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【限定商品】アルバリーニョ ナパ・ヴァレー 2023

Albariño Napa Valley

希望小売価格 24,000 円(税別)

ヴィンテージ 2023年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい フル・ボディ
主要品種 アルバリーニョ100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 カーネロス/ Carneros
ハドソン・ヴィンヤーズ/ Hudson Vineyards
備考 在庫僅少

詳細データ MORE

ワインメーカー ジョン・コングスガード/ John Kongsgaard
醸造 数年使いの仏産樽にて醗酵
熟成 そのまま仏産樽で9か月澱と共に熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.1%
品番 1KONB32123
JAN 無し
入数 12
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コメント

カリフォルニアでは珍しいスペイン品種(比較的早飲み)をコングスガードが格上に仕上げる。このアルバリーニョの畑はカーネロスにあるハドソン・ヴィンヤードにあるわずか0.3haの区画で、涼しいサン・パブロ湾に面した岩がごろごろした急斜面に植樹されている。うっとりする白い花の様なアロマと、砕いた岩や石の鉱物的な要素と、レモンのはちみつ漬けのニュアンスが合わさる。爽やかで口当たりの滑らかな余韻に秀逸な酸が全体を支える核となっている。

この特別な畑の環境と、醸造方法によりスペシャルなワインとなっている。スペイン・ガリシア地方、リアス・バイシャスの雰囲気を十分に表しながら、カリフォルニア特有の凝縮感も共存するワインに仕上がっている。少し冷たく(9度位)、様々な魚介類の料理と楽しんでいただきたい。 ロバート・パーカーはかつて、このファースト・ヴィンテージを飲んだ時に「今まで飲んだカリフォルニア産アルバリーニョの最高峰。」とコメントをくれた。アントニオ・ガローニは「品格が備わった個性」とコメント。生産量はいつも少なく4樽のほど(90ケース)。ほぼ全てがアメリカ国内の選ばれたトップ・レストラン(ニューヨークとサンフランシスコ)のみに配荷され、日本には懇願して極少量のみ輸入される希少品。 スペインの北西、ポルトガルの上に飛び出たようなガリシア地方を原産とするこの品種は、若々しく早飲みするタイプの品種であるが、カリフォルニアでの知名度はほとんどなく、カリフォルニア全土でも栽培されているのは20ha以下。ほとんどがブレンド用。数えるほどのワイナリーが品種名で出すが低価格の早飲みワイン。 コングスガードは、この品種でプレミアム・ワインを造る。特にこの品種の持つ酸と果実のバランスにこだわる。ファースト・ヴィンテージは2011年。アメリカ国内のレストランのみにて販売。2年目に市場に僅かにリリース。

ハドソン・ヴィンヤード

この葡萄はナパ・ヴァレー、カーネロスにある「ハドソン・ヴィンヤード」で栽培されている。約0.3haのみの区画であるが、特別にセレクトした場所に植樹されている。ハドソン・ヴィンヤードの中でも、土壌が一番岩がちの区画を選び、朝日があたり、霧をしっかりと蒸発させる東向き斜面上部。そして午後の強い日差しには陰になる区画。このフレッシュで、魅惑的なアロマを持つ品種特性を良く分かった上で計画的に栽培されている。 (ハドソン・ヴィンヤードのポートフォリオにも載ってない、オーナー・リー・ハドソンとはプライベートな依頼も出来る仲である。)

テクニカル・コメント

収穫時期が非常に大きなポイントとなる。生き生きとした酸が溢れ、糖度は低めでも葡萄の要素が十分に熟した時点、酸は比較的高い状態で収穫し、涼しいセラーに持ち込まれる。 数年から十年近く使ったフランス産樽で醗酵・熟成(9か月)。天然酵母のみ、フレッシュな酸をキープできるように保ち、マロラクティック醗酵は行なわず、生き生きとした綺麗なりんご酸を大事にする。

ジョン・コングスガードからの2023年ヴィンテージコメント

うっとりする白い花の様なアロマと、砕いた岩や石の鉱物的な要素と、レモンのはちみつ漬けのニュアンスが合わさる。爽やかで口当たりの滑らかな余韻に秀逸な酸が全体を支える核となっている。

