生産者: スローン エステート
希望小売価格 100,000 円(税別)
ヴィンテージ | 2017年 |
---|---|
容量 | 750ml |
タイプ | 赤ワイン |
味わい | フル・ボディ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン80% |
ブレンド品種 | 残り20%はメルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドのブレンド |
原産国名 | アメリカ |
地方名 | カリフォルニア |
AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
ネステッドAVA、他 | ラザフォード/ Rutherford |
畑 | スローン・エステート/ Sloan Estate |
備考 | Parker Point 96+Wine Advocate Jan. 2021 by Lisa Perrotti-Brown |
詳細データ MORE +
ワインメーカー | マーサ・マクレラン/ Martha Mcclellan |
---|---|
醸造 | 50~60日間の長期発酵 |
熟成 | 仏産樽にて27か月 |
土壌 | |
サスティナブル認証 | |
評価 | 90P以上 |
キャップ | コルク |
---|---|
アルコール度数 | 15.2% |
品番 | 1SLOP32117 |
JAN | 無し |
入数 | 3 |
-- | -- |
コメント
フラッグシップとなるこのワインはファースト・ヴィンテージの2000年から変わらずボルドー品種をブレンドし、各品種が自社畑の個性を十分に語るよう栽培、醸造、ブレンドにおいて繊細な気配りをしています。
目を見張るような複雑さと凝縮感、豪華な緊張感を持って気品と力強さをバランスさせています。
フルーツの素晴らしさ、土壌を反映したミネラル感、口いっぱいに広がる複雑な味わい、若い時は生き生きとした活力があり、熟成のポテンシャルが非常に高いワインです。
ヴィンテージ情報
2017ヴィンテージ:冬に十分な雨が降り、春は暖かい気温に恵まれ、暑い夏が葡萄の成長を早め、極端に暑い日が数回記録されたのがナパ・ヴァレーの2017年の特徴であるが、標高700mのスローンの畑では熱波の影響はほぼ無く、ゆっくりと完熟を迎え、幸いな事に山火事の前に収穫を終えた。 細心の選果を行いベストな葡萄がワインとなっている。
テクニカル情報
醸造:マーサ・マクレランのワイン造りの特徴でもある、長い醗酵期間(50~60日)の後、27ヵ月間仏産樽にて熟成。
ナパ・ヴァレーの中でも非常に長い醗酵・熟成期間を取って仕上げている。
故にマーサが造る他のワイナリーと同様に2023年秋現在、2019年が最新リリースとなる。
評価
Parker Point 96+Wine Advocate Jan. 2021 by Lisa Perrotti-Brown
2017年のスローンは「スローンの魅力= 濃厚でありながら繊細さも兼ね備える」に加えて「様々な要素を内包する複雑さを加味している。」 フルボディー、リッチで凝縮した果実、ビロードのような滑らかな口当たりに、魅惑的なスパイスのニュアンスが加わり、長い余韻は傑出しています。特徴ある土壌からくるスパイスやハーブのニュアンスはこの2017年ではインド系スパイス(カルダモン、クミンなど)の香りが現れ、ブラックベリー、カシス、プラム、ビタースウィート・チョコレートのアロマが際立ちます。味わいには良くこなれたタンニンが旨味ときめの細かい質感を生み出しています。瓶熟が長いスローンは今飲んでも十分にしなやかな味わいを楽しめ、今後の進化の期待が膨らみます。
ラザフォードの新鋭カルト・女性ワインメーカーが造る2大巨頭 東サイドはマーサ・マクレランが造るスローン・エステート
Rutherford, Napa Valley
Sloan Estate スローン・エステート
創業者スチュワート・スローンが1996年に、ナパ・ヴァレー、ラザフォードの東斜面、高級リゾートホテル「オー・ベルジュ・ド・ソレイユ」の上方、標高約700mに16haの土地を購入。1997年に約5haにボルドー品種を植樹。最高の人員を配しファースト・ヴィンテージ2000年をリリース。初リリースから3年目の2002年VTGでパーカー100点を獲得。最良年と言われる2007年もあまたのカルトワインと共に100点を獲得し、その名声はあっという間に広がった。2011年、16年掛けてスローン・エステートを作り上げてきた創業者スチュワート・スローン氏から、スートン・パン&ジェニー・パン父娘がスローン・エステート全体を買い取りオーナー変更。ワイン造りは今までと変わらず、栽培はデヴィッド・エイブリュー、ワインメーカーはマーサ・マクレラン、醸造&ブレンド・コンサルタントにミッシェル・ロランという最強の布陣で、今までの輝かしい功績に勝るとも劣らない情熱を持って、ナパ・ヴァレー東斜面のプレミアム・ワインを造り続けています。
ラザフォードの新鋭カルト・女性ワインメーカーが造る2大巨頭
東サイドはマーサ・マクレランが造るスローン・エステート
(西サイドはセリア・ウェルチが造るスケアクロウ)
創業者スチュワート・スローンが1996年に、ナパ・ヴァレー、ラザフォードの東斜面、高級リゾートホテル「オー・ベルジュ・ド・ソレイユ」の上方、標高約700mに16haの土地に興味を持ち、1997年に購入。
約5haにボルドー品種が植えられています。
最高の人員を配しファースト・ヴィンテージを2000年にリリース。
初リリースから3年目の2002年VTGでパーカー100点を獲得。
最良年と言われる2007年もあまたのカルトワインと共に100点を獲得し、その名声はあっという間に広がり、2015年100点、2016年仮100点を獲得。
15年掛けてスローン・エステートを作り上げてきた創業者スチュワート・スローン氏から、2011年にこのワインと土地に魅了されたスートン・パン&ジェニー・パン父娘との交渉が始まり、買収が成立しオーナーが変わった。
新オーナーは香港&ドイツ系の不動産、金融、通信家電などの大資本。
しかしながら、ワイン造りは今までと変わらず、押すに押されぬ盤石の態勢で、栽培はデヴィッド・エイブリュー/ David Abreu、ワインメーカーはマーサ・マクレラン/ Martha Mcclellan、醸造&ブレンド・コンサルタントにミッシェル・ロラン/ Michel Rollandという最強の布陣で、今までの輝かしい功績に勝るとも劣らない情熱を持って、ナパ・ヴァレー東斜面のプレミアム・ワインを造り続ける。
左から、マーサ・マクレラン、デヴィッド・エイブリュー、ミッシェル・ロラン
この特別な土地の土壌は、火山岩が破砕し、岩に空気を含む小さな穴が開いた石や砂利が堆積し、「トゥファ」と呼ばれる火山灰が長年をかけて凝固した塊が混じる。
水はけが良く、鉱物が水に溶け出したミネラルを葡萄の根が吸い上げ多くの土壌由来の成分を含んだ葡萄となる。
サン・パプロ湾から上がってくる霧は畑を覆い隠すまでは上がらず、冷たい空気を運び、南西を向いた斜面は十分な日照確保可能。
マーサ・マクレランのワイン造りの特徴でもある、長い醗酵期間(50-60日)の後、27ヵ月間仏産樽にて熟成。ナパ・ヴァレーの中でも非常に長い醗酵・熟成期間を取って仕上げている。フラッグシップとなるこのワインはボルドー品種をブレンドし、素晴らしい複雑さと凝縮感、豪華な緊張感を持って気品と力強さをバランス。フルーツの素晴らしさ、土壌を反映したミネラル感、口いっぱいに広がる複雑な味わい。