カベルネ・ソーヴィニヨン エステート ムーン・マウンテン ソノマ・カウンティ 2019

ブリオンでは3人のワインメーカーがそれぞれの畑のワインを造る。
ムーン・マウンテンを手掛けるのはマシッモ・モンティセリ。カリフォルニア生まれ。

マッシモは醸造家の4代目で、第二次世界大戦後に祖父がイタリアからアメリカへ移住し、その際ブドウの苗木をスーツケースで持ち込んだ。
幼少期から祖父の畑で剪定や収穫、ワイン造りを手伝い、イタリアにルーツを持つ家族のもとで、家族や友人と食卓を囲むことの大切さを自然に学んだ。

UCデイビス校で醸造学とブドウ栽培学を学び、シルバー・オークで4回の収穫に携わりながら、ジャスティン・マイヤーの下で高品質なカベルネ・ソーヴィニヨン造りを徹底的に学んだ。
その後、兄の紹介により2003年の収穫からブリオンで働き始め、ソノマの畑で多様な品種を扱いながら経験を重ねていった。特にカベルネ・ソーヴィニヨンへの深い理解を基礎に、ブドウ品質の向上や区画選定に大きな役割を果たしている。