KONGSGAARD コングスガード

クラッシック音楽が充満する岩盤をくり抜いたアトラス・ピークにある新ワイナリーからコングスガードの更なる伝説が生み出される

Atlas Peak, Napa Valley

Kongsgaard
コングスガード

カリフォルニア・シャルドネ5本指と言えば、マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル、オーベールそしてコングスガード。最上級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から造られるマニア垂涎の逸品である。ジョン・コングスガードの造るワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量、天然酵母のみを使い、低温のセラーで長い時間をかけて醗酵を待つ。ノン・フィルター、ノン・ファイニング(人工的な清澄作業をしない)。今では当たり前のように言われるが最新鋭の化学設備で行うのではなく、ほぼ手作業。リスクの大きな造り方である。
眼鏡にかなう葡萄が出来なければそのワインを造らない。満足の行くクオリティーでなければ年により生産量が極端に変わる。自然によると言うよりも、ジョン・コングスガードのフィルターによりワインは造られていく。その厳しさが多くの信望者を集める由縁である。

コメント

カリフォルニアでは珍しいスペイン品種(比較的早飲み)をコングスガードが格上に仕上げる。このアルバリーニョの畑はカーネロスにあるハドソン・ヴィンヤードにあるわずか0.3haの区画で、涼しいサン・パブロ湾に面した岩がごろごろした急斜面に植樹されている。うっとりする白い花の様なアロマと、砕いた岩や石の鉱物的な要素と、レモンのはちみつ漬けのニュアンスが合わさる。爽やかで口当たりの滑らかな余韻に秀逸な酸が全体を支える核となっている。

リスキーな方法=葡萄の力を尊重し、厳しいまでの環境下で人力の介在を減らし、自然に任せる。完成形は少量のみ

ジョン・コングスガードは、若かりし日に目指したクラッシック音楽家としての将来を断念し、ナパ・ヴァレーに5世代続く稼業(土地に根差した農業、造園業、岩切り出し業)を家族と共に継いでいくことを妻・マギーと共に決断したのが1970年代。
ナパ市街にほど近いクームスヴィル/ Coombsvilleの山頂にある祖父が岩を切り出し販売する稼業を行っていた土地を開墾し、白品種の葡萄を植樹した。
アンドレ・チェリチェフから「岩だらけで、遮るものもない丘の上、強い風が通るこの土地から、絶対無二のものが出来る」とのアドバイスを受けたからである。その畑は、判事であった父に敬意を表し“The Judge Vineyard/ザ・ジャッジ・ヴィンヤード”と名付けられ、ここから伝説のワインが生み出されることになる。

1996年コングスガードとして初ヴィンテージをリリース。自社畑だけでなく、ナパ・ヴァレーの中でも最高の畑のオーナーたちと契約を結び、オーダーメイドで葡萄を注文する(低収量に制限する)ことを始めた第一人者である。ジョン・コングスガードが造るワインは、選び抜いたベストの区画から、極端なまでの低収量、天然酵母のみを使い、低温のセラーで長い時間をかけて醗酵を待つ。ノン・フィルター、ノン・ファイニング(人工的な清澄作業をしない)。今では当たり前のように言われるが最新鋭の化学設備で行うのではなく、ほぼ手作業。リスクの大きな造り方である。眼鏡にかなう葡萄が出来なければそのワインを造らない。満足の行くクオリティーでなければ年により生産量が極端に変わる。自然によると言うよりも、ジョン・コングスガードのフィルターによりワインは造られていく。

ジョン・コングスガード/ John Kongsgaard

カリフォルニア・シャルドネの5本指

カリフォルニア・シャルドネの5本指と言えば、コングスガード、オーベール、マーカッシン、キスラー、ピーター・マイケル。と言われる。

コングスガードの最高級シャルドネ「ザ・ジャッジ」は自社畑から造られるマニア垂涎の逸品であるが、その生産量は多くても15樽(約300ケースのみ)。少ない年は5樽(100ケースのみ)しか造らない程の希少品。
カーネロスの最高級畑の二つハドソン&ハイド・ヴィンヤードから造られるシャルドネ ナパ・ヴァレーも輸入早々に完売してしまいます。更にハドソン・ヴィンヤードから造られるシラーはカリフォルニア最高のシラーと高い評価を受けます。カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレーの東丘陵のアトラス・ピークを代表する引き締まった酒質で長熟が期待されますがやはり生産量が少ない為、入手困難を極めます。自社畑と契約農家からアルバリーニョ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、希少なレッド・ブレンド「フィマサウルス」も造らるがどれも稀少品。日本に輸入されてくるワインも限定数のみで、輸入して数か月で完売してしまう希少品。