・ヴィンヤードとしては4番目に植樹されたが、ワインがリリースされたのは5番目になる。ローレンと同じ丘陵地で、日照の向きも同じだが、下層の土壌には古代の海底が広がり、ローレンの土壌とはっきりと異なる。
オベールは2013年にこの畑を購入した。以前はリンゴ畑であったこの約5haの土地は、隣人が所有していたが、彼の逝去に伴い譲られた。畑まで続く長い道があるため、「パークアベニュー」という名前がつけられた。主にハイド・クローンが植えられており、一部はモンラッシェ・クローンが101-14と420Aの台木に接ぎ木されている。
マーク・オーベールが造るカリフォルニアのカルト・シャルドネ&ピノ・ノワールの5本指に入り10年以上熟成の可能性を持つ希少品
Aubert Wines オーベール・ワインズ
オーベールの設立は1999年。マーク・オーベールはピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアント等綺羅星のごとき有名ワイナリーのコンサルタントを手掛けてきた凄腕。2010年についに自身の夢である醸造所を購入。現在は自身のワイナリーに専念し、カーネロス、ソノマ・コースト、ナパ・ヴァレーの9つの自社畑と契約畑からシャルドネとピノ・ノワールを造る。マーカッシン、コングスガード、キスラーと並び立つ名品を造り続けている。霞がかかったような色合いが特徴でノン・フイルターでうまみが削られていない証拠。年2回のリリースタイミングで輸入後すぐに完売となってしまう希少品。
マーク・オーベールの造るカリフォルニア5本指に入るシャルドネとピノ・ノワール
マーク・オーベールは25年以上にわたり、カルトワインのワインメーカーとして活躍している。
彼はピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアントなど、名実ともに有名なブランドを手がけた後、1999年にオーベール・ワインズを設立。
2010年には自身の醸造設備を持ち、ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストの単一畑からシャルドネとピノ・ノワールを造っている。
彼が求めるシャルドネとは、100%仏産樽での発酵・熟成(高い新樽比率)を経ており、贅沢ながらもバランスが取れ、フィネスとエレガンスを体現するワインである。
マーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、カリフォルニアのシャルドネの頂点に位置し、10年の熟成の可能性を持つワインとの評価を受けており、アメリカではメーリングリストで直接販売され、選ばれたレストランのみに出荷するシステムをとっている。
パーク・アベニューのワインは、その味わいから、長い歴史と伝統を象徴し、そびえ立つ塔のように威厳があり、巨匠のような偉大さを想起させる壮大なワインとなる。畑は二つの自社畑ローレンとCIXの間に位置し、フォレストヴィルの町を見下ろす小高い丘の上にある。自社畑としては4番目に植樹されたが、ワインがリリースされたのは5番目になる。ローレンと同じ丘陵地で、日照の向きも同じだが、下層の土壌には古代の海底が広がり、ローレンの土壌とはっきりと異なる。